BMCがグラベルバイクのURSシリーズをモデルチェンジ。制限のないサイクリングを楽しめる性能へ進化を遂げると同時に、仕様が異なる4車種をラインアップすることで、様々なライダーがグラベルに挑戦できるシリーズとなった。



BMC URS THREE (c)BMC

独自の研究開発を進め、独創的なバイクを作り上げるスイスの総合ブランド、BMC。グラベルバイクのラインアップはアドベンチャー系のURS(ウルス)とレース系のKAIUS(カイウス)という2モデルが揃い、多岐にわたるグラベルというカテゴリーを網羅している。

今回はその中の一つURSがモデルチェンジを果たす。URS=Unrestricted(無制限)という言葉通り、どのようなグラベル遊びもカバーできる性能を有し、ライダーが足を運びたい場所へと誘ってくれるバイクへと進化を遂げている。

共通するアップデートポイントを紹介しよう。フレームのジオメトリーがブラッシュアップされ、短いステムを前提とした長めのリーチに設計することで、快適さと俊敏性を両立。

フロントフォークはトリプル・アイレット仕様だ (c)BMC

D型のシートポストが採用された (c)BMC

さらにボトムブラケットドロップを69mmから76mmと大きくとり、ヘッドアングルを69.5°、チェーンステーを5mm延長した430mmとして、ハイスピードのグラベルダウンヒルや急勾配の下り坂でも安定したコントロール性を発揮する自転車へと仕上げている。シートチューブアングルは立ち気味に設定されているため、登りでのトラクション性も高めている。

また新型では47mmのタイヤクリアランスを確保。ビッグボリュームのタイヤを装着することで、これまで以上にコントローラブルにアドベンチャーライドが楽しめるようになっている。

シートポストは快適性を高めるD型断面形状を採用した。ボルトオンのD-Fenderマッドガードにも対応しており、スマートにアクセサリーを装備できるのは嬉しいポイント。D型断面ながらシムを活用することで丸型ポストにも変更できるため、ドロッパーシートポストを利用可能だ。

ダウンチューブがストレージとされている (c)BMC

ダウンチューブ下にもアイレット備えられている (c)BMC

リアエンドはスラムが提唱するUDH(ユニバーサル・ディレイラー・ハンガー)を採用。スラム以外のコンポーネントにも対応しているため、シマノユーザーなども安心してURSを選べるはずだ。

国内で展開されるのはURS THREEの1種類。URSはサスペンションを採用しないファミリーにおいてはベーシックな存在のモデル。軽量性やダイレクトな走行感を求めるサイクリストにはおすすめ。ダウンチューブ内側にケースを収められるストレージや、トップチューブとフォーク、ダウンチューブのボトルケージ台座が採用されている。

URS THREEのコンポーネントはスラムEagleとApexのミックス仕様。ホイールはDT SwissのG1800で、タイヤはWTBのRaddler 700x44。サイズはXS、S、M。価格は682,000円(税込)。

BMC URS THREE (c)BMC



BMC URS THREE
コックピットシステム:Easton EC50 AX(アルミバー) & BMC MSM(アルミステム)
シートポストD型シートポスト 0mmオフセット D-Fender対応
ホイール:DT Swiss G 1800
タイヤ:WTB Raddler 700x44
サドル:WTB Silverado Steel M-size
サイズ:XS、S、M
カラー:ブラック&オフホワイト
価格:682,000円(税込)

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