超級山岳ボラ・デル・ムンドにフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ。頂上手前でアタックしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)がライバルを振り切り、今大会3勝目を挙げるとともに、事実上の総合優勝を確定させた。

総合表彰台を目指すヒンドレー photo:A.S.O. 
逆転の総合優勝を狙うアルメイダ photo:CorVos

マイヨロホを着て、最後の山岳決戦に臨むヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.
9月13日(土)第20ステージ
ロブレド・デ・チャベラ〜ボラ・デル・ムンド 165.6km(山岳/山頂フィニッシュ)
獲得標高差 4,226m

第20ステージ ロブレド・デ・チャベラ〜ボラ・デル・ムンド image:A.S.O. 第80回ブエルタ・ア・エスパーニャも残すところあと2日。翌日がマドリッドでの平坦ステージのため、総合争いの最終決戦は今大会10度目の山頂フィニッシュで行われる。しかもその舞台は、今大会最高標高2,251mのボラ・デル・ムンドだ。
マドリッド州のグアダラマ山脈のコースで、レースが本格的に動くのは残り56.7km地点から始まる1級山岳ナバセラーダ(距離6.9km/平均7.6%)。北側から登った選手たちは南側に下って平坦を挟み、再び南側からナバセラーダへ。そこから同峠を含む超級山岳ボラ・デル・ムンド(距離12.3km/平均8.6%)に突入する。
注目されたのはもちろん、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)とジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)によるマイヨロホ争い。また総合3位トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)を39秒差で追うジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)や、58秒差のマイヨブランコ(ヤングライダー賞)争いなど見どころがたっぷり。アクチュアルスタートが切られると、最初の1時間は時速50kmを超える高速展開となり、36名の逃げが形成された。

時速50kmを超えるハイペースで進んだレース序盤 photo:A.S.O.

大所帯の逃げ集団に対し、プロトンでタイトなペースコントロールを見せたレッドブル・ボーラ・ハンスグローエとUAEチームエミレーツXRG photo:A.S.O.
既に今大会の勝利を得ているエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)やミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、リドル・トレック)らグランツール巧者が入る逃げ集団。そのリードを2分差以内に抑えたメイン集団は、44秒差の逆転を狙うUAEチームエミレーツXRGが主導。そして残り56.7km地点から始まる1級山岳ナバセラーダ(距離6.9km/平均7.6%)に入り、大所帯の逃げグループの選別が始まった。
12名まで絞られたエスケープからは、ヤルディ・ファンデルリー(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)が先頭で大観衆に囲まれた頂上を通過。プロトンは依然としてUAEチームエミレーツXRGが主導権を握り、フアン・アユソ(スペイン)の高速牽引がタイム差を1分まで縮小。そして20kmにわたる長い下りで先頭は5名になった。
最終山岳に続く緩斜面の登りでは、残り20kmでチッコーネが先行するものの不発に終わる。続く残り19km、ランダの仕掛けの最中にパレスチナの旗を掲げたデモ抗議者がコースに侵入。逃げていた選手たちは何とか回避してレースを続け、デモ隊はコースの真ん中に座り込む。1分遅れでやってきたプロトンはコースの右側に避けて通過し、幸い大きなトラブルには繋がらなかった。

高速牽引でプロトンの人数を絞っていくフアン・アユソ(スペイン、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.

最終山岳を前に、レース先頭に立ったランダとチッコーネ photo:A.S.O.
―― いよいよ最後の登りへ
混乱の中でリードを拡げたランダが超級山岳ボラ・デル・ムンド(距離12.3km/平均8.6%)に単独先頭で突入する。しかしすぐにファンデルリーとベルナル、チッコーネが合流し、残り9km地点で先頭はチッコーネとランダに絞られる。その1分後方ではフェリックス・グロスシャートナー(オーストリア、UAEチームエミレーツXRG)がペースを引き上げ、逃げを43秒差まで追い込んだ残り7km地点で、牽引はマイヨモンターニャ(山岳賞ジャージ)を着るジェイ・ヴァイン(オーストラリア)に交代した。
総合上位勢で真っ先に遅れたのは、総合5位でマイヨブランコ(ヤングライダー賞ジャージ)を着用したジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)だった。第17ステージの勝者を早々とふるい落としたヴァインはその後も力強い牽引を続け、路面の色が灰色に変わる残り3km地点でチッコーネとランダを吸収。ヴァインが役割を終え、レース先頭に立ったアルメイダは、持ち味である一定ペースの高出力で踏み続けた。

ヴァインの牽引が終わり、自ら先頭でペースを作るジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

残り1km地点を前に、アタックしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
そのペースにはライバルのヴィンゲゴーはもちろん、ヒンドレーとピドコック、そしてセップ・クス(アメリカ、ヴィスマ・リースアバイク)が同調。その僅か後方では総合6位でマイヨブランコ獲得が懸かるマシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック)が必死に粘る。一時ヒンドレーが前に出る場面もあったが、意地と粘りを見せるピドコックを振り落とすことはできない。そして勾配20%に迫る激坂を進む5名の先頭集団から、ヴィンゲゴーが満を持してアタックした。

後続を引き離し、単独でフィニッシュを目指すヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

ヴィンゲゴーを追走するヒンドレーやアルメイダ photo:CorVos
ラスト1kmのバナー手前で仕掛けたヴィンゲゴーにアルメイダはおろか、ヒンドレーもついていくことはできない。またクスがしっかりとエースのライバルをマークするヴィスマにとって盤石の状況のなか、マイヨロホはハイケイデンスで頂上へ。後方を何度も確認しながら差を管理したヴィンゲゴーが雄叫びを上げ、ガッツポーズと共にフィニッシュラインを通過。総合優勝を決定づけた。

ガッツポーズと共にフィニッシュしたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

クスと勝利の喜びを分かち合うヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
第2、9ステージに続く今大会3勝目をつかみ、3度目の出場でマイヨロホを手に入れたヴィンゲゴー。「前回の山頂フィニッシュ(第17ステージ)よりコンディションが良く、ここで勝てて嬉しい。ジョアン(アルメイダ)やジャイ(ヒンドレー)のペースは厳しかったが、まだ余力は残していた。差が開き、ラスト数mは本当に苦しく、(フィニッシュ直後に)フェンスに衝突しそうになったぐらい」とレースを振り返った。
11秒遅れで区間2位に入ったのは、アシストに徹した2023年覇者のクス。ヒンドレーが13秒遅れの3位、その5秒遅れの4位にピドコックが入り、総合3位を死守。アルメイダは22秒遅れの5位。そして驚異的な粘りを見せたリッチテッロが区間6位で総合5位に上がり、ペリツァーリからマイヨブランコを奪い取った。
激闘を終えた選手たちのコメントは、別記事にてお伝えします。

マイヨロホ獲得を事実上決めたヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.



9月13日(土)第20ステージ
ロブレド・デ・チャベラ〜ボラ・デル・ムンド 165.6km(山岳/山頂フィニッシュ)
獲得標高差 4,226m

マドリッド州のグアダラマ山脈のコースで、レースが本格的に動くのは残り56.7km地点から始まる1級山岳ナバセラーダ(距離6.9km/平均7.6%)。北側から登った選手たちは南側に下って平坦を挟み、再び南側からナバセラーダへ。そこから同峠を含む超級山岳ボラ・デル・ムンド(距離12.3km/平均8.6%)に突入する。
注目されたのはもちろん、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)とジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG)によるマイヨロホ争い。また総合3位トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング)を39秒差で追うジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)や、58秒差のマイヨブランコ(ヤングライダー賞)争いなど見どころがたっぷり。アクチュアルスタートが切られると、最初の1時間は時速50kmを超える高速展開となり、36名の逃げが形成された。


既に今大会の勝利を得ているエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)やミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、リドル・トレック)らグランツール巧者が入る逃げ集団。そのリードを2分差以内に抑えたメイン集団は、44秒差の逆転を狙うUAEチームエミレーツXRGが主導。そして残り56.7km地点から始まる1級山岳ナバセラーダ(距離6.9km/平均7.6%)に入り、大所帯の逃げグループの選別が始まった。
12名まで絞られたエスケープからは、ヤルディ・ファンデルリー(オランダ、EFエデュケーション・イージーポスト)が先頭で大観衆に囲まれた頂上を通過。プロトンは依然としてUAEチームエミレーツXRGが主導権を握り、フアン・アユソ(スペイン)の高速牽引がタイム差を1分まで縮小。そして20kmにわたる長い下りで先頭は5名になった。
最終山岳に続く緩斜面の登りでは、残り20kmでチッコーネが先行するものの不発に終わる。続く残り19km、ランダの仕掛けの最中にパレスチナの旗を掲げたデモ抗議者がコースに侵入。逃げていた選手たちは何とか回避してレースを続け、デモ隊はコースの真ん中に座り込む。1分遅れでやってきたプロトンはコースの右側に避けて通過し、幸い大きなトラブルには繋がらなかった。


―― いよいよ最後の登りへ
混乱の中でリードを拡げたランダが超級山岳ボラ・デル・ムンド(距離12.3km/平均8.6%)に単独先頭で突入する。しかしすぐにファンデルリーとベルナル、チッコーネが合流し、残り9km地点で先頭はチッコーネとランダに絞られる。その1分後方ではフェリックス・グロスシャートナー(オーストリア、UAEチームエミレーツXRG)がペースを引き上げ、逃げを43秒差まで追い込んだ残り7km地点で、牽引はマイヨモンターニャ(山岳賞ジャージ)を着るジェイ・ヴァイン(オーストラリア)に交代した。
総合上位勢で真っ先に遅れたのは、総合5位でマイヨブランコ(ヤングライダー賞ジャージ)を着用したジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)だった。第17ステージの勝者を早々とふるい落としたヴァインはその後も力強い牽引を続け、路面の色が灰色に変わる残り3km地点でチッコーネとランダを吸収。ヴァインが役割を終え、レース先頭に立ったアルメイダは、持ち味である一定ペースの高出力で踏み続けた。


そのペースにはライバルのヴィンゲゴーはもちろん、ヒンドレーとピドコック、そしてセップ・クス(アメリカ、ヴィスマ・リースアバイク)が同調。その僅か後方では総合6位でマイヨブランコ獲得が懸かるマシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック)が必死に粘る。一時ヒンドレーが前に出る場面もあったが、意地と粘りを見せるピドコックを振り落とすことはできない。そして勾配20%に迫る激坂を進む5名の先頭集団から、ヴィンゲゴーが満を持してアタックした。


ラスト1kmのバナー手前で仕掛けたヴィンゲゴーにアルメイダはおろか、ヒンドレーもついていくことはできない。またクスがしっかりとエースのライバルをマークするヴィスマにとって盤石の状況のなか、マイヨロホはハイケイデンスで頂上へ。後方を何度も確認しながら差を管理したヴィンゲゴーが雄叫びを上げ、ガッツポーズと共にフィニッシュラインを通過。総合優勝を決定づけた。


第2、9ステージに続く今大会3勝目をつかみ、3度目の出場でマイヨロホを手に入れたヴィンゲゴー。「前回の山頂フィニッシュ(第17ステージ)よりコンディションが良く、ここで勝てて嬉しい。ジョアン(アルメイダ)やジャイ(ヒンドレー)のペースは厳しかったが、まだ余力は残していた。差が開き、ラスト数mは本当に苦しく、(フィニッシュ直後に)フェンスに衝突しそうになったぐらい」とレースを振り返った。
11秒遅れで区間2位に入ったのは、アシストに徹した2023年覇者のクス。ヒンドレーが13秒遅れの3位、その5秒遅れの4位にピドコックが入り、総合3位を死守。アルメイダは22秒遅れの5位。そして驚異的な粘りを見せたリッチテッロが区間6位で総合5位に上がり、ペリツァーリからマイヨブランコを奪い取った。
激闘を終えた選手たちのコメントは、別記事にてお伝えします。

ブエルタ・ア・エスパーニャ2025第20ステージ
1位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 3:56:23 |
2位 | セップ・クス(アメリカ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:11 |
3位 | ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +0:13 |
4位 | トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング) | +0:18 |
5位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | +0:22 |
6位 | マシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック) | +0:24 |
7位 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) | +0:47 |
8位 | ジュリオ・チッコーネ(イタリア、リドル・トレック) | +1:11 |
9位 | ウィリアムジュニア・ルセルフ(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +1:22 |
10位 | フィンレー・ピカリング(イギリス、バーレーン・ヴィクトリアス) | +1:30 |
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 72:53:57 |
2位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | +1:16 |
3位 | トーマス・ピドコック(イギリス、Q36.5プロサイクリング) | +3:11 |
4位 | ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +3:41 |
6位 | マシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック) | +5:55 |
5位 | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +7:23 |
8位 | セップ・クス(アメリカ、ヴィスマ・リースアバイク) | +7:45 |
7位 | フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンAG2Rラモンディアール) | +7:50 |
9位 | トースタイン・トレーエン(ノルウェー、バーレーン・ヴィクトリアス) | +9:48 |
10位 | マッテオ・ジョーゲンソン(アメリカ、ヴィスマ・リースアバイク) | +12:16 |
マイヨプントス(ポイント賞)
1位 | マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック) | 277pts |
2位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 197pts |
3位 | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・ドゥクーニンク) | 135pts |
マイヨモンターニャ(山岳賞)
1位 | ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツXRG) | 61pts |
2位 | ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) | 56pts |
3位 | ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツXRG) | 32pts |
マイヨブランコ(ヤングライダー賞)
1位 | マシュー・リッチテッロ(アメリカ、イスラエル・プレミアテック) | 72:59:52 |
1位 | ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | +1:28 |
3位 | ウィリアムジュニア・ルセルフ(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +8:05 |
チーム総合成績
1位 | UAEチームエミレーツXRG | 217:41:26 |
2位 | ヴィスマ・リースアバイク | +23:01 |
3位 | デカトロンAG2Rラモンディアール | +1:20:52 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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