キャニオン　AEROAD CFR Gen3のフレームセットと完成車がスペシャル価格で復活

キャニオンがAEROAD CFR Gen3のフレームセットと特別完成車をスペシャルな価格で販売することを発表した。マチュー・ファンデルプールの世界選手権制覇を支えた最高峰グレードのバイクは、レースで妥協のない機材を使いたい方にぴったりだ。

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昨年、モデルチェンジを果たし4代目に進化したキャニオンのAEROAD。アルペシン・ドゥクーニンクやモビスターが最新モデルで世界最高峰のレースを戦い、そのバイクを手に入れられる今、このタイミングで先代AEROAD CFRが日本限定のフレームセットと完成車として復活する。

マチュー・ファンデルプールが世界選手権を制覇した際のモデルだが、再登場にあたって驚愕の価格が設定された。最高峰のCFRグレードにもかかわらずフレームセットで349,000円（税込）という通常価格から4割引のプライスタグが提げられた。そして限定完成車（シマノ105 DI2）は599,000円（税込）だ。

今回のキャニオン・ジャパンによるスペシャルオファーは、彼らが国内のヒルクライムレーサーを応援したいという想いから立案された。ヒルクライムにもかかわらずULRIMATEではなくAEROADに白羽の矢が立てられたのは、Mt.富士ヒルクライムのような平均勾配が比較的穏やかなレースで求められる軽量性とエアロを満たすモデルがAEROAD CFRだったからだ。実際にフジヒルではAEROADが優勝している実績もあり、今回の企画にはピッタリなチョイスだ。

3代目AEROADのエアロ性能は言わずもがな。現行4代目AEROADの発表時に公開されたエアロ資料によると4代目の空気抵抗は201.3Wを示しており、3代目は202.9Wとその差は僅か。他社の現行フラッグシップに対しては優れた数値をマークしており、3代目のエアロ性能は今も世界トップクラスだ。

重量の面ではフレームが1,030g（平均重量）で、ピュアエアロロードとしては軽量級。フレームセットをDURA-ACE DI2で組み上げれば完成車重量で6kg台を達成することもでき、限定完成車でも7.2kgをマークしており、ヒルクライムレースでも戦闘力は発揮される。適応タイヤ幅は最大30mmまで。トレンドのワイドタイヤを許容してくれるため、最新のセットアップで組み上げることも可能だ。

今回のスペシャルオファーに際して付属する専用ステム一体型ハンドルバー（CP0018）は、アップチャージ無しでプロ仕様のCP0015に交換可能。ステム長を80〜140mmの間でチョイスすることができるため、自分に合ったポジションを出せるバイクを購入することができる。

フレームセットにはホワイト、シルバー、マジョーラのカスタム用ステッカーが付属する。完成車のパッケージはコンポは先述したシマノ105 DI2で、ブレーキローターのみDURA-ACE。他にはクランクはMISSION（長さは選択可能、パワーメーター搭載は有償オプション）、ホイールはCRAFT RACING WHEELS CS5055、タイヤはパナレーサーのアジリストファスト、インナーチューブはパナレーサーのTPU製パープルライト、サドルはセッレイタリアのSLR BOOST TM（1万割引で、無しも選択可能）という構成とされている。

なお、今回のフレームは3代目の前期型（Gen3.1）での販売となる。後期型（Gen3.2）はプロの要望に応えるデビュー時よりも高い剛性、シートポストのセットバックを5mm短縮、シートポスト固定ボルトの改良が施されたモデルとなっているが、キャニオン・ジャパンではホビーサイクリストに優しい前期型をあえて採用しているとのことだ。

もちろん前期型の際に発生した不具合に対策を施したアップデートバージョンでの販売となる。具体的にはハンドルの安全性向上と、シートポストとフレームの摩耗を防ぐ対策が行われているという。製品保証に関しては公式ストアで購入した際と同じ内容で、2年間の基本保証と4年間の特別延長保証が付帯。クラッシュリプレースメントプログラムも適用される。

販売方法は2月26日（水）〜3月9日（日）の期間で受け付ける先行予約方式で行われる。応募者多数の場合は抽選販売となり、先行予約を経ても在庫がある場合は後日一般販売が実施される。納期は予約締切後、ステム長標準仕様の場合は約1週間、ステム長変更の場合は約2週間、完成車は約3週間となる。詳細については下部の案内を確認してもらいたい。

予約受付期間中の3月1日、2日はサイクルモード大阪にて試乗のチャンスが用意されている。さらに東京都稲城市のCROSS COFFEEでは2月28日〜3月9日に限定完成車の展示が行われる。ほかにも3月15日、16日には名古屋サイクルスポーツデイズ、4月19日、20日にはサイクルモード東京でも試乗車として登場する予定だ。

ヒルクライムレースで自己ベスト更新やライバルに打ち勝つためにトレーニングを重ねるライダーにとって、最高峰クラスのバイクに手が届きやすくなる今回の企画は必見。練習、機材と共に妥協のない選択を行いたい方にはオススメのモデルだ。

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キャニオン AEROAD CFR Gen3 フレームセット
フレームサイズ：2XS / XS / S / L
※今回製造上の理由によりMサイズは入荷がございません、お詫び申し上げます。
フレーム平均重量：1,030g
最大タイヤ幅：30mm
価格：349,000円 （消費税込、送料込）

キャニオン AEROAD CFR Gen3 復活ローンチエディション完成車
コンポーネント：シマノ 105 DI2（ブレーキローターのみDURA-ACE）
クランク：MISSION（162.5mm、165mm、167.5mm、170mm、172.5mm、175mm）
パワーメーター（有償オプション）：SIGEYI（＋54,450円）
ホイール：CRAFT RACING WHEELS CS5055
タイヤ：パナレーサー アジリストファスト28C
インナーチューブ：パナレーサー パープルライト
サドル：セッレイタリア SLR BOOST TM スーパーフロー（サドル無しも可能　1万円割引）
フレームサイズ：2XS / XS / S / L
※今回製造上の理由によりMサイズは入荷がございません、お詫び申し上げます。
完成車平均重量：7.2kg
最大タイヤ幅：30mm
価格：599,000円 （消費税込）

先行予約応募方法とFAQ

フレームセット、完成車いずれも生産数が限られるため先行予約応募期間を設けさせていただきます。

▶先行予約応募期間　2025年2月26日18:00～2025年3月9日（日）23:59まで。

万が一ご予約応募を多数いただいた際には抽選とさせていただく場合がございますので、できる限り（特に完成車は）先行予約期間にご応募いただくことをおすすめいたします。先行予約応募を経て在庫がある場合には、後日一般販売を行います。

▶先行予約応募方法

上記の期間中に、下記のリンクからお申し込みください。
https://canyon-japan.com/

▶ご購入フロー

2025年3月9日（日）の先行予約応募期間の締切後、ご注文の確定または、抽選となった場合には当選・落選をメールにてご案内いたします。ご注文が確定・当選された場合には、ステム長等オプション、配送先等のご指定をいただきます。ご自宅への配送はもちろん、お近くの「キャニオン持ち込みメンテナンス対応ショップ」に直送して、パーツ載せ替え依頼も可能です。

▶同時にリアメカハンガーの予備やコンピューターマウント、キャニオングッズ等を購入されたい場合

すべてのご注文希望アイテムの在庫がキャニオンジャパンサービスセンターでご用意できない可能性がありますので、今回フレームセット、完成車をご注文いただいたお客様には、キャニオン公式ストアのギアアイテム送料（通常2,100円）が一回に限り無料となるキャンペーンを実施します。ご注文方法は、ご注文後のメールにてご案内させていただきます。

▶納期

2025年3月9日（日）の先行予約応募期間の締切後、フレームはステム長が標準仕様の場合は約1週間、ステム長変更の場合は約2週間※。完成車は約3週間※

※ステム長変更の際にはドイツ本社からの取り寄せを行うため、さらに時間を要する場合があります。

▶製品保証

キャニオン公式ストアの販売製品とまったく同じ、2年間の基本保証・4年間の特別延長保証が付帯。クラッシュリプレースメントプログラムも同様にご利用いただけます。

▶アフターサービス体制

キャニオンジャパンサービスセンターならびに、全国の「キャニオンバイク持ち込みメンテナンス対応ショップ」網にて対応いたします。リアメカハンガーやヘッドベアリング等スペアパーツはキャニオンンジャパンサービスセンターに在庫しており、ユーザー様に直接、代引きにて販売しております。

試乗イベントで「エアロードCFR Gen3 」に見て触れて乗ってみよう！

「エアロードCFR Gen.3 」の性能を体感いただける試乗イベントが開催されます。

試乗車サイズ予定：2XS、XS、Sサイズ

・サイクルモードライド大阪：3月1-2日
・名古屋サイクルスポーツデイズ：3月15-16日
・サイクルモード東京：4月19-20日

また東京都稲城市のCROSS COFFEEにて、2月28日～3月9日まで、「エアロードCFR Gen.3 復活ローンチエディション完成車」Sサイズの実車展示を行います。※試乗はできかねます