インターテックがケーエッジ、グイー、ライドラップ、ゴーフローという4つのブランドを新たに展開。ショップスタッフ向けの展示会にてお披露目した。



ケーエッジといえば堅牢なサイクルコンピューターマウントでお馴染み

ベルやイーボック、ワフーを取り扱うインターテックがショップスタッフ向け展示会を開催。各ブランドの新製品のお披露目と同時に新たに取り扱いを開始する4つのブランドを来場者に紹介した。

ケーエッジ:多機能なアクセサリーが充実する定番ブランド

今回お披露目された新規ブランドで最も馴染み深いのはケーエッジだろう。アメリカに拠点を構え、製品の生産を行うアクセサリーブランドであり、かつ数多くのプロチームをサポートしていることで知られている。

特にサイクルコンピューターマウントが非常に充実しており、ワフーの独自エアロ形状にもフィットするモデルや、ガーミンEdge 1050に対応するモデルなど、主要なデバイスブランドには適合するように製品が開発されている。また、軽量性を意識したRaceモデルや堅牢なMax、GoPro規格のマウントも装備されたMax Comboなど種類も豊富だ。

フレームブランドが用意する特殊なハンドルにも対応できるモデルも揃う
ステム一体型ハンドルバーにもフィットするモデルも用意されている


レースで成績を残すためだけではなく、愛車を傷から守るためにも活躍するチェーンキャッチャー

加えてステム一体型エアロハンドルバーに取り付けられるマウント、エクステンションバー用、トップチューブマウント用、コラム用なども展開されており、ありとあらゆるユーザーが選べるようになっている。

チェーンガイドやチェーンキャッチャーもケーエッジの定番製品。グラベルバイクなどでフロントシングルにバイクを組み上げている方にはおすすめだ。

グイー:快適性と機能性を追求したバーテープと新たなTPUチューブ

グイーから新たなTPUチューブ、AeroLiteが登場

TPUチューブのプリントによって捻れがないか確認できる
バルブにはゴムのスペーサーが備えられている


グイーはデザイン性に富むバーテープをラインアップしている

インターテックはバーテープでお馴染みのグイーの扱いも始める。グイーとは、柔らかさや粘着性を連想させる言葉で、グイーは2010年に創業した当初よりシリコン製バーテープでその名を体現していた。現在も性能とデザイン性に富むバーテープがラインアップされている。

今回の展示会では新たにラインアップに加わったTPUチューブがトピックとなった。グイーのAEROLITEシリーズは金属バルブを採用する一本で、ナット部分にもラバースペーサーを配すことで振動によってバルブがリムに当たる音を抑制してくれることが特徴だ。

種類はロード用(〜32C)とグラベル(〜45C)、MTB(〜2.35インチ)が揃う。非常に多くのブランドがTPUチューブをリリースし群雄割拠となった今、グイーも選択肢の一つに加えても良さそうだ。

ライドラップ:自転車を美しく保護するフィルム

ライドラップのフィルムにはインストールきっとが付属する

新規取り扱いのライドラップは、フレームやサスペンションフォーク用のプロテクションフィルムブランド。MTBの本場であるカナダのウィスラーに拠点を構えており、マウンテンバイカーである創業者たちが求めるプロダクトを開発している。

フレームの大部分を覆うモデルと、必要最低限の部分を覆うモデルの2種類が展開されており、ユーザーは必要に応じた選択が可能となっている。またフィルムは引っ掻き傷を受けた際も破けず、かつ傷が目立ちにくくなるため、常に綺麗な状態を保てることが特徴だ。

フィルムには装着時に使用するクリーニングワイプやスクレーパー、マイクロファイバーが付属するため、作業用のアイテムを買い揃える必要ないのは非常に嬉しい。愛車を守りたい方にはおすすめのブランドだ。

ゴーフロー:ファッショナブルな安全ベスト

サイクリストにはお馴染みのアルカンシエルデザインも用意されている

反射ベストにデザイン性を融合させたゴーフローのラインアップ
EN規格に準拠するプロダクトとして作られている



そして4つ目の新規扱いブランドはゴーフロー。ファッションのバックグラウンドを持つ母親でもあるジュリー・ヴェッツが、子供達にファッショナブルなデザインの安全ベストを着用してもらいと思い立ち上げたベルギーのスタートアップブランドだ。

EN 17353に準拠する反射性能を備えたベストをラインアップしており、各製品屋内の電気でもギラギラと光を反射することが特徴。基本的には大部分が反射素材としながらも、胸のワンポイントやジッパーのカラーでデザインにアクセントを加えている。

各モデルでデザインが異なり、DARKCHAMPはアルカンシエルで、GEORGEは細いラインのアクセント、DARKFLOWはグラデーション的なV字ライン、DARKBAIGHTはジッパー部分が蛍光イエローで彩られている。サイクリングはもちろんのこと、ランニングや愛犬の散歩時などで活躍するシチュエーションは幅広い。

オルケース:実用性とデザイン性が融合した定番プロダクト

オルケースのバイクバッグ類にGLAUCOUSというブルーカラーが登場した

既存ブランドではオルケースのプロダクトをピックアップ。オルケースはハンドルバーバッグ、シートバッグ、トップチューブバッグ、ダッフルバッグに新色の青色をラインアップに追加した。これまでにはない鮮やかなカラーリングで、バイクコーディネートのアクセントとなってくれそうだ。

簡単に収納物にアクセスできるマグネット式の開口部で人気のトップチューブバッグは、底面にプラスチックのプレートが追加されており、走行時の安定感が向上した。既に所有しているユーザーも独自にプレートを配置するアレンジしている方もいるため、ぜひ試してもらいたい工夫だ。

オルケースのバイクバッグにはコヨーテカラーも用意された

マグネット式の開口部は非常に便利。ぜひ試してもらいたい
トップチューブバッグの底にはプラスチックプレートが配置され安定性を高めた


マジックテープで留めるタイプのフレームプロテクター
輪行時に活躍してくれるディスクブレーキロータープロテクター



またオルケースのダッフルバッグは遠征時におすすめ。なんでも収納できるメインコンパートメントに加えて、シューズとヘルメット用の荷室が用意されており、遠征道具を綺麗に収めることが可能となっている。さらに手提げベルトはもちろん肩掛け用のベルト、バックパック用のストラップが備えられており、幅広い状況に対応できることが特徴だ。

フォークを外して収納すれば航空会社の特大荷物以下サイズに納めれらるB2 Bike Travel Caseもオルケースの定番プロダクト。さらにバイク保護用のプロテクションキットは、オルケースの輪行ケースユーザーではなくても、活躍してくれる優れもののためぜひチェックしてもらいたい。

インターテックの魅力的なブランドから新作が続々登場

ルートワークスのハンドルバーバッグにコヨーテカラーが登場

バッグ上面を活用できるのが魅力だ
ルートワークスに装備できるピークデザイン用のマウントが登場する


トレンドに追従するデザインとされたSANCTUM

ボックス形状で荷物をたくさん収納できるルートワークスのハンドルバーバッグには新色コヨーテが追加されている。他にもバッグの蓋に装着するマウントにピークデザインモデルが登場。ピークデザインのスマホケースユーザーもルートワークスのバッグを使いやすくなった。

コストパフォーマンスが高いアイウェアブランドとして支持されているティフォージ・オプティクスは新たなモデルをラインアップに加えている。その一つであるSANCTUMはトレンドのフルリム・大型一眼レンズのモデル。もう一つはレンズ上部のみフレームレスのSTASH。いずれも今どきのコーディネートにぴったりだ。

他にもSPコネクトのiPhone16に対応したスマホケース、ベルの定番となったXR SPHERICAL、FALCON XR、イーボックのプロテクターなどおすすめ製品はよりどりみどり。気になる方はオフィシャル・オンラインストアをチェックしよう。

XR SPHERICALなど定番のヘルメットが用意されているベル

イーボックのプロテクターは気温に左右されず効果を発揮してくれる
SPコネクトのスマホケースとマウントは非常に種類が多いので、ぜひチェックしてもらいたい


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