2024/05/03(金) - 15:00
フィジークのレーシングサドルの中核を成すVENTO ANTARES。昨年フルモデルチェンジが発表されたシリーズに、待望の3Dプリントパッドモデルが登場した。多くのプロ選手が愛用するハイパフォーマンスサドルのプロファイルに、最先端の3Dプリント技術が組み合わさったVENTO ANTARES ADAPTIVEを紹介しよう。
数多くのプロチーム、そしてプロライダーが愛用するイタリアのレーシングサドルブランド、フィジーク。そのラインアップの中でもプロ・アマ問わず厚い支持を得てきたのがANTARESシリーズだ。ANTARESは、フラット座面のARIONEとカーブが強めのALIANTEという2モデルのちょうど中間のような座面形状で、多くのライダーにフィットする定番サドルとしてフィジークのラインアップの屋台骨を支え続けてきた。
そして、現在では多くのサドルブランドがラインアップする3Dプリントパッドサドルが世界で初めて導入されたのも、このANTARESシリーズだ。フィジークが"ADAPTIVE"と名付けた3Dプリントパッドを採用した初代ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEは、その特徴的な緑白色のパッドカラーも相まってサイクリストの間に大きな衝撃を与えた。
そんなサドル史に名を残す一作であるANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEがフルモデルチェンジを果たすことに。ノーマルパッドのANTARESシリーズが、VENTO ANTARESとして昨年リニューアルしていた流れを汲むモデルチェンジであり、前作のファンからは待望の新作となるだろう。
基本的な形状はノーマルパッドのVENTO ANTARESシリーズに準しており、ノーズからウィングにかけてわずかにウェーブがかけられ、あらゆるライドポジションで効率的なペダリングを可能とする座面形状とされている。
ノーズ部分は幅広くデザインされ、前方部分も有効に活用できるように。フラットな座面形状は前後方向へのポジション移動も容易となっており、登り坂をアタックするときも、平坦をテンポをキープするときも、パワーを生み出す最適なベースとしてライダーをサポートしてくれる。
ADAPTIVEモデルとして、注目されるのはなんといってもパッドデザインだろう。今作で用いられるパッドはVENTO ARGO ADAPTIVEのように、全面格子ではなく一部にフラットなラインを配置したデザインへと進化している。
格子の太さを緻密に変化させることが出来る革新的なDigital Light Synthesis™テクノロジーを用いて製作される3Dプリントパッドは、ゾーンごとに個別の設計でライダーの体重を均等に分散させる。前作ではチャネルが設けられていた中央部も、今作ではカットオフされたベースの上に非常に柔らかいパッドが配置され、より優れた圧力分散設計が施されている。
正統進化を果たしたVENTO ANTARES ADAPTIVEには、R1、R3の2グレードが用意される。グレード間の違いはレール素材となり、R1は新たに設計された7x9mmの軽量なカーボンレールを採用。R3は軽量な合金製の7x7mm Kiumレールを採用し、より扱いやすいモデルとされている。それぞれに140mm幅と150mm幅の2サイズが用意される。価格はVENTO ANTARES R1 ADAPTIVEが54,100円、VENTO ANTARES R3 ADAPTIVEが46,400円(共に税込)。
フィジーク VENTO ANTARES R1 ADAPTIVE
サドル長:267mm
サドル幅:140mm、150mm
重量:180g(140mm)、185g(150mm)
75mm幅部分の高さ:50mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:147mm
レール:7x9mm カーボンレール
価格:54,100円(税込)
フィジーク VENTO ANTARES R3 ADAPTIVE
サドル長:267mm
サドル幅:140mm、150mm
重量:220g(140mm)、225g(150mm)
75mm幅部分の高さ:50mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:147mm
レール:7x7mm kium中空レール
価格:46,400円(税込)
数多くのプロチーム、そしてプロライダーが愛用するイタリアのレーシングサドルブランド、フィジーク。そのラインアップの中でもプロ・アマ問わず厚い支持を得てきたのがANTARESシリーズだ。ANTARESは、フラット座面のARIONEとカーブが強めのALIANTEという2モデルのちょうど中間のような座面形状で、多くのライダーにフィットする定番サドルとしてフィジークのラインアップの屋台骨を支え続けてきた。
そして、現在では多くのサドルブランドがラインアップする3Dプリントパッドサドルが世界で初めて導入されたのも、このANTARESシリーズだ。フィジークが"ADAPTIVE"と名付けた3Dプリントパッドを採用した初代ANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEは、その特徴的な緑白色のパッドカラーも相まってサイクリストの間に大きな衝撃を与えた。
そんなサドル史に名を残す一作であるANTARES VERSUS EVO 00 ADAPTIVEがフルモデルチェンジを果たすことに。ノーマルパッドのANTARESシリーズが、VENTO ANTARESとして昨年リニューアルしていた流れを汲むモデルチェンジであり、前作のファンからは待望の新作となるだろう。
基本的な形状はノーマルパッドのVENTO ANTARESシリーズに準しており、ノーズからウィングにかけてわずかにウェーブがかけられ、あらゆるライドポジションで効率的なペダリングを可能とする座面形状とされている。
ノーズ部分は幅広くデザインされ、前方部分も有効に活用できるように。フラットな座面形状は前後方向へのポジション移動も容易となっており、登り坂をアタックするときも、平坦をテンポをキープするときも、パワーを生み出す最適なベースとしてライダーをサポートしてくれる。
ADAPTIVEモデルとして、注目されるのはなんといってもパッドデザインだろう。今作で用いられるパッドはVENTO ARGO ADAPTIVEのように、全面格子ではなく一部にフラットなラインを配置したデザインへと進化している。
格子の太さを緻密に変化させることが出来る革新的なDigital Light Synthesis™テクノロジーを用いて製作される3Dプリントパッドは、ゾーンごとに個別の設計でライダーの体重を均等に分散させる。前作ではチャネルが設けられていた中央部も、今作ではカットオフされたベースの上に非常に柔らかいパッドが配置され、より優れた圧力分散設計が施されている。
正統進化を果たしたVENTO ANTARES ADAPTIVEには、R1、R3の2グレードが用意される。グレード間の違いはレール素材となり、R1は新たに設計された7x9mmの軽量なカーボンレールを採用。R3は軽量な合金製の7x7mm Kiumレールを採用し、より扱いやすいモデルとされている。それぞれに140mm幅と150mm幅の2サイズが用意される。価格はVENTO ANTARES R1 ADAPTIVEが54,100円、VENTO ANTARES R3 ADAPTIVEが46,400円(共に税込)。
フィジーク VENTO ANTARES R1 ADAPTIVE
サドル長:267mm
サドル幅:140mm、150mm
重量:180g(140mm)、185g(150mm)
75mm幅部分の高さ:50mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:147mm
レール:7x9mm カーボンレール
価格:54,100円(税込)
フィジーク VENTO ANTARES R3 ADAPTIVE
サドル長:267mm
サドル幅:140mm、150mm
重量:220g(140mm)、225g(150mm)
75mm幅部分の高さ:50mm
ノーズ先端から75mm幅までの長さ:147mm
レール:7x7mm kium中空レール
価格:46,400円(税込)
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