11月23日(日)に滋賀県でJCXシリーズ第5戦のUCIレース「関西シクロクロス琵琶湖グランプリ」が開催された。テクニカルなキャンバーのコースを攻略した織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と渡部春雅(OlandaBase/Watersley)が、ともに独走優勝を飾った。
女子エリート:渡部春雅(OlandaBase/Watersley)が今季初勝利

女子エリートの28名がスタートの時を待つ photo:Michinari TAKAGI
女子エリートのフロントローには海外遠征帰りの前全日本チャンピオン、渡部春雅(OlandaBase/Watersley)やJCX3連勝中の石田唯(TRKWorks)が並び、28名がスタートの時を待つ。
12時30分の号砲で一気に選手たちがスタートし、僅差で渡部がホールショットを獲得した。スタート直後にあるテクニカルなキャンバーをハイペースで駆け抜け、渡部と石田が先頭パックを形成。3位以降は鵜飼知春(and more)や、今回はエリートカテゴリーに参戦となった小林碧(AX cyclocross team)と日吉彩華(Asia Union TCS Racing Team)が続いていく。

僅差で渡部春雅(OlandaBase/Watersley)がホールショットを獲得 photo:Michinari TAKAGI

渡部春雅(OlandaBase/Watersley)と石田唯(TRKWorks)が先頭パックを形成 photo:Michinari TAKAGI 
3位パックは鵜飼知春(and more)と小林碧(AX cyclocross team)で構成された photo:Michinari TAKAGI

渡部春雅(OlandaBase/Watersley)が3周目からペースを上げ、石田からリードを奪い、独走を開始 photo:Michinari TAKAGI

単独で3位を走る日吉彩華(Asia Union TCS Racing Team) photo:Michinari TAKAGI
先頭パックでは石田がテクニカルなキャンバーで先行し、渡部はハイスピードな芝の区間で前に出るなど、お互いの得意分野で先行する展開が続いた。そして渡部が3周目からペースを上げると、石田からリードを奪い、独走を開始した。
そしてホールショットを決め、安定した走りで後続を寄せ付けないハイペースで駆け抜けた渡部が、両手を広げながらガッツポーズ。今季初勝利を挙げた。2位には53秒差で石田、3位には先頭を追い続けた日吉彩華が入っている。

渡部春雅(OlandaBase/Watersley)が初勝利を飾った photo:Michinari TAKAGI

女子エリートの表彰式 photo:Michinari TAKAGI
「今日は家族が応援にきてくれたので頑張れました。前半は一定のペースで走り、後半に自分でスピードを上げる作戦でした。後半のペースが落ちてしまったんですが、優勝できて良かったです。今後は宇都宮と全日本選手権に向けて、頑張りたいです」と渡部は、笑顔いっぱいに今季初勝利を噛み締めていた。
男子エリート:織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がバースデーウィン

男子エリートのスタート前 (c)Astemo宇都宮ブリッツェン
一方、男子エリートのスタートラインに集ったのは78名の選手たち。大会当日が27歳の誕生日である全日本チャンピオンの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)や沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)、副島達海(TRK Works)が最前列に並んだ。
14時に号砲と共にスタートし、勢いよく加速した沢田がホールショットを獲った。1周目から沢田と副島が抜け出し先頭パックを形成。織田はキャンバーセクションのコーナーでスリップして転倒。更にチェーンが外れるなどのトラブルで先頭から遅れを取ってしまう。

勢いよく加速した沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)がホールショットを獲得 (c)Astemo宇都宮ブリッツェン

沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)と副島達海(TRK Works)が先頭パックを形成 (c)Astemo宇都宮ブリッツェン
2周目に入っても沢田と副島の先頭パックは変わらなかったが、バイクトラブルで遅れた織田が猛追していく。そして、3周目に副島がペースを上げ、沢田を突き放しリードを獲得。5周目には織田が徐々に追い上げると沢田を捉え、2位に浮上した。
6周目に副島がシケインでミスしてしまいタイムロス。その隙を見逃さなかった織田が先頭に立ち、ここから織田選手の独走劇が始まった。逆に追いかける展開になった副島は諦めずに、先頭の織田を追い続ける。

一度は先頭から遅れてしまったが、後半追い上げて、織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が先頭を独走開始 photo:Michinari TAKAGI

織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がバースデーウィンを飾った (c)Astemo宇都宮ブリッツェン
序盤のトラブルを圧巻の走りで巻き返し、全日本チャンピオンらしいパワフルな走りで最終ラップを駆け抜けた織田。ガッツポーズをしながら、27歳のバースデーウィンを飾った。2位は追走を続けた副島、3位は海外遠征帰りの鈴木来人(OnebyESU-ICV)が入り、表彰台に上がった。沢田は5位でフィニッシュ。出走者78名中、完走者はわずか15名にとどまった。
「序盤からたくさん転んでしまい散々でしたが、そこから徐々に上げていき、最後は優勝という形で良い誕生日になりました。琵琶湖トロフィーを獲得できてとても嬉しいです!全日本に向けて頑張っていきます!」と織田は嬉しそうにレースを振り返り、自ら最高の誕生日とした。

エリート男子の表彰式 photo:Michinari TAKAGI
その他のレース結果

関西シクロクロスのオーガナイザーである上田さんが琵琶湖トロフィーを持って登場 photo:Michinari TAKAGI 
M35-39とM40-44、M45-49は同時出走となった photo:Michinari TAKAGI

ストライダーの体験エリアがあり、多くの家族が訪れていた photo:Michinari TAKAGI 
M35-39の表彰式 photo:Michinari TAKAGI

M40-44の表彰式 photo:Michinari TAKAGI 
M45-49の表彰式 photo:Michinari TAKAGI
女子エリート:渡部春雅(OlandaBase/Watersley)が今季初勝利

女子エリートのフロントローには海外遠征帰りの前全日本チャンピオン、渡部春雅(OlandaBase/Watersley)やJCX3連勝中の石田唯(TRKWorks)が並び、28名がスタートの時を待つ。
12時30分の号砲で一気に選手たちがスタートし、僅差で渡部がホールショットを獲得した。スタート直後にあるテクニカルなキャンバーをハイペースで駆け抜け、渡部と石田が先頭パックを形成。3位以降は鵜飼知春(and more)や、今回はエリートカテゴリーに参戦となった小林碧(AX cyclocross team)と日吉彩華(Asia Union TCS Racing Team)が続いていく。





先頭パックでは石田がテクニカルなキャンバーで先行し、渡部はハイスピードな芝の区間で前に出るなど、お互いの得意分野で先行する展開が続いた。そして渡部が3周目からペースを上げると、石田からリードを奪い、独走を開始した。
そしてホールショットを決め、安定した走りで後続を寄せ付けないハイペースで駆け抜けた渡部が、両手を広げながらガッツポーズ。今季初勝利を挙げた。2位には53秒差で石田、3位には先頭を追い続けた日吉彩華が入っている。


「今日は家族が応援にきてくれたので頑張れました。前半は一定のペースで走り、後半に自分でスピードを上げる作戦でした。後半のペースが落ちてしまったんですが、優勝できて良かったです。今後は宇都宮と全日本選手権に向けて、頑張りたいです」と渡部は、笑顔いっぱいに今季初勝利を噛み締めていた。
男子エリート:織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がバースデーウィン

一方、男子エリートのスタートラインに集ったのは78名の選手たち。大会当日が27歳の誕生日である全日本チャンピオンの織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)や沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)、副島達海(TRK Works)が最前列に並んだ。
14時に号砲と共にスタートし、勢いよく加速した沢田がホールショットを獲った。1周目から沢田と副島が抜け出し先頭パックを形成。織田はキャンバーセクションのコーナーでスリップして転倒。更にチェーンが外れるなどのトラブルで先頭から遅れを取ってしまう。


2周目に入っても沢田と副島の先頭パックは変わらなかったが、バイクトラブルで遅れた織田が猛追していく。そして、3周目に副島がペースを上げ、沢田を突き放しリードを獲得。5周目には織田が徐々に追い上げると沢田を捉え、2位に浮上した。
6周目に副島がシケインでミスしてしまいタイムロス。その隙を見逃さなかった織田が先頭に立ち、ここから織田選手の独走劇が始まった。逆に追いかける展開になった副島は諦めずに、先頭の織田を追い続ける。


序盤のトラブルを圧巻の走りで巻き返し、全日本チャンピオンらしいパワフルな走りで最終ラップを駆け抜けた織田。ガッツポーズをしながら、27歳のバースデーウィンを飾った。2位は追走を続けた副島、3位は海外遠征帰りの鈴木来人(OnebyESU-ICV)が入り、表彰台に上がった。沢田は5位でフィニッシュ。出走者78名中、完走者はわずか15名にとどまった。
「序盤からたくさん転んでしまい散々でしたが、そこから徐々に上げていき、最後は優勝という形で良い誕生日になりました。琵琶湖トロフィーを獲得できてとても嬉しいです!全日本に向けて頑張っていきます!」と織田は嬉しそうにレースを振り返り、自ら最高の誕生日とした。

その他のレース結果






エリート男子(ME1)リザルト
| 1位 | 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) | 1:02:13.3 |
| 2位 | 副島達海(TRK Works) | +0:28 |
| 3位 | 鈴木来人(OnebyESU-ICV) | +1:40 |
| 4位 | 野嵜然新(drawer THE RACING/桐光学園高等学校) | +2:08 |
| 5位 | 沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン) | +2:25 |
エリート女子(WE1)リザルト
| 1位 | 渡部春雅(OlandaBase/Watersley) | 48:58.6 |
| 2位 | 石田唯(TRKWorks) | +0:53 |
| 3位 | 日吉彩華(Asia Union TCS Racing Team) | +4:57 |
| 4位 | 小林碧(AX cyclocross team) | +5:27 |
| 5位 | 鵜飼知春(and more) | +5:40 |
その他のレース結果
| ジュニア男子 | 山田駿太郎(弱虫ペダルサイクリングチーム) |
| U17 | 伊藤隆聖(Sonic-Racing) |
| U15 | 大石理人 |
| WU17 | 野口依央 |
| WU15 | 数元陽華 |
| M19-34 | 河野ニコラス(sfiDARE crit japanW19-34) |
| M35-39 | 海藤稜馬(Panasonic Racing) |
| W35 | 渡辺佳織(AXIS) |
| M40-44 | 斉藤和哉(シルクロード) |
| M45-49 | 井上耕治(Ino With Stoked Cycle) |
| M50-54 | 生田目修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス |
| M55-59 | 浅井秀樹(SNEL) |
| M60-64 | 大原満(Aisan Cycling Club |
| M65-69 | 増田謙一(SHIDO-WORKS |
text & photo:Michinari TAKAGI
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