2023/11/12(日) - 16:01
通気性と保温性のバランスを考慮した秋用ウェアを展開し、紅葉が美しい季節のサイクリングを提案しているアソス。今回は秋から初冬にかけて活躍する薄手起毛グローブのSPRING FALL GLOVES EVOと、トーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVOを紹介しよう。
1日の中でも気温差が大きく、ウェア選びが難しい秋。アソスは快適なウェア選びを手助けするレイヤリングシステムを案内し、暑くもなければ寒くもないこの季節だからこそ自転車を楽しむことを提案している。シクロワイアードでも今時期にぴったりなMILLE GTシリーズのロングスリーブジャージや裏起毛ビブショーツを紹介しており、寒さが本格的に訪れる直前の今こそサイクリングウェアとして最高の機能を発揮してくれそうだ。
そして、前回のインプレッションでは気温が下がり切らないタイミングだったが、いよいよ朝夕の空気が冷え始めており手足に寒さを感じ始めてきたので、今回の記事ではグローブのSPRING FALL GLOVES EVOと、トーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVOを紹介しよう。
ロングフィンガーグローブのSPRING FALL GLOVES EVOは、起毛のライクラ生地を手の甲に、メッシュ生地を指の間に配置する設計が絶妙な性能を生み出している。さらに掌のマイクロファイバーが指先まで覆うことで、最も冷えやすい部分は冷風から守られていることもポイントだ。
これらの生地配置によって実現した保温性と通気性のバランスが、寒すぎず暖かくもないという微妙な季節にフィットしているのが魅力となっている。グローブの中に風を送り込んでくれることで掌部分が熱気と汗で不快になりにくく、サイクリング前の寒さをしのげるのと同時に、運動で体が発熱した後も暑さを感じにくい。トレーニングやシクロクロスなどでハードに乗るライダーには秋だけではなく、厳冬期以外はカバーできそうだ。
またSPRING FALL GLOVES EVOの素材はどれも薄手でしなやかで、手の甲部分は伸縮性を備えているため、冬用グローブのようにゴワつきもない。手にぴたりとフィットさせても動きを妨げられず、自然な温度コントロール性と相まって非常に自然な状態で着用することができる。パッドも必要最低限に留められていることも、ハンドルを握った際の違和感を減らしている。
気温が10℃から18℃ほどのウェアの選択が難しいシチュエーションであればこのグローブは活躍してくれる。特に手が冷えやすい方が秋のライドを楽しむことを支えてくれるはずだ。指先がスマホのタッチスクリーン対応であったり、ジャージの袖口に忍ばせやすいロングカフなど細部まで配慮が行き届いているクオリティの高いグローブだ。
シューズやソックスが守ってくれるため、手よりは低い気温まで我慢できる足元も今時期から準備を進めておこう。今回お勧めしたいのはつま先だけを覆うトーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVO。東京都内など比較的温暖な低地部であればトーカバーだけで冬場を乗り越えられる場合もあるため、ぜひチェックしてもらいたい。
トーカバーの魅力は足回りで保護したいのは最も冷えやすいつま先と、風の影響を受けやすい足首周りであり、その一つをしっかりと守れること。さらに足全体を覆わないため、シューズの着脱とビンディング機構の調整に支障をきたさず非常にストレスフリーで扱えることも美点だ。
中足部や踵などの底冷えを気にする場合は冬用の厚手ソックスを組み合わせるなど、ジャージ類と同じようにレイヤリングの発想で各個人の好みに合わせやすいのもトーカバーならでは。確かに足首をカバーすることはできないが、ソックスとビブタイツなどで覆われやすく、各生地が重なることで足首の動作を妨げてしまうこともある。そのため足首の保温性はウェアに任せ、つま先だけをカバーで覆うことで運動性と暖かさのバランスを整えることができる。
アソスのSPRING FALL TOE COVER EVOは足の甲の大部分と土踏まずまでカバーできる大きさのため、プロテクション性能が物足りなくなることもない。使用される3Lネオウェットというネオプレーン素材が確かな防風防水性を発揮してくれ、冷風から足を守りつつ、熱を外に逃さないため、足先を快適な状態に保つことが可能。
また4方向への伸縮性が備えられているため、トーカバーを装着する時も伸ばしながら作業が行える。ゴム系と異なり破れてしまう心配も少なく、快適に着脱作業ができるのは嬉しい。程よい伸縮性はシューズと足を必要以上に圧迫せず、快適な着用感を実現している。加えてパネルの接合部が圧着として縫い目を排除することで、足へのフィット感も高い。
トーカバーのソール側はスポーツグリップを採用。硬質な生地とされているため、歩行などで地面と擦れてしまっても、直ぐに穴が空く心配はなさそうだ。クリートホールも非常に広く、ミッドフットクリートポジションにも対応してくれる。各モデルの価格等は以下の一覧をチェックしてもらいたい。
アソス SPRING FALL GLOVES EVO
サイズ:XS(18cm)、S(20cm)、M(22cm)、L(23cm)、XL(24cm)、XLG(26cm)
クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル)
価格:13,860円(税込)
アソス SPRING FALL TOE COVER EVO
サイズ:0(35-38)、I(39-42)、II(43-46)
クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル)
価格:8,470円(税込)
1日の中でも気温差が大きく、ウェア選びが難しい秋。アソスは快適なウェア選びを手助けするレイヤリングシステムを案内し、暑くもなければ寒くもないこの季節だからこそ自転車を楽しむことを提案している。シクロワイアードでも今時期にぴったりなMILLE GTシリーズのロングスリーブジャージや裏起毛ビブショーツを紹介しており、寒さが本格的に訪れる直前の今こそサイクリングウェアとして最高の機能を発揮してくれそうだ。
そして、前回のインプレッションでは気温が下がり切らないタイミングだったが、いよいよ朝夕の空気が冷え始めており手足に寒さを感じ始めてきたので、今回の記事ではグローブのSPRING FALL GLOVES EVOと、トーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVOを紹介しよう。
ロングフィンガーグローブのSPRING FALL GLOVES EVOは、起毛のライクラ生地を手の甲に、メッシュ生地を指の間に配置する設計が絶妙な性能を生み出している。さらに掌のマイクロファイバーが指先まで覆うことで、最も冷えやすい部分は冷風から守られていることもポイントだ。
これらの生地配置によって実現した保温性と通気性のバランスが、寒すぎず暖かくもないという微妙な季節にフィットしているのが魅力となっている。グローブの中に風を送り込んでくれることで掌部分が熱気と汗で不快になりにくく、サイクリング前の寒さをしのげるのと同時に、運動で体が発熱した後も暑さを感じにくい。トレーニングやシクロクロスなどでハードに乗るライダーには秋だけではなく、厳冬期以外はカバーできそうだ。
またSPRING FALL GLOVES EVOの素材はどれも薄手でしなやかで、手の甲部分は伸縮性を備えているため、冬用グローブのようにゴワつきもない。手にぴたりとフィットさせても動きを妨げられず、自然な温度コントロール性と相まって非常に自然な状態で着用することができる。パッドも必要最低限に留められていることも、ハンドルを握った際の違和感を減らしている。
気温が10℃から18℃ほどのウェアの選択が難しいシチュエーションであればこのグローブは活躍してくれる。特に手が冷えやすい方が秋のライドを楽しむことを支えてくれるはずだ。指先がスマホのタッチスクリーン対応であったり、ジャージの袖口に忍ばせやすいロングカフなど細部まで配慮が行き届いているクオリティの高いグローブだ。
シューズやソックスが守ってくれるため、手よりは低い気温まで我慢できる足元も今時期から準備を進めておこう。今回お勧めしたいのはつま先だけを覆うトーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVO。東京都内など比較的温暖な低地部であればトーカバーだけで冬場を乗り越えられる場合もあるため、ぜひチェックしてもらいたい。
トーカバーの魅力は足回りで保護したいのは最も冷えやすいつま先と、風の影響を受けやすい足首周りであり、その一つをしっかりと守れること。さらに足全体を覆わないため、シューズの着脱とビンディング機構の調整に支障をきたさず非常にストレスフリーで扱えることも美点だ。
中足部や踵などの底冷えを気にする場合は冬用の厚手ソックスを組み合わせるなど、ジャージ類と同じようにレイヤリングの発想で各個人の好みに合わせやすいのもトーカバーならでは。確かに足首をカバーすることはできないが、ソックスとビブタイツなどで覆われやすく、各生地が重なることで足首の動作を妨げてしまうこともある。そのため足首の保温性はウェアに任せ、つま先だけをカバーで覆うことで運動性と暖かさのバランスを整えることができる。
アソスのSPRING FALL TOE COVER EVOは足の甲の大部分と土踏まずまでカバーできる大きさのため、プロテクション性能が物足りなくなることもない。使用される3Lネオウェットというネオプレーン素材が確かな防風防水性を発揮してくれ、冷風から足を守りつつ、熱を外に逃さないため、足先を快適な状態に保つことが可能。
また4方向への伸縮性が備えられているため、トーカバーを装着する時も伸ばしながら作業が行える。ゴム系と異なり破れてしまう心配も少なく、快適に着脱作業ができるのは嬉しい。程よい伸縮性はシューズと足を必要以上に圧迫せず、快適な着用感を実現している。加えてパネルの接合部が圧着として縫い目を排除することで、足へのフィット感も高い。
トーカバーのソール側はスポーツグリップを採用。硬質な生地とされているため、歩行などで地面と擦れてしまっても、直ぐに穴が空く心配はなさそうだ。クリートホールも非常に広く、ミッドフットクリートポジションにも対応してくれる。各モデルの価格等は以下の一覧をチェックしてもらいたい。
アソス SPRING FALL GLOVES EVO
サイズ:XS(18cm)、S(20cm)、M(22cm)、L(23cm)、XL(24cm)、XLG(26cm)
クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル)
価格:13,860円(税込)
アソス SPRING FALL TOE COVER EVO
サイズ:0(35-38)、I(39-42)、II(43-46)
クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル)
価格:8,470円(税込)
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