昨年に続き渋谷のサイクルカフェ「TORQUE」にて、バーレーン・ヴィクトリアスの宇都宮ジャパンカップアフターパーティーが開催。大会翌日の10月20日(月)、新城幸也らチームメンバーに会おうとファンが集った。



カウントダウンが終わると、メンバーが1人ずつ紹介を受け、ファンとハイタッチしながら入場。宇都宮ジャパンカップロードレース3位のマテイ・モホリッチ(スロベニア )とアンドレア・パスカロン(イタリア)は、都合により先に帰国したため、今回の参加選手は4名となった。

今年も渋谷「TORQUE」にファンが集った photo: Yuichiro Hosoda

ニコロー・ブラッティ(イタリア)が紹介を受けて手を振る photo: Yuichiro Hosoda
ユキヤも笑顔で登場 photo: Yuichiro Hosoda


今年も乾杯の音頭はフランコ・ペッリツォッティ監督。皆で杯を掲げると、フリータイムへ。食事と歓談をしながら、選手達はファンのお願いに快く応じ、サインや撮影を行っていた。

しばしの歓談の後は、選手と監督揃っての撮影コーナーがスタート。参加者の方々がステージ周りに用意されたバイクやジャージ、あるいは自身で持ち込んだファングッズとともに写真に収まっていった。中にはロード・トゥ・ラヴニール主催の浅田顕さんが今年もいらしたため、長年共にレースを戦ってきた新城とのツーショットを撮らせていただいた。

フランコ・ペッリツォッティ監督の発声で乾杯! photo: Yuichiro Hosoda

今年も美味しそうな料理が並び、どんどんお皿が空いていった photo: Yuichiro Hosoda
歓談中、選手の写真それぞれにサインをもらうファンも photo: Yuichiro Hosoda


長年の盟友・浅田顕さんと新城幸也 photo: Yuichiro Hosoda

続いてのステージは、ソロシンガーとして活躍中の石垣優さんが三線を手に登場。かつて二人組の音楽ユニット「やなわらばー」として活動し、新城のハンドボール部の2つ上の先輩にもあたる優さんが2曲の歌を披露。その優しく澄み渡る歌声に、参加者の皆さんが時に手拍子で応えながら聞き入っていた。

シンガーの石垣優さんの澄んだ歌声が会場に響き渡る photo: Yuichiro Hosoda
大きな手拍子とともに盛り上がる会場 photo: Yuichiro Hosoda


高校ハンドボール部の先輩・後輩のツーショット photo: Yuichiro Hosoda

そして始まったのは、昨年も盛り上がった「外国人選手が書いた漢字を当てよう」のコーナー。MCの新城美和さんが10秒だけ選手に漢字を見せ、その記憶を元に選手がタブレットに漢字を書く。今年はステージ前に置かれたうちわを取った人に回答権が与えられる形式に。

最初に指名を受けたのは、ニコロー・ブラッティ(イタリア)。ヤシャ・ズッタリン(ドイツ)は次の出番を自ら進んで参加。今年の出題はすべて一文字のみとなっており、難解だった昨年に比べて選手も書きやすかったようで、特にブラッティの書いた「東」は完璧な形で拍手が起きた。正解者の皆さんにはチームボトルが手渡された。

選手が漢字の筆記にチャレンジ photo: Yuichiro Hosoda
ブラッティの書いた「東」はカンペキ! photo: Yuichiro Hosoda


ブラッティは難しい漢字も結構上手に書いてました photo: Yuichiro Hosoda
ヤシャ・ズッタリンが自ら進んで漢字書きに参加 photo: Yuichiro Hosoda


漢字当てに正解した方が力強くガッツポーズ photo: Yuichiro Hosoda
漢字当てに正解し、チームボトルをゲットした皆さん photo: Yuichiro Hosoda


パーティーの最後を飾ったのは、もちろん恒例のお楽しみ抽選会。画面に映し出された大きなルーレットを出品者の掛け声により回す形で進められた。新城幸也もトレーニングなどで愛用するオーストリッチのフロントバッグをはじめ、チームバイクを提供するメリダのトートバッグ&グッズ、SEVのルーパー&新城幸也カレンダーなどが、次々と当選者の手に。

選手達からジャパンカップで使用されたゼッケンが抽選された後、最後の大物はマテイ・モホリッチのサイン入りワンピース。ところがここで、すでに当選済みの番号に何度も止まると言う不思議なアクシデントが。新城の「もうジャンケンで行きましょう!」と言うひと声で、会場全体でのジャンケン大会に。「あらしろジャンケン、ジャンケンポン!」の掛け声で、皆での盛り上がりを見せた。

スクリーンに映し出されたルーレットにより抽選が行われた photo: Yuichiro Hosoda
オーストリッチのフロントバッグが当たってしまって申し訳なさそうなメリダ・ジャパンの佐野さん(関係者の方も自腹なので、抽選参加OKなのです) photo: Yuichiro Hosoda


メリダ・ジャパンからはメリダのトートバッグとグッズのプレゼント photo: Yuichiro Hosoda
SEVからはルーバーと新城ユキヤカレンダーが photo: Yuichiro Hosoda


タレントの福田萌子さんも来場。J SPORTS提供のARSR Tシャツを見事ゲット photo: Yuichiro Hosoda
ペッリツォッティ監督が「当タリ〜!」と電車の切符を持ってきて、会場が爆笑 photo: Yuichiro Hosoda


エドアルド・ザンバニーニのゼッケンを当てて嬉しそうなお二人 photo: Yuichiro Hosoda
ジャージに当選して、ズッタリンとハグ! photo: Yuichiro Hosoda


チームのロードバイクをプレゼントしようとして美和さんに止められるユキヤ photo: Yuichiro Hosoda

「あらしろジャンケン、ジャンケンポン!」 photo: Yuichiro Hosoda
マテイ・モホリッチ使用ジャージを勝ち取ったのはこの方! photo: Yuichiro Hosoda


そうして間もなく閉会となる頃、選手とスタッフが揃って再びステージへ。新城幸也が閉会の挨拶を行った。

「僕は今年でこのチームを離れてしまいますが、このチームに自分が一番長くいて愛着がありますし、一緒に走ったチームメイト達も日本を気に入ってくれて、また来たいと言ってくれているので、彼らをまた応援してもらえたら嬉しいです」と惜別の言葉を述べて会を締めくくった。

選手達は思い思いの場所で、新城は出口で、最後の一人までファンの人達と出来る限りの時間を共有しながら、パーティーは静かにその帳を下ろしていった。

パーティー終盤、長くこのチームで走り続けた新城幸也のヒストリー映像が流れた photo: Yuichiro Hosoda
ジロ2023のチーム総合表彰の場面を見て、拍手と感慨にふけるチームメンバー photo: Yuichiro Hosoda


新城幸也が閉会のあいさつ photo: Yuichiro Hosoda

最後の一人までファンの求めに丁寧に応じていた新城幸也 photo: Yuichiro Hosoda
日本人マッサーとして参加した穴田悠吾さんも加わり、記念写真 photo: Yuichiro Hosoda


text & photo: Yuichiro Hosoda

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