2024/04/10(水) - 09:00
シマノが新しいコンポーネンツシリーズ"ESSA”を発表した。既存のフラットバー用8速コンポーネンツACERA、ALTUS、TOURNEYと互換性を持たせつつ性能を向上させたアップデートバージョンだ。9-11速用コンポ「CUES」の新型ショートリーチシフターとブレーキレバーと合わせて紹介しよう。
レースで競るシリアス派から、自己目標の達成、あるいはカジュアルにフィットネスとして楽しむ層まで、非常に幅広いスタイルが存在するスポーツサイクリングだ。それぞれの体験をより上質なものにするために、シマノは幾つものコンポーネンツを展開し続けている。
今回ラインアップに追加された「ESSA」は、気軽にスポーツサイクリングを楽しみたい方に向けたドライブトレインだ。2023年に打ち出された9-11速用コンポであるCUESには含まれない、8変速を中心としたエントリーグレードとしてESSAは生み出されている。
8段変速フラットバーシステムACERA、ALTUS、TOURNEY TXとの互換性を持たせつつ、ESSAはコンポーネント選びの複雑さを解消し、パーツ選びに悩みにくいラインアップを目指して開発されている。
特徴の一つはフロントシングルドライブトレインであること。これまで用意されてきた8速ドライブトレインはフロントダブルやトリプルによって幅広いギアレシオをカバーしていたが、ESSAではリアディレイラーの最大スプロケットを45Tまで拡張し、11-45Tのスプロケットと32Tもしくは40Tのチェーンリングと組み合わせることで、よりシンプルなギアレシオを実現している。
変速テクノロジーは既存のHYPERGLIDEがベース。リアディレイラーのRD-U2000はオフロードでの使用も考慮し、ジオメトリーやスプリングテンションを最適化することで、チェーンドロップの可能性を低減させている。さらにシャドーデザインを採用し、チェーンステーから変速機が張り出しすぎない設計となっているため、トラブルも発生しにくい。
チェーンリングのFC-U2000-1は、新技術「ダイナミック・チェーン・エンゲージメント」が採用された。これは凹凸の多い地形でもチェーンが外れにくくするシステムであり、リアディレイラー同様にオフロードへの適性を高めている。各製品の詳細は以下の一覧をチェックしてもらいたい。
CUESのラインアップに追加されたショートリーチレバー
先述した通り、シマノがトレッキングやマウンテンバイクなどの選択肢として2023年にリリースした9-11速用コンポがCUESだ。そのCUESにショートリーチのシフトレバーとブレーキレバーを用意した。
新モデルのシフター「S-Reach」は、レバーの位置が12mmフラットバーハンドルのグリップ寄りに配置され、レバー操作時の移動量も11%小さくなっていることがポイントだ。ブレーキレバーは20%もグリップ近づけられているため、手の小さな人でも余裕を持って操作ができるようになっている。
シフターのラインアップは11速のU6050-11R、10速のU6050-10R、9速のU4050-9Rの3種類。ブレーキはUR405。
ノングレードの新型ハブが登場
新型コンポーネンツCUESやESSAの登場で11、10、9、8速ドライブトレインを刷新したことと併せ、シマノはノングレードのハブも刷新。TC600、TC/QC500シリーズにはラビリンス構造とコンタクトシールを採用しており、アグレッシブなトレイルライドに耐えられるシーリング性能を獲得した。QC400シリーズにはコンタクトシールのみ、QC300シリーズは従来のカップ&コーンベアリンが搭載されている。
E-BIKE用として設計されたFH600とFH500 FREEHUBS with MICROSPLINEは、リンクグライド11段変速ハブとの互換性がもたせられている。またリンクグライドからハイパーグライド+へのアップデートも可能だ。
シマノ RD-2000
トータルキャパシティ:34T
最大ロー・スプロケット:45T
シマノ FC-U2000-1
チェーンリングオプション:32T、40T
シマノ CS-HG400-8
ギア:11-45T(11-13-15-18-22-27-35-45T)
ショートリーチレバー
SL-U6050-11R:11速シフター
SL-U6050-10R:10速シフター
SL-U4000-9R:9速シフター
BL-UR405:ブレーキレバー
レースで競るシリアス派から、自己目標の達成、あるいはカジュアルにフィットネスとして楽しむ層まで、非常に幅広いスタイルが存在するスポーツサイクリングだ。それぞれの体験をより上質なものにするために、シマノは幾つものコンポーネンツを展開し続けている。
今回ラインアップに追加された「ESSA」は、気軽にスポーツサイクリングを楽しみたい方に向けたドライブトレインだ。2023年に打ち出された9-11速用コンポであるCUESには含まれない、8変速を中心としたエントリーグレードとしてESSAは生み出されている。
8段変速フラットバーシステムACERA、ALTUS、TOURNEY TXとの互換性を持たせつつ、ESSAはコンポーネント選びの複雑さを解消し、パーツ選びに悩みにくいラインアップを目指して開発されている。
特徴の一つはフロントシングルドライブトレインであること。これまで用意されてきた8速ドライブトレインはフロントダブルやトリプルによって幅広いギアレシオをカバーしていたが、ESSAではリアディレイラーの最大スプロケットを45Tまで拡張し、11-45Tのスプロケットと32Tもしくは40Tのチェーンリングと組み合わせることで、よりシンプルなギアレシオを実現している。
変速テクノロジーは既存のHYPERGLIDEがベース。リアディレイラーのRD-U2000はオフロードでの使用も考慮し、ジオメトリーやスプリングテンションを最適化することで、チェーンドロップの可能性を低減させている。さらにシャドーデザインを採用し、チェーンステーから変速機が張り出しすぎない設計となっているため、トラブルも発生しにくい。
チェーンリングのFC-U2000-1は、新技術「ダイナミック・チェーン・エンゲージメント」が採用された。これは凹凸の多い地形でもチェーンが外れにくくするシステムであり、リアディレイラー同様にオフロードへの適性を高めている。各製品の詳細は以下の一覧をチェックしてもらいたい。
CUESのラインアップに追加されたショートリーチレバー
先述した通り、シマノがトレッキングやマウンテンバイクなどの選択肢として2023年にリリースした9-11速用コンポがCUESだ。そのCUESにショートリーチのシフトレバーとブレーキレバーを用意した。
新モデルのシフター「S-Reach」は、レバーの位置が12mmフラットバーハンドルのグリップ寄りに配置され、レバー操作時の移動量も11%小さくなっていることがポイントだ。ブレーキレバーは20%もグリップ近づけられているため、手の小さな人でも余裕を持って操作ができるようになっている。
シフターのラインアップは11速のU6050-11R、10速のU6050-10R、9速のU4050-9Rの3種類。ブレーキはUR405。
ノングレードの新型ハブが登場
新型コンポーネンツCUESやESSAの登場で11、10、9、8速ドライブトレインを刷新したことと併せ、シマノはノングレードのハブも刷新。TC600、TC/QC500シリーズにはラビリンス構造とコンタクトシールを採用しており、アグレッシブなトレイルライドに耐えられるシーリング性能を獲得した。QC400シリーズにはコンタクトシールのみ、QC300シリーズは従来のカップ&コーンベアリンが搭載されている。
E-BIKE用として設計されたFH600とFH500 FREEHUBS with MICROSPLINEは、リンクグライド11段変速ハブとの互換性がもたせられている。またリンクグライドからハイパーグライド+へのアップデートも可能だ。
シマノ RD-2000
トータルキャパシティ:34T
最大ロー・スプロケット:45T
シマノ FC-U2000-1
チェーンリングオプション:32T、40T
シマノ CS-HG400-8
ギア:11-45T(11-13-15-18-22-27-35-45T)
ショートリーチレバー
SL-U6050-11R:11速シフター
SL-U6050-10R:10速シフター
SL-U4000-9R:9速シフター
BL-UR405:ブレーキレバー
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