史上初のイタリア開幕となったものの、連日イスラエルのガザ侵攻に反対するデモの影響を大きく受けた第80回ブエルタ・ア・エスパーニャ。UAEチームエミレーツXRGが怒涛の区間7勝を飾り、総合優勝にはヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が輝いた。
第1ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

ツールに続き、ブエルタの初日を制したヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) photo:CorVos
イタリアのトリノで開幕した第80回ブエルタ・ア・エスパーニャ。初日は集団スプリントに持ち込まれ、アルペシン・ドゥクーニンクが盤石なリードアウトを披露。ツール・ド・フランスで落車リタイアしたヤスペル・フィリプセン(ベルギー)が圧巻のスプリントで勝利を飾り、マイヨロホに袖を通した。
第2ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

2月以来となる勝利をマークしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
途中の落車をものともせず、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が2級山岳の登坂スプリントで勝利。ブエルタ2日目にして、早くもマイヨロホに袖を通した。
第3ステージ:ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)

ピーダスンを抜き、フィニッシュラインに飛び込んだダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ) photo:CorVos
過酷な登りスプリントで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ。先行したピーダスンをダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)がフィニッシュライン手前で追い抜き、2020年大会以来となる5年ぶり3度目のステージ優勝を果たした。
第4ステージ:ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)

勝利の雄叫びをあげるベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) photo:CorVos
今大会2度目の大集団スプリントで決着したブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ。ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が踏み遅れたフィリプセンを退け、グランツール初勝利を飾った。一方、ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)は着順でヴィンゲゴーを抜き、自身初のマイヨロホに袖を通している。
第5ステージ:UAEチームエミレーツXRG

トップタイムを叩き出し、ステージ優勝したUAEチームエミレーツXRG photo:CorVos
落車や抗議デモなどが重なったブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ。24.1kmのチームタイムトライアルは、アユソやアルメイダを中心とするUAEチームエミレーツXRGがトップタイムをマーク。区間2位だったヴィスマ・リースアバイクのヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)が再びマイヨロホを手にした。
第6ステージ:ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

21kmの独走勝利を決めたジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
1級山岳フィニッシュで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージで、ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が21kmを独走勝利。共に逃げ、区間2位のトースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)が総合首位に立った。
第7ステージ:フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

自身初となるブエルタ区間優勝を果たしたフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
ピレネー山脈を舞台にした山頂フィニッシュで、前日に総合争いから脱落したフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)が逃げ切り。ブエルタで自身初のステージ優勝を飾り、チームに3日連続の勝利をもたらした。
第8ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

区間2勝目を飾ったヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) photo:A.S.O.
混沌のスプリントバトルとなったブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ。リードアウトを見失いながらも自ら位置取りを行ったヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)が先着し、大会初日に続く区間2勝目を挙げた。
第9ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会2勝目でブエルタ1週目を締めくくったヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
ブエルタ・ア・エスパーニャ第1週を締めくくる1級山岳フィニッシュで、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が残り10kmから独走。初の総合優勝に向け弾みをつける区間2勝目を挙げた。一方、トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)は37秒差でマイヨロホを守り抜いた。
第10ステージ:ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

逃げ切りから今大会2勝目を飾ったジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
平坦基調の1級山岳フィニッシュで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ。ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が逃げから今大会2勝目を手に入れ、トレーエンが失ったマイヨロホをヴィンゲゴーが再び着用した。
第11ステージ:勝者なし

最終山岳でアタックしたトーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング) photo:CorVos
フィニッシュ地点にデモ隊が集結したため、ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージの勝者はなしとなった。残り3km地点で総合タイムが計測される措置が取られ、最終山岳で飛び出したトーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)とヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が総合タイムを稼いだ。
第12ステージ:フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

ロモを抜き、勝利したフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
52名の逃げ集団によるアタック合戦となったブエルタ第12ステージ。フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)がハビエル・ロモ(スペイン、モビスター)との一騎打ちスプリントを制し、今大会2勝目を挙げた。
第13ステージ:ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)

ヴィンゲゴーに前を譲ることなく、フィニッシュに飛び込んだジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
最大勾配23%の激坂アングリルにフィニッシュしたブエルタ第13ステージ。残り4.5kmで先頭に立ったジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)が、一度もヴィンゲゴーに前を譲ることなくフィニッシュに先着。自身初のステージ優勝を得ると共に、ヴィンゲゴーとのタイム差を46秒に縮めた。
第14ステージ:マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

自身4度目となるステージ優勝を飾ったマルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos
2日連続の山頂フィニッシュとなったブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ。マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)が独走で逃げ切り、UAEに3日連続の今大会7勝目をもたらした。一方、総合上位に大きな動きはなかった。
第15ステージ:マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)

小集団にとるスプリントを制したマッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック) photo:CorVos
逃げ集団から勝者が生まれたブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ。第2週を締めくくる丘陵コースはリドル・トレックが主導権を握り、小集団スプリントからマッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)が念願のステージ勝利。マイヨプントス獲得へ大きく前進した。
第16ステージ:エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

残り8km地点に設定されたフィニッシュラインを先頭通過したエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) photo:CorVos
抗議デモにより再びコースが短縮されたブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ。逃げたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)がランダとの一騎打ちを制し、2022年の大怪我を乗り越え、2021年以来グランツール区間優勝を果たした。なお総合上位勢に大きな動きはなかった。
第17ステージ:ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

アタックを決め、プロ初勝利を手に入れたジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:CorVos
1級山岳にフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージで、ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が残り3.5kmからアタック。牽制に入ったヴィンゲゴーらを振り切り、プロ初勝利を手に入れた。
第18ステージ:フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)

13分フラットでフィニッシュしたフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)が photo:A.S.O.
抗議デモのため27.2kmが12.2kmに短縮された、ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージの個人タイムトライアル。フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)が元世界王者らしい圧巻の走りでステージ優勝を飾り、区間3位のアルメイダがヴィンゲゴーとの差を10秒縮めた。
第19ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

ハットトリックを決めたヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) photo:CorVos
11日振りに集団スプリントで決着したブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ。盤石のリードアウトから発射したヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)がピーダスンらを退け、今大会3勝目を手に入れた。
第20ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

ガッツポーズと共にフィニッシュしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
超級山岳ボラ・デル・ムンドにフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ。頂上手前でアタックしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)がライバルを振り切り、今大会3勝目を挙げるとともに、事実上の総合優勝を確定させた。
第21ステージ:勝者なし

熾烈なマイヨロホ争いを繰り広げたアルメイダとヴィンゲゴー、ピドコック photo:CorVos
マドリッドにフィニッシュする予定だった第80回ブエルタ・ア・エスパーニャの第21ステージ。連日加熱する抗議デモがフィニッシュ地点を占拠したため、レースは中止され、その夜自主的に行われた表彰式でヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)の総合優勝などが祝われた。
第1ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

イタリアのトリノで開幕した第80回ブエルタ・ア・エスパーニャ。初日は集団スプリントに持ち込まれ、アルペシン・ドゥクーニンクが盤石なリードアウトを披露。ツール・ド・フランスで落車リタイアしたヤスペル・フィリプセン(ベルギー)が圧巻のスプリントで勝利を飾り、マイヨロホに袖を通した。
第2ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

途中の落車をものともせず、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が2級山岳の登坂スプリントで勝利。ブエルタ2日目にして、早くもマイヨロホに袖を通した。
第3ステージ:ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)

過酷な登りスプリントで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ。先行したピーダスンをダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)がフィニッシュライン手前で追い抜き、2020年大会以来となる5年ぶり3度目のステージ優勝を果たした。
第4ステージ:ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)

今大会2度目の大集団スプリントで決着したブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ。ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)が踏み遅れたフィリプセンを退け、グランツール初勝利を飾った。一方、ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ)は着順でヴィンゲゴーを抜き、自身初のマイヨロホに袖を通している。
第5ステージ:UAEチームエミレーツXRG

落車や抗議デモなどが重なったブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ。24.1kmのチームタイムトライアルは、アユソやアルメイダを中心とするUAEチームエミレーツXRGがトップタイムをマーク。区間2位だったヴィスマ・リースアバイクのヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)が再びマイヨロホを手にした。
第6ステージ:ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

1級山岳フィニッシュで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージで、ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が21kmを独走勝利。共に逃げ、区間2位のトースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)が総合首位に立った。
第7ステージ:フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

ピレネー山脈を舞台にした山頂フィニッシュで、前日に総合争いから脱落したフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)が逃げ切り。ブエルタで自身初のステージ優勝を飾り、チームに3日連続の勝利をもたらした。
第8ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

混沌のスプリントバトルとなったブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ。リードアウトを見失いながらも自ら位置取りを行ったヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)が先着し、大会初日に続く区間2勝目を挙げた。
第9ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

ブエルタ・ア・エスパーニャ第1週を締めくくる1級山岳フィニッシュで、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が残り10kmから独走。初の総合優勝に向け弾みをつける区間2勝目を挙げた。一方、トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス)は37秒差でマイヨロホを守り抜いた。
第10ステージ:ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)

平坦基調の1級山岳フィニッシュで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ。ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG)が逃げから今大会2勝目を手に入れ、トレーエンが失ったマイヨロホをヴィンゲゴーが再び着用した。
第11ステージ:勝者なし

フィニッシュ地点にデモ隊が集結したため、ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージの勝者はなしとなった。残り3km地点で総合タイムが計測される措置が取られ、最終山岳で飛び出したトーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)とヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)が総合タイムを稼いだ。
第12ステージ:フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

52名の逃げ集団によるアタック合戦となったブエルタ第12ステージ。フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)がハビエル・ロモ(スペイン、モビスター)との一騎打ちスプリントを制し、今大会2勝目を挙げた。
第13ステージ:ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)

最大勾配23%の激坂アングリルにフィニッシュしたブエルタ第13ステージ。残り4.5kmで先頭に立ったジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)が、一度もヴィンゲゴーに前を譲ることなくフィニッシュに先着。自身初のステージ優勝を得ると共に、ヴィンゲゴーとのタイム差を46秒に縮めた。
第14ステージ:マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)

2日連続の山頂フィニッシュとなったブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ。マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG)が独走で逃げ切り、UAEに3日連続の今大会7勝目をもたらした。一方、総合上位に大きな動きはなかった。
第15ステージ:マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)

逃げ集団から勝者が生まれたブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ。第2週を締めくくる丘陵コースはリドル・トレックが主導権を握り、小集団スプリントからマッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)が念願のステージ勝利。マイヨプントス獲得へ大きく前進した。
第16ステージ:エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)

抗議デモにより再びコースが短縮されたブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ。逃げたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)がランダとの一騎打ちを制し、2022年の大怪我を乗り越え、2021年以来グランツール区間優勝を果たした。なお総合上位勢に大きな動きはなかった。
第17ステージ:ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

1級山岳にフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージで、ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が残り3.5kmからアタック。牽制に入ったヴィンゲゴーらを振り切り、プロ初勝利を手に入れた。
第18ステージ:フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)

抗議デモのため27.2kmが12.2kmに短縮された、ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージの個人タイムトライアル。フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)が元世界王者らしい圧巻の走りでステージ優勝を飾り、区間3位のアルメイダがヴィンゲゴーとの差を10秒縮めた。
第19ステージ:ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)

11日振りに集団スプリントで決着したブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ。盤石のリードアウトから発射したヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク)がピーダスンらを退け、今大会3勝目を手に入れた。
第20ステージ:ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

超級山岳ボラ・デル・ムンドにフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ。頂上手前でアタックしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)がライバルを振り切り、今大会3勝目を挙げるとともに、事実上の総合優勝を確定させた。
第21ステージ:勝者なし

マドリッドにフィニッシュする予定だった第80回ブエルタ・ア・エスパーニャの第21ステージ。連日加熱する抗議デモがフィニッシュ地点を占拠したため、レースは中止され、その夜自主的に行われた表彰式でヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)の総合優勝などが祝われた。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2025ステージ優勝者一覧
第1ステージ | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) |
第2ステージ | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) |
第3ステージ | ダヴィド・ゴデュ(フランス、グルパマFDJ) |
第4ステージ | ベン・ターナー(イギリス、イネオス・グレナディアーズ) |
第5ステージ | UAEチームエミレーツXRG |
第6ステージ | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
第7ステージ | フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) |
第8ステージ | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) |
第9ステージ | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) |
第10ステージ | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
第11ステージ | 勝者なし |
第12ステージ | フアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) |
第13ステージ | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) |
第14ステージ | マルク・ソレル(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) |
第15ステージ | マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック) |
第16ステージ | エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) |
第17ステージ | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) |
第18ステージ | フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ) |
第19ステージ | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) |
第20ステージ | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) |
第21ステージ | 勝者なし |
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 74:20:28 |
2位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | +1:16 |
3位 | トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング) | +3:11 |
その他の特別賞
マイヨプントス(ポイント賞) | マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック) |
マイヨモンターニャ(山岳賞) | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) |
マイヨブランコ(ヤングライダー賞) | マシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック) |
チーム総合成績 | UAEチームエミレーツXRG |
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