ツール・ド・おきなわ女子国際レースに優勝した手塚悦子さん(IMEレーシング)。10年前に友人と始めた自転車。自身を「趣味の自転車を楽しむアマチュアレーサー」という42歳の手塚さんが、ついに国際レースの頂点に立った。自筆レポートをお届けします。

IMEの仲間たちと楽しんだ鳥取のイベント「グランフォンド倉吉」にて(中央が手塚悦子)
昨年のツール・ド・おきなわは、豪雨による冠水で全レースがキャンセルになりました。
まずは、今年無事に開催されたことを関係者の皆さんに感謝いたします。
私、手塚悦子(てづかえつこ)は鳥取県倉吉市出身の42才です。現在、東京で仕事をしながらIMEレーシングに所属し、趣味の自転車を楽しむアマチュアレーサーです。

地元鳥取・倉吉西高校の選手たちと。三船雅彦さんも一緒だ
私の故郷の鳥取県は、昔から自転車部のある高校が数校あり、今年のインターハイ・ロードレース男子優勝も倉吉西高校の選手です。私は学生時代バドミントン部だったので関係はないのですが(笑)、鳥取県の自転車選手を応援しています。
私の所属するIMEレーシングは、友人達の集まりでスタートしたチームで、現在40、50代を中心に全日本マスターズ、ニセコクラシック、ツール・ド・おきなわ等のレースに参加しています。

IMEの仲間たちと那覇空港に到着! 
名護21世紀の森体育館の受付にやってきた
私が自転車を始めたのは2015年の夏。友人の勧めでエンデューロレースを見学に行った際 、面白そう!やってみたい!と思ったことがきっかけです。今年でロードバイク歴10年になります。
ツール・ド・おきなわ女子国際ロードレースは、今年で5回目の挑戦となりました。
初めての参加は2018年でした。同年7月に開催されたニセコクラシックで初めてロードレースで優勝し、国際レースにチャレンジしました。結果は12位。
翌年(2019年)は11位。
コロナ禍明けの2022年に開催されたツール・ド・おきなわは海外からの招待選手はなく、国内選手のみでのレースでした。結果は2位。
2023年は最後4名でのスプリントまで残ったものの、結果4位。本当に悔しかった。
私にとってツール・ド・おきなわ優勝は、どんどん大きな目標になっていたと思います。

沖縄入りしたら地元の名店でおきなわそばをいただくのが恒例 
宇都宮ブリッツェンご一行を見つけて写真を撮ってもらう。優勝する岡篤志選手も居て、これが幸運を呼んだのかも!
私の普段のトレーニングは、コツコツ積み上げるのみ。とても地味ですが、平日はローラーを、週末はチームメイトと100km程度ライドをして、時間とCTLで練習を管理しています。今年はシーズン前半のレースに出る気はなく、7月ごろからのスタートだったと思います。
ツール・ド・おきなわ前、一緒に沖縄入りするはずだったメンバーが怪我等の諸事情で3人も行けなくなってしまいました。そんな中、お世話になっている りんりん自転車館のメカニック・金久保さんが快く帯同を引き受けてくれ、応援サポートとして父も鳥取から駆けつけてくれることになりました。そんな仲間のためにも頑張りたい!と臨みました。

試走へ。道の駅・国頭が厳しいやんばるの入口だ
今年、沖縄へは暑熱対策として木曜日に入りました。東京が一気に寒くなっていたので、沖縄の気温に身体を慣らすため、早めに来たのは正解だったと思います。

試走で東海岸へ。最後のパートの確認だ
木曜日は普久川から奥をぐるっと60km程度試走しました。金曜日は慶佐次の登りあたりからゴールまで40km程度。レース前日は10km程度。1ヶ所だけ頑張るポイントを決めて刺激入れも行いました。
金曜日にはスポーツマッサージ(Lifeblood鍼灸マッサージ様)にて1時間のメンテナンス。前日の食事は炭水化物中心に、水分とマグネシウムもローディングし、やれることは全部やりました。

慶佐次の登りあたりからゴールまで40km程度を試走
当日の理想のレースプランとしては、20km地点から始まる普久川の登りは全開で臨みんで少人数に絞り込んで、最後の羽地の登りで仕掛けて逃げ切りたい!と思っていました。
《レース機材》
スペシャライズドTarmac SL7
コンポ:シマノUltegra Di2、チェーンはDURA-ACE
ホイール:Roval CLX
タイヤ スペシャライズドRAPID AIR
補給食:MAURTEN GEL100 5本/100kcal
ボトル:MAURTEN DRINK MIX320 CAF100 2本/500ml
ボトル:水
ジャージ:BIORACER EPICグラフェン
レース当日、朝3時半に起床してお風呂で身体を温めました。5時にホテルを出発し、140km出場のチームメイトを送り届け、100kmのスタート地点へ向かいます。
食事はスタート3時間前にパスタ、おにぎり、バナナ。スタート直前にジェルを1本。

補給食にはおもにMAURTENを使用した
スタートは予定より10分繰上げ、9時30分に。やはり金子広美選手(三重県自転車競技連盟)をマークしたいので、金子選手が見える位置にいる事を意識しました。他、海外勢High Ambitionチームの3名に加え、今年はJAPANナショナルチームの3名もチームで参加しているので、チーム戦がハマった場合は不利になるから怖いな、と注意はしていました。
スタートすぐの奥の登りは大きな動きはなく、下り以降からHigh Ambitionチームが先頭で集団をコントロールする形に。その後の平坦や小さな登りではJAPANナショナルチームのメンバーが2〜3度強烈なアタックで逃げを出そうとする動きがありました。

女子国際ロード 普久川ダムへの登りで先行した金子広美、手塚悦子、石井嘉子の3名 photo:Makoto AYANO
足は使いたくないけど、逃がすことはさせたくなかったので、全ての動きに反応しました。足の調子は悪くないと思う反面、このアタックが続くと足が無くなりそうだな という不安もありましたが、その後はゆったりとした流れで普久川の登りに入りました。
普久川に入ってからは、金子選手を筆頭に一気にスピードが上がります。どんどん先頭を交代しながら登り、後半にはHigh Ambitionチームの選手がローテーションをパスしはじめ、ここが勝負所かも⁈ と踏ん張り、もう一段ギアを上げました。ここで金子選手と石井嘉子選手(Team HoneyB Bike Bujuj)と3人で抜け出すことができました。

手強かったHigh Ambitionチームの2選手を置き去りできた photo:Makoto AYANO
ここからは3人で協力しながらローテーションで逃げます。後続2名との差を何度も確認しながらペースを合わせて走りました。気温も上がっていたので金子選手が水をかけてくれて、「補給を忘れないように」と声をかけてくれて、とても良い雰囲気で逃げ切ることができたと思います。ほんと尊敬すべき動きだと改めて思いました。後続との差は一時30秒まで縮まり、焦りましたが、懸命に走った結果、羽地の前で1分30秒まで広がったと思います。

普久川ダムでの女子国際レースの追走メイン集団 photo:Makoto AYANO
羽地の登りは先頭で入り、金子選手、石井選手の順でした。この時点で石井選手に「ありがとうございました」と声をかけられ、私たち2人からドロップしていきました。ここからは金子選手と2人に。

この後、石井嘉子選手(Team HoneyB Bike Bujuj)が私たち2人からドロップしていった photo:Makoto AYANO
抜け出したい!と意気込んではいましたが、疲れを感じていて圧倒的なパワーとはいかず、金子選手を振り切ることはできませんでした。
ここから下り。「下りに入ればもうローテーションしてもらえない!これはまた先頭でのスプリントになる! やばい、2023年の最悪な展開と同じ状況だー!」と考えると頭の中がごちゃごちゃでしたが、「もうここまできたら、気持ち!、気持ち!絶対勝つ!」と、頭の中で唱えていたと思います。
スプリントは150mからと決め込んで、金子選手に前に出られないよう左右どちらかに幅寄せしながらゆっくりゴールへ進みました。

女子国際ロード スプリントで金子広美の前に出る手塚悦子(IMEレーシング) photo:Satoru Kato
荒川のサイクリングロードでチームメイトの小川さんに教わった「頭を低く」を思い出し、スプリントをかけました。
結果、金子選手よりも僅かですが先にゴールラインを切る事ができました。勝った瞬間は、無意識に沿道で応援していた父に向かってガッツポーズをしていました!本当に嬉しかった。

優勝した手塚悦子(IMEレーシング)。「フィニッシュを見守ってくれた父に向けて思わずガッツポーズ」 photo:Satoru Kato
後で聞いたら、金子選手は足を攣っていたようで「手塚さんに気付かれないようにしてたんですよ」って言われました。全く気付かなかった!それにしても足が攣ったまま最後まで残れるなんて凄いの一言に尽きますね。

女子国際ロード表彰式 photo:Satoru Kato
表彰式会場では、140kmマスターズ優勝の雑賀選手と「ついにやったね!」って何度も握手。いままでレースのたびに「次は頑張ろう」って励まし合っていたので、同じタイミングでの優勝は嬉しさ倍増でした。雑賀選手、おめでとうございます。
スタート前にはMIPS米田選手、FIETS仲村選手、SKG PHARMA馬場選手ら先輩選手たちから「今年は優勝いけるよ」って声をかけて頂き、力をもらいました!いつも元気をありがとうございます。

副賞はツール・ド・ふくしま出場権!ニセコのグランフォンド世界選手権に通じる切符だ
副賞が来年のツール・ド・ふくしま出場参加権でしたが、しばらくは優勝の余韻とともにオフシーズンを楽しみ、心と身体が整えば来年のニセコでのグランフォンド世界選手権を目指してみたいとは思っております。

チャンピオンジャージを着て、IMEの仲間たちに祝福された
ツール・ド・おきなわは最高に楽しかったです。ありがとうございました。
改めて、今回開催していただいたツール・ド・おきなわの関係者の皆様、今回レースで一緒に走ってくれた選手の皆様、いつも一緒に練習をしてくれるチームメイト、レース中サポートしてくれたメンバー、バイクを最高の状態にしてくれたりんりん自転車館の皆さん、本当にありがとうございました。
また、一昨年個人スポンサーを務めてくださった山田友徳様にも感謝いたします。ありがとうございました。

羽地内海を望むブランコで心を解放した
text : 手塚悦子(IMEレーシング)
ツール・ド・おきなわ2025 男子チャンピオン/女子国際レース詳報

昨年のツール・ド・おきなわは、豪雨による冠水で全レースがキャンセルになりました。
まずは、今年無事に開催されたことを関係者の皆さんに感謝いたします。
私、手塚悦子(てづかえつこ)は鳥取県倉吉市出身の42才です。現在、東京で仕事をしながらIMEレーシングに所属し、趣味の自転車を楽しむアマチュアレーサーです。

私の故郷の鳥取県は、昔から自転車部のある高校が数校あり、今年のインターハイ・ロードレース男子優勝も倉吉西高校の選手です。私は学生時代バドミントン部だったので関係はないのですが(笑)、鳥取県の自転車選手を応援しています。
私の所属するIMEレーシングは、友人達の集まりでスタートしたチームで、現在40、50代を中心に全日本マスターズ、ニセコクラシック、ツール・ド・おきなわ等のレースに参加しています。


私が自転車を始めたのは2015年の夏。友人の勧めでエンデューロレースを見学に行った際 、面白そう!やってみたい!と思ったことがきっかけです。今年でロードバイク歴10年になります。
ツール・ド・おきなわ女子国際ロードレースは、今年で5回目の挑戦となりました。
初めての参加は2018年でした。同年7月に開催されたニセコクラシックで初めてロードレースで優勝し、国際レースにチャレンジしました。結果は12位。
翌年(2019年)は11位。
コロナ禍明けの2022年に開催されたツール・ド・おきなわは海外からの招待選手はなく、国内選手のみでのレースでした。結果は2位。
2023年は最後4名でのスプリントまで残ったものの、結果4位。本当に悔しかった。
私にとってツール・ド・おきなわ優勝は、どんどん大きな目標になっていたと思います。


私の普段のトレーニングは、コツコツ積み上げるのみ。とても地味ですが、平日はローラーを、週末はチームメイトと100km程度ライドをして、時間とCTLで練習を管理しています。今年はシーズン前半のレースに出る気はなく、7月ごろからのスタートだったと思います。
ツール・ド・おきなわ前、一緒に沖縄入りするはずだったメンバーが怪我等の諸事情で3人も行けなくなってしまいました。そんな中、お世話になっている りんりん自転車館のメカニック・金久保さんが快く帯同を引き受けてくれ、応援サポートとして父も鳥取から駆けつけてくれることになりました。そんな仲間のためにも頑張りたい!と臨みました。

今年、沖縄へは暑熱対策として木曜日に入りました。東京が一気に寒くなっていたので、沖縄の気温に身体を慣らすため、早めに来たのは正解だったと思います。

木曜日は普久川から奥をぐるっと60km程度試走しました。金曜日は慶佐次の登りあたりからゴールまで40km程度。レース前日は10km程度。1ヶ所だけ頑張るポイントを決めて刺激入れも行いました。
金曜日にはスポーツマッサージ(Lifeblood鍼灸マッサージ様)にて1時間のメンテナンス。前日の食事は炭水化物中心に、水分とマグネシウムもローディングし、やれることは全部やりました。

当日の理想のレースプランとしては、20km地点から始まる普久川の登りは全開で臨みんで少人数に絞り込んで、最後の羽地の登りで仕掛けて逃げ切りたい!と思っていました。
《レース機材》
スペシャライズドTarmac SL7
コンポ:シマノUltegra Di2、チェーンはDURA-ACE
ホイール:Roval CLX
タイヤ スペシャライズドRAPID AIR
補給食:MAURTEN GEL100 5本/100kcal
ボトル:MAURTEN DRINK MIX320 CAF100 2本/500ml
ボトル:水
ジャージ:BIORACER EPICグラフェン
レース当日、朝3時半に起床してお風呂で身体を温めました。5時にホテルを出発し、140km出場のチームメイトを送り届け、100kmのスタート地点へ向かいます。
食事はスタート3時間前にパスタ、おにぎり、バナナ。スタート直前にジェルを1本。

スタートは予定より10分繰上げ、9時30分に。やはり金子広美選手(三重県自転車競技連盟)をマークしたいので、金子選手が見える位置にいる事を意識しました。他、海外勢High Ambitionチームの3名に加え、今年はJAPANナショナルチームの3名もチームで参加しているので、チーム戦がハマった場合は不利になるから怖いな、と注意はしていました。
スタートすぐの奥の登りは大きな動きはなく、下り以降からHigh Ambitionチームが先頭で集団をコントロールする形に。その後の平坦や小さな登りではJAPANナショナルチームのメンバーが2〜3度強烈なアタックで逃げを出そうとする動きがありました。

足は使いたくないけど、逃がすことはさせたくなかったので、全ての動きに反応しました。足の調子は悪くないと思う反面、このアタックが続くと足が無くなりそうだな という不安もありましたが、その後はゆったりとした流れで普久川の登りに入りました。
普久川に入ってからは、金子選手を筆頭に一気にスピードが上がります。どんどん先頭を交代しながら登り、後半にはHigh Ambitionチームの選手がローテーションをパスしはじめ、ここが勝負所かも⁈ と踏ん張り、もう一段ギアを上げました。ここで金子選手と石井嘉子選手(Team HoneyB Bike Bujuj)と3人で抜け出すことができました。

ここからは3人で協力しながらローテーションで逃げます。後続2名との差を何度も確認しながらペースを合わせて走りました。気温も上がっていたので金子選手が水をかけてくれて、「補給を忘れないように」と声をかけてくれて、とても良い雰囲気で逃げ切ることができたと思います。ほんと尊敬すべき動きだと改めて思いました。後続との差は一時30秒まで縮まり、焦りましたが、懸命に走った結果、羽地の前で1分30秒まで広がったと思います。

羽地の登りは先頭で入り、金子選手、石井選手の順でした。この時点で石井選手に「ありがとうございました」と声をかけられ、私たち2人からドロップしていきました。ここからは金子選手と2人に。

抜け出したい!と意気込んではいましたが、疲れを感じていて圧倒的なパワーとはいかず、金子選手を振り切ることはできませんでした。
ここから下り。「下りに入ればもうローテーションしてもらえない!これはまた先頭でのスプリントになる! やばい、2023年の最悪な展開と同じ状況だー!」と考えると頭の中がごちゃごちゃでしたが、「もうここまできたら、気持ち!、気持ち!絶対勝つ!」と、頭の中で唱えていたと思います。
スプリントは150mからと決め込んで、金子選手に前に出られないよう左右どちらかに幅寄せしながらゆっくりゴールへ進みました。

荒川のサイクリングロードでチームメイトの小川さんに教わった「頭を低く」を思い出し、スプリントをかけました。
結果、金子選手よりも僅かですが先にゴールラインを切る事ができました。勝った瞬間は、無意識に沿道で応援していた父に向かってガッツポーズをしていました!本当に嬉しかった。

後で聞いたら、金子選手は足を攣っていたようで「手塚さんに気付かれないようにしてたんですよ」って言われました。全く気付かなかった!それにしても足が攣ったまま最後まで残れるなんて凄いの一言に尽きますね。

表彰式会場では、140kmマスターズ優勝の雑賀選手と「ついにやったね!」って何度も握手。いままでレースのたびに「次は頑張ろう」って励まし合っていたので、同じタイミングでの優勝は嬉しさ倍増でした。雑賀選手、おめでとうございます。
スタート前にはMIPS米田選手、FIETS仲村選手、SKG PHARMA馬場選手ら先輩選手たちから「今年は優勝いけるよ」って声をかけて頂き、力をもらいました!いつも元気をありがとうございます。

副賞が来年のツール・ド・ふくしま出場参加権でしたが、しばらくは優勝の余韻とともにオフシーズンを楽しみ、心と身体が整えば来年のニセコでのグランフォンド世界選手権を目指してみたいとは思っております。

ツール・ド・おきなわは最高に楽しかったです。ありがとうございました。
改めて、今回開催していただいたツール・ド・おきなわの関係者の皆様、今回レースで一緒に走ってくれた選手の皆様、いつも一緒に練習をしてくれるチームメイト、レース中サポートしてくれたメンバー、バイクを最高の状態にしてくれたりんりん自転車館の皆さん、本当にありがとうございました。
また、一昨年個人スポンサーを務めてくださった山田友徳様にも感謝いたします。ありがとうございました。

text : 手塚悦子(IMEレーシング)
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