シクロクロス世界選手権を3連覇中のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・ドゥクーニンク)が、2025-26年シーズンの出場レースを発表した。ベルギーで開催されるワールドカップを中心に走りつつ、2月1日に母国オランダで行われる世界選手権での優勝を目指す。



今年2月のシクロクロス世界選手権で7勝目を飾ったマチュー・ファンデルプール(オランダ) photo:CorVos

2026年2月1日に行われるシクロクロス世界選手権(男子エリート)の舞台は、オランダのフルスト。3年ぶりとなる母国開催に向け、現在3連覇中のファンデルプールが今シーズンの出場スケジュールを公開した。

今年初戦を予定しているのは、ベルギーのナミュールで行われるUCIワールドカップ第4戦(12月14日)。しかしチームは「マチューがそこまでにレースに参戦できる状態になっているか、数日中にテストを行う予定」とし、暫定的なプランとしている。そこから2025年はベルギーで開催されるUCIワールドカップやX2Oトロフェーに出場。2026年は1月1日のX2Oトロフェーから開始し、エグザクト・クロスを挟み、UCIワールドカップを経て世界選手権に臨むスケジュールとしている。
マチュー・ファンデルプールCX2025-26年シーズン出場スケジュール
12月14日 UCIワールドカップ第4戦 ナミュール(ベルギー)
12月20日 UCIワールドカップ第5戦 アントワープ(ベルギー)
12月21日 UCIワールドカップ第6戦 コクサイデ(ベルギー)
12月22日 X2Oトロフェー第2戦 ホフスターデ(ベルギー)
12月26日 UCIワールドカップ第7戦 ガーフェレ(ベルギー)
12月29日 X2Oトロフェー第3戦 ルーンハウト(ベルギー)
1月1日 X2Oトロフェー第4戦 バール(ベルギー)
1月2日 エグザクト・クロス第5戦 モル(ベルギー)
1月4日 UCIワールドカップ第9戦 ゾンホーフェン(ベルギー)
1月18日 UCIワールドカップ第10戦 ベニドルム(スペイン)
1月24日 UCIワールドカップ第11戦 マースメヘレン(ベルギー)
1月25日 UCIワールドカップ第12戦 ホーヘルハイデ(オランダ)
2月1日 シクロクロス世界選手権 フルスト(オランダ)


シクロクロス世界選手権2025 男子エリート表彰台:1位ファンデルプール、2位ファンアールト、3位ネイス photo:UCI

2024-25年シーズンは8レースに出場し、最終戦となったシクロクロス世界選手権を含め全勝と、改めてその強さを示したファンデルプール。今大会で8度目の世界王者に輝けば、エリック・デフラーミンクが持つ最多優勝記録(7回)を更新し、単独最多記録を打ち立てることになる。

ファンデルプールとともに「ビッグ3」と呼ばれるワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)の今季CXスケジュールは、現時点ではまだ発表されていない。一方、トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)については、2025年のロードシーズンが長かったことから「今季のシクロクロスをスキップする可能性がある」と、チーム監督であるクルト・ボガーツ氏が語っている。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos