モビスターが所属選手9名の契約延長を発表した。ベテランのナイロ・キンタナ(コロンビア)やオールイス・アウラール(ベネズエラ)らがスペインの伝統チームとの契約を更新している。



ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)が1年間の契約延長 photo:CorVos

2024年に復帰して以降、合計3度のグランツールに出場してチームを牽引してきたナイロ・キンタナ(コロンビア)。2014年にジロ・デ・イタリアを、2016年にブエルタ・ア・エスパーニャを制している35歳の去就が注目されてきたが、最終的に1年間の契約延長という形に落ち着いた。

チームのキャプテンを務めるホルヘ・アルカス(スペイン)とネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)はそれぞれ2年間の契約延長を行って合計12シーズンを過ごすことに。過去にマトリックス・パワータグに所属したことでも知られるオールイス・アウラール(ベネズエラ)、そしてジェフェルソン・セペダ(エクアドル)は2026年まで契約を残していたが、さらに2年延長して2028年までチームに所属することが決まっている。

ベネズエラ王者で、かつてマトリックスに所属していたオールイス・アウラールは2028年まで契約延長 photo:CorVos

女子チームで契約延長を行なったのはオード・ビアニック(フランス)やアナヴィトリア・マガリャンイス(ブラジル)、サラ・マルティン(スペイン)の3名だ。

モビスターは「この契約更新により、チームは若さや経験、リーダーシップを兼ね備えた強固な選手たちを確保し。中長期的なチーム強化を図りたい」とプレスリリースに加えている。

text:So Isobe