トレーニング中の交通事故に遭ったレムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)に、肋骨、右肩甲骨、手の骨折と肺挫傷、鎖骨脱臼が判明。2週間の安静期間を経てトレーニングスケジュールを組み立てる見込みだという。



レムコ・エヴェネプール(ベルギー) photo:CorVos

パリオリンピック覇者レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)の交通事故に対し、所属するスーダル・クイックステップは日本時間の12月4日朝4時に情報を更新。エヴェネプールはアンデルレヒトのエラスムス病院で最初の検査を受けたのちにヘレンタール病院に移動し、精密検査を受けたという。

これまでに判明していた肋骨と右肩甲骨、手の骨折のほかに、検査では両肺の挫傷と鎖骨の脱臼も判明。鎖骨手術は今晩行われ、上手く運べば病院で一日過ごしてから退院できる見込み。2週間の固定期間が必要で、その後トレーニングへの復帰計画を立てることができると報じられている。

エヴェネプールにとっては4月4日のイツリア・バスクカントリーでの落車負傷に続く今年2度目の大怪我。オフシーズン中の負傷であることが不幸中の幸いだったものの、トレーニング計画に多少の遅れが生じることは間違いない。

text:So Isobe