日本でも定着した感のあるヘルメットブランドのケープラスが創業10周年を迎え、アニバーサリーモデル”SIGMA”をリリースした。総和を意味するモデル名の通りケープラスがこれまで培ったものを結晶化したニューモデルだ。



ケープラス SIGMA (c)ケープラス

創業当初はアバンギャルドな造形でエンスーなサイクリストから支持を集め、現在は洗練された造形で注目されるケープラスが10周年を迎えた。アニバーサリーイヤーを祝うため、ケープラスは先日人気モデルNOVAの限定カラーをローンチ。それに続き、記念モデルとしてSIGMA(シグマ)がラインアップに加わった。

SIGMA=Σ(総和)を意味する通り、このモデルはケープラスが培った技術と情熱が集結したヘルメットとして生み出された。10年間の歴史はシェルデザインにも表れており、整列した通気口やフォルムはNOVAのよう。さらにALPHAのヘルメット全周を覆うような造形なども融合しており、まさに集大成と言える作りだ。

洗練されたフォルムにまとめられている (c)ケープラス

またSIGMAはケープラス独自の研究によって開発されたアジアンフィットが採用されており、卓越したフィット感と、ヘルメットだけが大きくなりすぎるいわゆるキノコ頭になりにくいことが特徴。ヘルメットとフェイスラインがシームレスで繋がるようなシルエットにまとめられているため、ヘッドギアとアイウェアのコーディネートも楽しみやすい。

ケープラスは実験センターの風洞実験を繰り返して開発を進めており、通気口の配置とサイズを最適化。細部に渡って調整を行うことで、ヘルメット内を効率的に風が通りぬける性能を実現しており、頭から発生した熱が外側に逃げやすくなっている。

背面のデザインも機能とのバランスが整えられている (c)ケープラス

アセンブルされるパーツにもこだわっており、トゥールビヨンを連想させるアジャスターのK2フィットシステム、着脱しやすいFIDLOCK製のマグネットバックル、アイウェアグリッパー、スローリバウンドメモリーフォームのパッド、銀イオンを含んだ繊維のストラップが採用されている。

カラーはマットホワイト、マットグレイ、マットブラックの三種類。洗練された印象を与えつつ、他のウェアや装備とも調和を取りやすいルックスに仕上げられている。価格は24,200円(税込)。

ケープラス SIGMA(マットブラック) (c)ケープラス

ケープラス SIGMA(マットグレイ) (c)ケープラス

ケープラス SIGMA(マットホワイト) (c)ケープラス



ケープラス SIGMA
カラー:マットホワイト、マットグレイ、マットブラック
サイズ:S、M、L
価格:24,200円(税込)
商品詳細URL:https://kplus-helmet.jp/products/sigma

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