東京五輪で196cmだったジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)の身長が、パリ五輪では194cmに変更された。しかし、メディアの多くは193cmと記載する。いったいミランの身長は何cmなのか? さいたまクリテリウムに出場した本人に聞いた。

丁寧に言葉を選び、質問に答える姿が印象的だったミラン photo: Yuichiro Hosoda
「レースと無関係な質問で恐縮なのですが…身長は何cmでしょうか? 196cmや193cmといったさまざまな情報が錯綜しているのですが…」と、筆者が質問したのは11月9日に行われたツール・ド・フランスさいたまクリテリウムのレース後記者会見。スプリントが届かずも2位に入り、緑色のマイヨヴェール(ポイント賞ジャージ)をまとったミランに聞いた。
通訳者から質問の英訳を聞き、笑顔になったミランはその大きな身体からは驚くほど小さな声で「193.5cmだ」と答えてくれた。
その瞬間、約1年3ヶ月にわたる疑問が解決した。
表記が3年で2cm違う謎
ミランの身長表記に揺れがあるとは以前から気づいていたが、興味を引かれたのは2024年に行われたパリ五輪のときだった。トラック競技に出場したミランの、イタリアオリンピック委員会による公式プロフィールが194cmになっていたからだ。東京五輪では196cmだったのに。

さいたまクリテリウムではスプリントが届かず2位だった photo: Yuichiro Hosoda
自転車ロードレースファンなどの間では、ミランの身長は196cmが根強いと思われる。それはおそらく自転車界のリザルトを網羅しているProCyclingStatsの記載が196cmだから。さらにここに「193cm説」も浮上する。日本のJ SPORTSをはじめ、英国メディアのCyclingWeeklyやCyclingNewsは193cmと記載しているのだ。
ちなみに、ミランのシクロワイアード初登場と言ってもいいのが、2023年のジロ・デ・イタリア第2ステージ。バーレーン・ヴィクトリアス所属のミランが集団スプリントを制し、その紹介文で筆者は「194cmと大柄なミラン」と記した。当時、何に準拠したのか記憶にないが、オリンピック委員会などの公式プロフィールを参照していたと思う。
1ヶ月前のジャパンカップで聞けなかった理由
そしてミランは今年10月19日に行われた宇都宮ジャパンカップロードレースに出場するために来日した。その使用バイクを取材した編集部・磯部の記事は196cmと記載しており、その原稿をチェックした筆者も、明確な答えがなかったので修正しなかった。なぜなら大会直前にミランを含むリドル・トレックに独占インタビューを行い、事前に作成した質問リストの末尾に「ミラン、身長」と書いていたのにもかかわらず、確認する機会を逃してしまったのだ。

東京五輪のチームパシュートで金メダルを獲得したガンナとミラン (c)CorVos
そしてこの度、ようやくその(個人的な)論争が解決した。ちなみに193cm(正確には193.5cm)は、東京五輪の時のチームメイトであるフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)と同じだ。
ついでに体重も直撃
ここで記事を終えてもいいのだが、初出場ながら区間2勝し、マイヨヴェールを獲得した今年のツール・ド・フランスのときの体重も聞いた。
「86.5か87kgぐらい…だと思う。実を言うと、体重計に乗ることが好きではないので、自分では把握していない。僕らはツール・ド・フランスに向けて、また大会期間中も管理栄養士の完璧な計画に従って食べている。だが僕自身はその数字にあまり左右されたくないから、見ないようにしているんだ」。

今後、シクロワイアードでは193cm(あるいは193.5cm)で統一する photo: Yuichiro Hosoda
text:Sotaro.Arakawa
photo:Yuichiro Hosoda

「レースと無関係な質問で恐縮なのですが…身長は何cmでしょうか? 196cmや193cmといったさまざまな情報が錯綜しているのですが…」と、筆者が質問したのは11月9日に行われたツール・ド・フランスさいたまクリテリウムのレース後記者会見。スプリントが届かずも2位に入り、緑色のマイヨヴェール(ポイント賞ジャージ)をまとったミランに聞いた。
通訳者から質問の英訳を聞き、笑顔になったミランはその大きな身体からは驚くほど小さな声で「193.5cmだ」と答えてくれた。
その瞬間、約1年3ヶ月にわたる疑問が解決した。
表記が3年で2cm違う謎
ミランの身長表記に揺れがあるとは以前から気づいていたが、興味を引かれたのは2024年に行われたパリ五輪のときだった。トラック競技に出場したミランの、イタリアオリンピック委員会による公式プロフィールが194cmになっていたからだ。東京五輪では196cmだったのに。

自転車ロードレースファンなどの間では、ミランの身長は196cmが根強いと思われる。それはおそらく自転車界のリザルトを網羅しているProCyclingStatsの記載が196cmだから。さらにここに「193cm説」も浮上する。日本のJ SPORTSをはじめ、英国メディアのCyclingWeeklyやCyclingNewsは193cmと記載しているのだ。
ちなみに、ミランのシクロワイアード初登場と言ってもいいのが、2023年のジロ・デ・イタリア第2ステージ。バーレーン・ヴィクトリアス所属のミランが集団スプリントを制し、その紹介文で筆者は「194cmと大柄なミラン」と記した。当時、何に準拠したのか記憶にないが、オリンピック委員会などの公式プロフィールを参照していたと思う。
1ヶ月前のジャパンカップで聞けなかった理由
そしてミランは今年10月19日に行われた宇都宮ジャパンカップロードレースに出場するために来日した。その使用バイクを取材した編集部・磯部の記事は196cmと記載しており、その原稿をチェックした筆者も、明確な答えがなかったので修正しなかった。なぜなら大会直前にミランを含むリドル・トレックに独占インタビューを行い、事前に作成した質問リストの末尾に「ミラン、身長」と書いていたのにもかかわらず、確認する機会を逃してしまったのだ。

そしてこの度、ようやくその(個人的な)論争が解決した。ちなみに193cm(正確には193.5cm)は、東京五輪の時のチームメイトであるフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)と同じだ。
ついでに体重も直撃
ここで記事を終えてもいいのだが、初出場ながら区間2勝し、マイヨヴェールを獲得した今年のツール・ド・フランスのときの体重も聞いた。
「86.5か87kgぐらい…だと思う。実を言うと、体重計に乗ることが好きではないので、自分では把握していない。僕らはツール・ド・フランスに向けて、また大会期間中も管理栄養士の完璧な計画に従って食べている。だが僕自身はその数字にあまり左右されたくないから、見ないようにしているんだ」。

text:Sotaro.Arakawa
photo:Yuichiro Hosoda
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