2024/08/20(火) - 18:30
Liv CyclingとCC TOKYOが8月3日に女性限定ライド「平良エレアさんと楽しむ飯能満喫女子サイクリング」を開催した。飯能ならではのヒルクライムや特別に用意したランチを楽しみながらの女子ライドをレポートします。
「すべてを女性のためだけに」というコンセプトを掲げ、女性に寄り添うことを目的にするサイクリングブランドLiv(リヴ)と、「楽しく安全に豊かなサイクルライフを」というコンセプトから多くのサイクリングイベントを開催しているCC TOKYOがタッグを組んで行った特別なライドイベント。8月3日に、東京から一番近い山岳コースを楽しめる、埼玉県の飯能市で開催されたのでした。
ゲストにはLivアンバサダーを務める女性サイクリスト、平良エレアさんを迎え、参加者スタッフ合わせて13名の飯能ライドをスタート。
天気は快晴でサイクリング日和と言いたいところだが、集合時間の8時には飯能はすでに30℃近い気温。そんな中でもサイクリングが好きな女性サイクリストたちが時間通りに集合、簡単なミーティングでハンドサインやルート、休憩ポイントの説明を行う。
さらに今回は特別に、Livから発表されたばかりの新型軽量ロードバイク「LANGMA」に試乗できるイベント(まるまる一日乗れる試乗会はまずない!)なので、申し込みした方はワクワク!セットアップを終えてスタートです。
今回は12名でのライドとなるため自分たちの安全確保と車への配慮から2グループに分けての走行。ペースもみんなが楽しく走れるサイクリングペースで、朝早い時間帯とはいえ車が多いルートを避け、裏道を使いながらまずは東峠(距離2.2km/獲得標高約180m)へ。
短いとはいえ、しっかりと登りごたえのある東峠。木陰の多い林道ではあるものの、この時点でみんなしっかりと汗だくに。通常なら下ってそのまま次の峠へ向かいたいところですが、暑さ対策を考えて国道沿いのコンビニに寄り道して次の登りに備えた休憩を取る。飯能はコンビニがかなり少なく、夏場にライドするときには事前に場所をチェックしておくことが肝要なのです。
休憩では帯同しているLivのサポートカーから冷えた水や氷をもらい身体にかぶる参加者の方も。余談ですが、この国道299号は飯能と秩父を結ぶ幹線ルートで、車もトラックも多く道幅も狭いのでグループでサイクリングする際にはできるだけ避けて通りたい道。通行の際にはご注意を。
クールダウンしてしっかり水分も補給してから、本日のメインの峠である顔振峠(距離6km/獲得標高約370m)へ。東峠と比べて距離も6kmあり斜度もきつくなる場所があるので、無理してグループで走るのではなく各自が走れるペースでヒルクライムにチャレンジしてもらう。
キツさのなかにも楽しさを感じるのがヒルクライムの面白いところ。暑さと勾配できついはずなのに笑い声が聞こえるのは女子ライドならではの光景なのです。カメラにもしっかり笑顔!登りきったところで顔振峠ならではの景色をバックに全員で記念撮影。おのおの愛車や試乗車のLANGMAと記念撮影したら本日のランチスポットへ向けて下山開始。
今回のライドでは、スタートから23kmでちょうと中間地点、顔振峠から下った吾野にある「法光寺」にご協力いただき、ランチの休憩スポットとして場所を提供していただきました(サイクルラックまでご用意いただく!)。ランチには飯能の人気レストラン「HAMA」のステーキ丼とやまめの唐揚げ膳を用意してもらい、さらにデザートには近日吾野にオープン予定のフレンチレストラン「ラバサク」から桃のフルーツサンドをご提供いただく大満足の内容でした。
お寺の冷房の効いた室内で美味しいランチとおしゃべりを満喫!参加者がまるで昔からの友達かのように打ち解けて楽しく盛り上がり、スタッフから時間ですよ〜と声をかけなければ延々とその場で話し込んでしまうのでは、という光景は女子ライドならではです。
お腹もいっぱいになり十分休憩を取ったところで、残り23kmの帰路へ。法光寺を出たらすぐに約3km/獲得標高約220mの林道の登りへ入ります。午後の日差しと風が抜けない場所のせいか午前より暑く、この日一番の山場となったヒルクライム。そこを下ってしまえばあとは平坦基調ですよ、と参加者には伝えていたものの、実は山王峠(1km/獲得標高70m)と住宅地へ抜ける登り(0.6km/獲得標高45m)を最後に控えており、「もう登りは終わりって聞いたけど!」という叫び声が聞こえるサイクリストあるあるのヒルクライム詐欺を堪能して頂くことに...(スミマセン笑)。
山王峠から飯能駅までの帰路を経て、ゴールまであと5kmのところで最後のコンビニ休憩へ。たかが5kmされど5km、夏の暑さには十分な対策が必要なので、しっかりここでも水分を摂ってもらい無理なく安全なサイクリングを心がけます。
48km/獲得標高1000mの飯能ライド。全員無事に大きなトラブルもなくゴールしました。距離は短いものの、しっかりと登りを堪能できで走りごたえのある体験ができるのもこの地域の良いところ。今回のライドイベントの参加特典であるお土産が渡されました。
お土産は、Liv Cyclingからホワイトソックスとステッカー、ZWIFTからブランドカラーのオレンジ色のドリンクボトル
シュアラスターから夏のライドに便利な除菌消臭剤ゼロバリア、と、これまた豪華な内容。
今回のイベントには初心者からベテランの方まで多くの方に参加していただきました。5月にロードバイクを買ったばかりというリンさんは本格的なヒルクライムは今回が初挑戦とのことでしたが、「女性限定ライドだったのでペースもちょうど良く会話も弾み楽しかったです!試乗した新型LANGMAはついていたハンドルの幅も狭くて女性の身体にフィットするセッティングが気に入りました。そしてとても軽くて初めてのヒルクライムもすいすいと登ることができて気持ちよかったです!」と笑顔でコメントしてくれました。
初対面の参加者同士が、スタートして30分も経てば昔からの知り合いかのような盛り上がりをみせていくのと、解散前に皆さんが各々スマホで撮影した写真をAIRDROPでさっと共有しているのもコミュニケーション能力が高い女性ならではの光景。この場で参加者の皆さんが繋がって、ゆくゆくはサイクリング仲間として一緒に走る姿が目に浮かぶ、やっぱり自転車っていいなと感じさせてくれるライドイベントとなりました。
女性サイクリストの大きな悩みが、男性に比べるとどうしても数が少ない女性サイクリストと知り合う機会がないこと、というのも良く聞きます。
女性に寄り添ったサイクリングブランドLivでは、バイクを販売するだけでなく女性サイクリストが楽しくサイクリングをできる機会や体験の場を今後も数多く設けていく予定とのことなので、ライド仲間を探している女性サイクリストは次回のLivのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。一歩踏み出すことで新しい世界がまた広がっていく、そんな素敵な場所をぜひ体験していただきたいと思います。
Text&Photo : Takeshi Hagiwara
「すべてを女性のためだけに」というコンセプトを掲げ、女性に寄り添うことを目的にするサイクリングブランドLiv(リヴ)と、「楽しく安全に豊かなサイクルライフを」というコンセプトから多くのサイクリングイベントを開催しているCC TOKYOがタッグを組んで行った特別なライドイベント。8月3日に、東京から一番近い山岳コースを楽しめる、埼玉県の飯能市で開催されたのでした。
ゲストにはLivアンバサダーを務める女性サイクリスト、平良エレアさんを迎え、参加者スタッフ合わせて13名の飯能ライドをスタート。
天気は快晴でサイクリング日和と言いたいところだが、集合時間の8時には飯能はすでに30℃近い気温。そんな中でもサイクリングが好きな女性サイクリストたちが時間通りに集合、簡単なミーティングでハンドサインやルート、休憩ポイントの説明を行う。
さらに今回は特別に、Livから発表されたばかりの新型軽量ロードバイク「LANGMA」に試乗できるイベント(まるまる一日乗れる試乗会はまずない!)なので、申し込みした方はワクワク!セットアップを終えてスタートです。
今回は12名でのライドとなるため自分たちの安全確保と車への配慮から2グループに分けての走行。ペースもみんなが楽しく走れるサイクリングペースで、朝早い時間帯とはいえ車が多いルートを避け、裏道を使いながらまずは東峠(距離2.2km/獲得標高約180m)へ。
短いとはいえ、しっかりと登りごたえのある東峠。木陰の多い林道ではあるものの、この時点でみんなしっかりと汗だくに。通常なら下ってそのまま次の峠へ向かいたいところですが、暑さ対策を考えて国道沿いのコンビニに寄り道して次の登りに備えた休憩を取る。飯能はコンビニがかなり少なく、夏場にライドするときには事前に場所をチェックしておくことが肝要なのです。
休憩では帯同しているLivのサポートカーから冷えた水や氷をもらい身体にかぶる参加者の方も。余談ですが、この国道299号は飯能と秩父を結ぶ幹線ルートで、車もトラックも多く道幅も狭いのでグループでサイクリングする際にはできるだけ避けて通りたい道。通行の際にはご注意を。
クールダウンしてしっかり水分も補給してから、本日のメインの峠である顔振峠(距離6km/獲得標高約370m)へ。東峠と比べて距離も6kmあり斜度もきつくなる場所があるので、無理してグループで走るのではなく各自が走れるペースでヒルクライムにチャレンジしてもらう。
キツさのなかにも楽しさを感じるのがヒルクライムの面白いところ。暑さと勾配できついはずなのに笑い声が聞こえるのは女子ライドならではの光景なのです。カメラにもしっかり笑顔!登りきったところで顔振峠ならではの景色をバックに全員で記念撮影。おのおの愛車や試乗車のLANGMAと記念撮影したら本日のランチスポットへ向けて下山開始。
今回のライドでは、スタートから23kmでちょうと中間地点、顔振峠から下った吾野にある「法光寺」にご協力いただき、ランチの休憩スポットとして場所を提供していただきました(サイクルラックまでご用意いただく!)。ランチには飯能の人気レストラン「HAMA」のステーキ丼とやまめの唐揚げ膳を用意してもらい、さらにデザートには近日吾野にオープン予定のフレンチレストラン「ラバサク」から桃のフルーツサンドをご提供いただく大満足の内容でした。
お寺の冷房の効いた室内で美味しいランチとおしゃべりを満喫!参加者がまるで昔からの友達かのように打ち解けて楽しく盛り上がり、スタッフから時間ですよ〜と声をかけなければ延々とその場で話し込んでしまうのでは、という光景は女子ライドならではです。
お腹もいっぱいになり十分休憩を取ったところで、残り23kmの帰路へ。法光寺を出たらすぐに約3km/獲得標高約220mの林道の登りへ入ります。午後の日差しと風が抜けない場所のせいか午前より暑く、この日一番の山場となったヒルクライム。そこを下ってしまえばあとは平坦基調ですよ、と参加者には伝えていたものの、実は山王峠(1km/獲得標高70m)と住宅地へ抜ける登り(0.6km/獲得標高45m)を最後に控えており、「もう登りは終わりって聞いたけど!」という叫び声が聞こえるサイクリストあるあるのヒルクライム詐欺を堪能して頂くことに...(スミマセン笑)。
山王峠から飯能駅までの帰路を経て、ゴールまであと5kmのところで最後のコンビニ休憩へ。たかが5kmされど5km、夏の暑さには十分な対策が必要なので、しっかりここでも水分を摂ってもらい無理なく安全なサイクリングを心がけます。
48km/獲得標高1000mの飯能ライド。全員無事に大きなトラブルもなくゴールしました。距離は短いものの、しっかりと登りを堪能できで走りごたえのある体験ができるのもこの地域の良いところ。今回のライドイベントの参加特典であるお土産が渡されました。
お土産は、Liv Cyclingからホワイトソックスとステッカー、ZWIFTからブランドカラーのオレンジ色のドリンクボトル
シュアラスターから夏のライドに便利な除菌消臭剤ゼロバリア、と、これまた豪華な内容。
今回のイベントには初心者からベテランの方まで多くの方に参加していただきました。5月にロードバイクを買ったばかりというリンさんは本格的なヒルクライムは今回が初挑戦とのことでしたが、「女性限定ライドだったのでペースもちょうど良く会話も弾み楽しかったです!試乗した新型LANGMAはついていたハンドルの幅も狭くて女性の身体にフィットするセッティングが気に入りました。そしてとても軽くて初めてのヒルクライムもすいすいと登ることができて気持ちよかったです!」と笑顔でコメントしてくれました。
初対面の参加者同士が、スタートして30分も経てば昔からの知り合いかのような盛り上がりをみせていくのと、解散前に皆さんが各々スマホで撮影した写真をAIRDROPでさっと共有しているのもコミュニケーション能力が高い女性ならではの光景。この場で参加者の皆さんが繋がって、ゆくゆくはサイクリング仲間として一緒に走る姿が目に浮かぶ、やっぱり自転車っていいなと感じさせてくれるライドイベントとなりました。
女性サイクリストの大きな悩みが、男性に比べるとどうしても数が少ない女性サイクリストと知り合う機会がないこと、というのも良く聞きます。
女性に寄り添ったサイクリングブランドLivでは、バイクを販売するだけでなく女性サイクリストが楽しくサイクリングをできる機会や体験の場を今後も数多く設けていく予定とのことなので、ライド仲間を探している女性サイクリストは次回のLivのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。一歩踏み出すことで新しい世界がまた広がっていく、そんな素敵な場所をぜひ体験していただきたいと思います。
Text&Photo : Takeshi Hagiwara
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