ピドコック加入のQ36.5プロサイクリング　青基調の新ジャージ公開　

トーマス・ピドコック（イギリス）を獲得したQ36.5プロサイクリングが1月11日、2025年の新チームキットを公開した。黒一色だった昨年からネイビー基調に代わり、肩から袖に白が入った。

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ピドコックは新しいチームキットに対し、「洗練された斬新なデザイン。この青は好きな色で、見た目が良ければ気分も良い。Q36.5のビブショーツも初めて履いたときから、今年はサドルの上で快適に過ごせると確信、安心した」とコメント。個人スポンサーであるレッドブルのヘルメットとのコンビネーションを披露した。

チームキットの製造を手掛けるのは、メインスポンサーであるイタリアのウェアブランドQ36.5。2024年の黒から一転してネイビーをベースとし、ロゴの入った胸元から青のグラデーションが広がるデザインを採用。肩から袖にかけての白のアクセントが特徴だ。グローブにはレーダー模様が施され、ラトビア王者のエミルス・リエピンシュは白一色のチャンピオンジャージとなっている。

「市場で最も良いウェアだ」と語るのはチーム代表であるダグ・ライダー。一方、ピドコックは今後「Q36.5へのフィードバックが製品の改良に反映されることを楽しみにしている」と語っている。

2023年のチーム創設時からスポンサーを務め、ウェアを提供するQ36.5。同社代表のルイギ・ベルガモ氏は今回のキットについて「2年間にわたるチームからの緻密なフィードバックと開発を経て、2025年のキットはこれまで最も先進的かつ完成度の高いレース＆トレーニングウェアとなっている。ライディングスタイルやコースに対応する2種類のビブショートから、スキンスーツの空力性能の向上、そして他アクセサリーや画期的なシューズまですべてが進化している」と自信を語った。

新加入のピドコックの弟ジョセフを含め、25名での2025年ロースターが確定。注目の新エース加入により、昨年の5勝を上回る成績を目指す。

text:Sotaro.Arakawa
photo:Q36.5 Pro Cycling Team