BMCの新型Teammachine SLR01をはじめ、フタバの展示会で披露された注目モデルをレポート。700gのフレーム重量を実現したフラッグシップや、カスタムペイントに最適なVAR 0、さらにリザードスキンズの新型バーテープDPS-ULTRAなど、幅広いラインアップをチェックした。

BMCのラインアップがずらりと並べられている
今年のフタバ展示会で注目されたのはフルモデルチェンジを果たしたばかりのTeammachine SLR01だ。既に試乗会にも用意されている新しいフラッグシップはフレームセットなどと合わせて展示され、ラインアップの全貌をチェックすることができた。
改めて新型Teammachine SLR01の特徴をおさらいしよう。フレームは700g(54サイズ)と前世代よりも18%のダイエットを果たし、フォークとシートポストを含めたフレームセット重量は1,173g(前世代比-16%)と全体で軽量性に磨きをかけた。

BMC最大の注目を集めたのは新型Teammachine SLR01だ

Teammachine SLR01のフレームセットはMetallic Blue Purpleなどカラーも魅力
さらにCdA値も軽量バイクとしてはカテゴリーでは高水準を実現。重量剛性値とジオメトリーも徹底的に突き詰めることで、登りだけではなく、下りでも性能を発揮するオールラウンドバイクに仕上げられている。
国内ではシマノULTEGRA DI2完成車と3種類のフレームセットで展開される。今回の展示会で目を引いたのはフレームセットのMetallic Blue Purpleだった。ベースカラーがベタ塗りの単色ではなく、パールカラーのように雰囲気のある色味とされており、高級感が際立っていたのが印象に残った。

Teammachine RのVAR 0は塗装が施されていない

カーボンのレイアップが目で見てわかるようになっている 
クリアコートのみの仕上げは軽量にもなっている

Teammachine R FIVEの完成車は要チェックだ
フレームセットの仕上げという話題ではTeammachine RのVAR 0というバージョンも注目してもらいたい。VAR 0はバリエーション0という意味で、カラーが無しのフレームセットであることを示している。具体的にいうと塗装は施さず、最低限のクリアコートのみが施されており、カスタムペイントのベースに最適なモデルだ。購入したフレームをそのまま使用すれば、塗装なしの軽量な状態となる。
またTeammachine Rは完成車のFIVEグレードは引き続き魅力的なパッケージとなっている。価格は1,242,780円(税込)に設定されているが、フレームセットが913,000円(税込)かつ、FIVEがシマノ105 DI2+カーボンホイールを搭載していることを考慮するとハイバリューなバイクになっている。

Speedmachine 01の新色が登場している
今回の展示会はタイムトライアルマシンのSpeedmachine01のニューカラーも2種類お披露目された。ひとつはBMCらしい赤色をアクセントカラーに配置したCool White / Neon Redと、もうひとつはゴージャスさが演出されているGold & Blackだ。
他にもBMCはラインアップが充実。ミドルグレードのTeammachine SLRは4.5世代に進化を果たしており、ブレーキケーブルなどもフレーム/フォークにフル内装式のバイクとなっている。RoadmachineやURSなども魅力的なバイクが揃っているため、積極的に開催されている試乗会をチェックしてみても良いだろう。

グラベルバイクのURSはアグレッシブのライドにピッタリ
フタバが取り扱う海外ブランドの中でも知名度が高いリザードスキンズ。ハイグリップバーテープでお馴染みのDPSに、使用される素材と厚み、パターンを一新したニューモデルDPS-ULTRAが登場する。野球のメジャーリーグでは既に使われている新素材を自転車用に採用したモデルで、耐久性が向上しているという。
厚みも1.9mm、2.7mm、3.5mmとなっており、絶妙な厚みがコントロール性と快適性、そしてダイレクトな握りを実現。新しいパターンはグリップ力を高めており、どのような状況でも安心できるバーテープに仕上げている。カラーも豊富なためぜひチェックしてもらいたい。

リザードスキンズのDPS-ULTRAが登場 
旧作とパターンや厚みが変更されている

チュースポーツのバーテープはツートンデザインも用意されている

トランプのマークが散りばめられている 
見る角度によって色味が変化する
今年からフタバが展開を開始したバーテープブランドのChusport(チュースポーツ)も新しい選択肢だ。新素材のR-TPUを表皮に採用し、従来のポリウレタンよりも優れた耐久性を実現している。さらにクッション性やグリップ力にも優れており、快適なバーテープとなっている。カラーラインアップも豊富で、グラデーションモデルや、見る角度によって色が変わるモデル、トランプのマークが描かれているモデルが揃う。
また今回シーサッカーの展示も注目の的だった。シーサッカーは吸盤を自動車のボディに吸着させるキャリアで、吸盤を真空状態にすることで固定力を高めることが特徴。その性能を示すようにホワイトボードにシーサッカーを装備、そこに自転車を乗せている展示で来場者の興味を引いた。

来場者の目を引いたシーサッカーの展示

アスセイバーズからワイドタイヤ向けのフェンダーが登場している

XPEDOのペダルも種類が豊富だ 
スイスストップのディスクブレーキローターも注目だ

フォースからクラシカルなクロスバイクが登場している
他にもアスセイバーズやソールスターなどサイクリストを支えるためのブランドや、フォースの新型クロスバイクや小径車なども展示会に登場した。フォースの新型バイクはライフスタイルに合わせやすいルックスとなっているため、こちらも新しい選択肢となっている。
Report : Gakuto Fujiwara

今年のフタバ展示会で注目されたのはフルモデルチェンジを果たしたばかりのTeammachine SLR01だ。既に試乗会にも用意されている新しいフラッグシップはフレームセットなどと合わせて展示され、ラインアップの全貌をチェックすることができた。
改めて新型Teammachine SLR01の特徴をおさらいしよう。フレームは700g(54サイズ)と前世代よりも18%のダイエットを果たし、フォークとシートポストを含めたフレームセット重量は1,173g(前世代比-16%)と全体で軽量性に磨きをかけた。


さらにCdA値も軽量バイクとしてはカテゴリーでは高水準を実現。重量剛性値とジオメトリーも徹底的に突き詰めることで、登りだけではなく、下りでも性能を発揮するオールラウンドバイクに仕上げられている。
国内ではシマノULTEGRA DI2完成車と3種類のフレームセットで展開される。今回の展示会で目を引いたのはフレームセットのMetallic Blue Purpleだった。ベースカラーがベタ塗りの単色ではなく、パールカラーのように雰囲気のある色味とされており、高級感が際立っていたのが印象に残った。




フレームセットの仕上げという話題ではTeammachine RのVAR 0というバージョンも注目してもらいたい。VAR 0はバリエーション0という意味で、カラーが無しのフレームセットであることを示している。具体的にいうと塗装は施さず、最低限のクリアコートのみが施されており、カスタムペイントのベースに最適なモデルだ。購入したフレームをそのまま使用すれば、塗装なしの軽量な状態となる。
またTeammachine Rは完成車のFIVEグレードは引き続き魅力的なパッケージとなっている。価格は1,242,780円(税込)に設定されているが、フレームセットが913,000円(税込)かつ、FIVEがシマノ105 DI2+カーボンホイールを搭載していることを考慮するとハイバリューなバイクになっている。

今回の展示会はタイムトライアルマシンのSpeedmachine01のニューカラーも2種類お披露目された。ひとつはBMCらしい赤色をアクセントカラーに配置したCool White / Neon Redと、もうひとつはゴージャスさが演出されているGold & Blackだ。
他にもBMCはラインアップが充実。ミドルグレードのTeammachine SLRは4.5世代に進化を果たしており、ブレーキケーブルなどもフレーム/フォークにフル内装式のバイクとなっている。RoadmachineやURSなども魅力的なバイクが揃っているため、積極的に開催されている試乗会をチェックしてみても良いだろう。

フタバが取り扱う海外ブランドの中でも知名度が高いリザードスキンズ。ハイグリップバーテープでお馴染みのDPSに、使用される素材と厚み、パターンを一新したニューモデルDPS-ULTRAが登場する。野球のメジャーリーグでは既に使われている新素材を自転車用に採用したモデルで、耐久性が向上しているという。
厚みも1.9mm、2.7mm、3.5mmとなっており、絶妙な厚みがコントロール性と快適性、そしてダイレクトな握りを実現。新しいパターンはグリップ力を高めており、どのような状況でも安心できるバーテープに仕上げている。カラーも豊富なためぜひチェックしてもらいたい。





今年からフタバが展開を開始したバーテープブランドのChusport(チュースポーツ)も新しい選択肢だ。新素材のR-TPUを表皮に採用し、従来のポリウレタンよりも優れた耐久性を実現している。さらにクッション性やグリップ力にも優れており、快適なバーテープとなっている。カラーラインアップも豊富で、グラデーションモデルや、見る角度によって色が変わるモデル、トランプのマークが描かれているモデルが揃う。
また今回シーサッカーの展示も注目の的だった。シーサッカーは吸盤を自動車のボディに吸着させるキャリアで、吸盤を真空状態にすることで固定力を高めることが特徴。その性能を示すようにホワイトボードにシーサッカーを装備、そこに自転車を乗せている展示で来場者の興味を引いた。





他にもアスセイバーズやソールスターなどサイクリストを支えるためのブランドや、フォースの新型クロスバイクや小径車なども展示会に登場した。フォースの新型バイクはライフスタイルに合わせやすいルックスとなっているため、こちらも新しい選択肢となっている。
Report : Gakuto Fujiwara
リンク
Amazon.co.jp