ロックショックス　リアサスペンションの定番DELUXEシリーズがモデルチェンジ、ELECTRIC REDモデルが拡充

ロックショックスが、代表的リアサスペンションのDELUXをモデルチェンジ。新型はエアスプリングの設計をさらに追求することで精密なコントロールを実現している。

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トレイルやオールマウンテン系MTBのリアサスペンションとして代表的な存在であるロックショックスのDELUXEシリーズ。特にDELUXE SELECT+やDELUXE SELECTは完成車にスペックインされるモデルとして、数多くのサイクリストが使用する定番だ。

そんなDELUXEがモデルチェンジ。アフターマーケット向けの高性能モデルに位置付けられるハイエンドDELUXE ULTIMATEから、完成車向けのSELECT+、SELECTが進化を遂げる。

今回の新型はロックショックスの開発者による徹底的なチューンアップにより、正確性や軽量性、コントロール性という全方位での性能向上を果たしている。

その中核的なテクノロジーはDebon Air+という技術と、Linear XL Air Canをあらかじめ組み合わせておくこと。Debon Air+はポジティブチャンバーとネガティブチャンバーのバランスを最適化する技術で、小さなバンプでも反応することが特徴。さらにスプリングカーブが直線的となり、急激に挙動が変化せずコントロールしやすくなっている。

そこにLinear XLの技術を合わせることで、ストローク開始直後とボトムアウト付近での働きを最適化。さらにトークンを加えることで性能調整が可能というキャパシティの広さも確保している。

これによってDELUXEシリーズは3モデルともに全方位的な進化を実現した。またシリーズで一貫したフィーリングとなるためグレードアップした際のチューニングなども行いやすい。

ULTIMATEはそこにコンプレッションとリバウンドの調整機構が搭載される。また、後述するELECTRIC REDというロックショックスを象徴するカラーがあしらわれていることも特徴だ。

ロックショックスを象徴するELECTRIC REDが各モデルへ

ロックショックスは1989年に創業以来、「赤色はスピード、パワー、レースの熱気」を象徴するとして、ブランドロゴやフォークレッグのカラーに採用し、ブランドの成長とともに歩んできた。

現在その赤色がELECTRIC REDとしてフォークとリアショックの各モデルに波及している。RudyやSIDシリーズ、Pike、Lyrik、ZEB、BoXXerなどのULTIMATEのフォークレッグはもちろん、リアショックはデカールチューンが行われている。展開ラインアップは以下の一覧をチェックしてもらいたい。