2024/10/18(金) - 15:50
ジャパンカップ開幕を控え熱気高まる宇都宮。現地入りした選手たちは金曜の古賀志林道のコースへ試走に出かけた。日本のファンたちに熱烈に歓迎され、レースに向けて調子を整える選手たちの様子をお伝えします。
金曜の夜のチームプレゼンテーションから開幕する第31回宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース。宇都宮には例年以上に豪華な有力チームとメンバーが集結している。
金曜の天気は朝から小雨模様。選手たちは午前10時頃より身支度を整えてホテルニューイタヤのロビーに姿を表し、次々に森林公園へとコース試走に向かった。
金曜が雨になったことは過去の大会を遡っても無く、「選手たちは試走に出ないのでは?」という心配の声も聞かれていたが、すべてのチームがレインジャケットに身を包み、古賀志林道へと向かった。ファンも用意周到にKOMで待ち構えるなど、雨に負けない熱心さで選手たちを迎えた。
昨年に続く出場となるスーダル・クイックステップは今年もKOMポイントで待ち構えていたファンたちと交流するためにストップし、取り囲むファンたちのサインのリクエストに応えるなど、ファンサービスにつとめた。頂上で待ったファンはチームと一緒の集合写真にも参加でき、待った甲斐があるというもの。
試走にいそしむ選手たちは真剣そのもの。登りでのインターバルを集中してこなし、レースでの走りに備えた。
バーレーン・ヴィクトリアスの宇都宮市長表敬訪問、ライトライン乗車、餃子づくり体験
17日(木)にはバーレーン・ヴィクトリアスの一行が宇都宮市役所に佐藤栄一市長を表敬訪問。その後ライトラインに自転車と一緒に乗車し、来らっせでは餃子作りを体験した。
昨年のジャパンカップ以来の宇都宮入りという新城幸也は「チームメイトたちは昨日走ってみて宇都宮の綺麗さに感心しています」と話すと、市長は「本当なら紅葉が始まっているはずが、夏が続いているみたいで、異常気象ですね」と選手たちに説明。
ペリツォッティ監督からは選手全員のサイン入りジャージが市長にプレゼントされ、すぐに着用した佐藤市長は「土曜のパレードはこれを着て走ろうかな?」とご満悦。思わぬ新加入選手を囲んでの記念撮影となった。
選手たちは宇都宮駅東口から出発する宇都宮ライトレール(通称ライトライン)の乗車も体験。乗ったのはジャパンカップのラッピング・トレインで、自転車をそのまま載せての乗車。「自転車のまち」を掲げる宇都宮市は将来的にライトレールに自転車を載せられることを目指しているという。
次は「来らっせ」での餃子作り体験。料理長の指導のもと、ニラや白菜、キャベツ、長ネギを刻み、生姜を摺り下ろし、豚ひき肉と混ぜ合わせ、皮に包む。半月状になるよう手で摘みながら形を整えていくのは器用さが必要だが、ひときわ上手かったのが新城幸也。他の選手からは「ユキヤが上手いのは毎日作ってるからか?」と感嘆の声が挙がった。
自身でも料理が好きというマテイ・モホリッチは「餃子はラビオリに似ていて、意外にも野菜がたっぷりでヘルシー。美味しくてとても気に入った。家でも作ってみるよ」と満足げだった。
金曜の夜は宇都宮オリオンスクウェアでチームプレゼンテーションが開催。来日した選手たちがステージに勢揃いする。
text&photo:Makoto AYANO
金曜の夜のチームプレゼンテーションから開幕する第31回宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース。宇都宮には例年以上に豪華な有力チームとメンバーが集結している。
金曜の天気は朝から小雨模様。選手たちは午前10時頃より身支度を整えてホテルニューイタヤのロビーに姿を表し、次々に森林公園へとコース試走に向かった。
金曜が雨になったことは過去の大会を遡っても無く、「選手たちは試走に出ないのでは?」という心配の声も聞かれていたが、すべてのチームがレインジャケットに身を包み、古賀志林道へと向かった。ファンも用意周到にKOMで待ち構えるなど、雨に負けない熱心さで選手たちを迎えた。
昨年に続く出場となるスーダル・クイックステップは今年もKOMポイントで待ち構えていたファンたちと交流するためにストップし、取り囲むファンたちのサインのリクエストに応えるなど、ファンサービスにつとめた。頂上で待ったファンはチームと一緒の集合写真にも参加でき、待った甲斐があるというもの。
試走にいそしむ選手たちは真剣そのもの。登りでのインターバルを集中してこなし、レースでの走りに備えた。
バーレーン・ヴィクトリアスの宇都宮市長表敬訪問、ライトライン乗車、餃子づくり体験
17日(木)にはバーレーン・ヴィクトリアスの一行が宇都宮市役所に佐藤栄一市長を表敬訪問。その後ライトラインに自転車と一緒に乗車し、来らっせでは餃子作りを体験した。
昨年のジャパンカップ以来の宇都宮入りという新城幸也は「チームメイトたちは昨日走ってみて宇都宮の綺麗さに感心しています」と話すと、市長は「本当なら紅葉が始まっているはずが、夏が続いているみたいで、異常気象ですね」と選手たちに説明。
ペリツォッティ監督からは選手全員のサイン入りジャージが市長にプレゼントされ、すぐに着用した佐藤市長は「土曜のパレードはこれを着て走ろうかな?」とご満悦。思わぬ新加入選手を囲んでの記念撮影となった。
選手たちは宇都宮駅東口から出発する宇都宮ライトレール(通称ライトライン)の乗車も体験。乗ったのはジャパンカップのラッピング・トレインで、自転車をそのまま載せての乗車。「自転車のまち」を掲げる宇都宮市は将来的にライトレールに自転車を載せられることを目指しているという。
次は「来らっせ」での餃子作り体験。料理長の指導のもと、ニラや白菜、キャベツ、長ネギを刻み、生姜を摺り下ろし、豚ひき肉と混ぜ合わせ、皮に包む。半月状になるよう手で摘みながら形を整えていくのは器用さが必要だが、ひときわ上手かったのが新城幸也。他の選手からは「ユキヤが上手いのは毎日作ってるからか?」と感嘆の声が挙がった。
自身でも料理が好きというマテイ・モホリッチは「餃子はラビオリに似ていて、意外にも野菜がたっぷりでヘルシー。美味しくてとても気に入った。家でも作ってみるよ」と満足げだった。
金曜の夜は宇都宮オリオンスクウェアでチームプレゼンテーションが開催。来日した選手たちがステージに勢揃いする。
text&photo:Makoto AYANO
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