2023/11/13(月) - 10:00
2023年UCIトラック・チャンピオンズリーグがイギリス・ロンドンで閉幕した。最終第5ラウンドではハリー・ラブレイセン(オランダ)が男子ケイリンでの優勝と自身2度めの総合優勝を飾り、日本人初のブルージャージを着用した橋本英也は総合6位でレースを終えている。
2023年のUCIトラック・チャンピオンズリーグも最終第5ラウンドを迎え、前日に白熱の戦いを繰り広げた選手たちが再びイギリス・ロンドンのヴェロドロームに集結した。青いジャージを身に纏った各種目の総合リーダーが登場し、総合優勝の行方が決まる戦いが男子スプリント1回戦より順にスタートした。
この日最初の決勝種目として行われたのは男子スクラッチ。ロード選手としてマトリックスパワータグにも所属していたセバスチャン・モラ(スペイン)を含む4名の逃げ集団が形成され、そのまま先行した集団からマーク・スチュワート(イギリス)が勝利。2位にはウィリアム・ペレットが入ったため、イギリスがいきなり地元でワンツーフィニッシュを決めた。メイン集団で順位を争った橋本英也は9位だった。
橋本が16位と悔しい結果に終わった男子エリミネーションは、最後ベルギーの2人による戦いに。トゥール・デンズが前日のエリミネーションで僅差で2位となったジュール・ヘステルスを下し、ベルギージャージを指差して優勝の喜びを表現した。総合優勝は前半ラウンドで好調だったディラン・ビビック(カナダ)の手に。第1ラウンドのスクラッチで優勝し、第3ラウンドまでブルージャージを着用した橋本は総合6位で初めてのチャンピオンズリーグを終えている。
橋本はレース後、単身で臨んだ1ヶ月に及ぶヨーロッパ遠征で後半に向けてコンディションを落としてしまったことを課題に挙げ、また応援への感謝を語っている。
女子スクラッチも逃げ集団から勝者が生まれ、地元イギリスのニーア・エバンズが優勝。エリミネーションではケイティ・アーチボルド(イギリス)が3位と有終の美を逃すなか、スクラッチで逃げたララ・ギレスピー(アイルランド)が女子エンデュランスの最終種目で今季初勝利を飾った。そして第1ラウンドからブルージャージを着続けたアーチボルドが、第1回大会以来となる2度目の総合優勝に輝いた。
男子スプリントの決勝で激突したのは、やはり総合リーダーのハリー・ラブレイセン(オランダ)と第3ラウンドの覇者マシュー・リチャードソン(オーストラリア)だった。最終周回を前にリチャードソンがラブレイセンを内側から抜き、先頭で最終ラップの鐘を聞く。そしてリチャードソンはラブレイセンを寄せ付けることなく勝利を手に入れた。
しかし男子ケイリンではリチャードソンのアタックを利用したラブレイセンがフィニッシュ手前で差し切り、総合優勝を自らで祝う勝利を飾った。
女子スプリントでは総合リーダーのエレセ・アンドリューズ(ニュージーランド)が圧巻の強さを見せ優勝。第1ラウンドからブルージャージを着続けているアンドリューズは、トラック世界選手権を制したケイリンでも勝利。最終ラウンドで敵なしの強さを披露し、総合優勝に輝いた。
2023年のUCIトラック・チャンピオンズリーグも最終第5ラウンドを迎え、前日に白熱の戦いを繰り広げた選手たちが再びイギリス・ロンドンのヴェロドロームに集結した。青いジャージを身に纏った各種目の総合リーダーが登場し、総合優勝の行方が決まる戦いが男子スプリント1回戦より順にスタートした。
この日最初の決勝種目として行われたのは男子スクラッチ。ロード選手としてマトリックスパワータグにも所属していたセバスチャン・モラ(スペイン)を含む4名の逃げ集団が形成され、そのまま先行した集団からマーク・スチュワート(イギリス)が勝利。2位にはウィリアム・ペレットが入ったため、イギリスがいきなり地元でワンツーフィニッシュを決めた。メイン集団で順位を争った橋本英也は9位だった。
橋本が16位と悔しい結果に終わった男子エリミネーションは、最後ベルギーの2人による戦いに。トゥール・デンズが前日のエリミネーションで僅差で2位となったジュール・ヘステルスを下し、ベルギージャージを指差して優勝の喜びを表現した。総合優勝は前半ラウンドで好調だったディラン・ビビック(カナダ)の手に。第1ラウンドのスクラッチで優勝し、第3ラウンドまでブルージャージを着用した橋本は総合6位で初めてのチャンピオンズリーグを終えている。
橋本はレース後、単身で臨んだ1ヶ月に及ぶヨーロッパ遠征で後半に向けてコンディションを落としてしまったことを課題に挙げ、また応援への感謝を語っている。
女子スクラッチも逃げ集団から勝者が生まれ、地元イギリスのニーア・エバンズが優勝。エリミネーションではケイティ・アーチボルド(イギリス)が3位と有終の美を逃すなか、スクラッチで逃げたララ・ギレスピー(アイルランド)が女子エンデュランスの最終種目で今季初勝利を飾った。そして第1ラウンドからブルージャージを着続けたアーチボルドが、第1回大会以来となる2度目の総合優勝に輝いた。
男子スプリントの決勝で激突したのは、やはり総合リーダーのハリー・ラブレイセン(オランダ)と第3ラウンドの覇者マシュー・リチャードソン(オーストラリア)だった。最終周回を前にリチャードソンがラブレイセンを内側から抜き、先頭で最終ラップの鐘を聞く。そしてリチャードソンはラブレイセンを寄せ付けることなく勝利を手に入れた。
しかし男子ケイリンではリチャードソンのアタックを利用したラブレイセンがフィニッシュ手前で差し切り、総合優勝を自らで祝う勝利を飾った。
女子スプリントでは総合リーダーのエレセ・アンドリューズ(ニュージーランド)が圧巻の強さを見せ優勝。第1ラウンドからブルージャージを着続けているアンドリューズは、トラック世界選手権を制したケイリンでも勝利。最終ラウンドで敵なしの強さを披露し、総合優勝に輝いた。
トラックCL第5ラウンド(ロンドン)結果
男子エンデュランス種目 |
スクラッチ優勝:マーク・スチュワート(イギリス) |
エリミネーション優勝:トゥール・デンズ(ベルギー) |
総合リーダー:ディラン・ビビック(カナダ) |
女子エンデュランス種目 |
スクラッチ優勝:ニーア・エバンズ(イギリス) |
エリミネーション優勝:ララ・ギレスピー(アイルランド) |
総合リーダー:ケイティ・アーチボルド(イギリス) |
男子スプリント種目 |
スプリント優勝:マシュー・リチャードソン(オーストラリア) |
ケイリン優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ) |
総合リーダー:ハリー・ラブレイセン(オランダ) |
女子スプリント種目 |
スプリント優勝:エレセ・アンドリューズ(ニュージーランド) |
ケイリン優勝:エレセ・アンドリューズ(ニュージーランド) |
総合リーダー:エレセ・アンドリューズ(ニュージーランド) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:UCI
photo:UCI
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