通気性と保温性のバランスを考慮した秋用ウェアを展開し、紅葉が美しい季節のサイクリングを提案しているアソス。今回は秋から初冬にかけて活躍する薄手起毛グローブのSPRING FALL GLOVES EVOと、トーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVOを紹介しよう。
アソス SPRING FALL GLOVES EVO 1日の中でも気温差が大きく、ウェア選びが難しい秋。アソスは快適なウェア選びを手助けするレイヤリングシステムを案内し、暑くもなければ寒くもないこの季節だからこそ自転車を楽しむことを提案している。シクロワイアードでも今時期にぴったりなMILLE GTシリーズのロングスリーブジャージや裏起毛ビブショーツを紹介しており、寒さが本格的に訪れる直前の今こそサイクリングウェアとして最高の機能を発揮してくれそうだ。
そして、前回のインプレッションでは気温が下がり切らないタイミングだったが、いよいよ朝夕の空気が冷え始めており手足に寒さを感じ始めてきたので、今回の記事ではグローブのSPRING FALL GLOVES EVOと、トーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVOを紹介しよう。
指の間はメッシュ生地としている ブラケットと接する親指と人差し指の間は強化されている ロングフィンガーグローブのSPRING FALL GLOVES EVOは、起毛のライクラ生地を手の甲に、メッシュ生地を指の間に配置する設計が絶妙な性能を生み出している。さらに掌のマイクロファイバーが指先まで覆うことで、最も冷えやすい部分は冷風から守られていることもポイントだ。
絶妙な位置にパッドが備えられている またSPRING FALL GLOVES EVOの素材はどれも薄手でしなやかで、手の甲部分は伸縮性を備えているため、冬用グローブのようにゴワつきもない。手にぴたりとフィットさせても動きを妨げられず、自然な温度コントロール性と相まって非常に自然な状態で着用することができる。パッドも必要最低限に留められていることも、ハンドルを握った際の違和感を減らしている。
スマホの操作を行える指先となっている シューズやソックスが守ってくれるため、手よりは低い気温まで我慢できる足元も今時期から準備を進めておこう。今回お勧めしたいのはつま先だけを覆うトーカバーのSPRING FALL TOE COVER EVO。東京都内など比較的温暖な低地部であればトーカバーだけで冬場を乗り越えられる場合もあるため、ぜひチェックしてもらいたい。
アソス SPRING FALL SOCKS EVO 土踏まず部分はコンプレッション仕様とされている 程よい中厚手とされている
アソス SPRING FALL TOE COVER EVO アソスのSPRING FALL TOE COVER EVOは足の甲の大部分と土踏まずまでカバーできる大きさのため、プロテクション性能が物足りなくなることもない。使用される3Lネオウェットというネオプレーン素材が確かな防風防水性を発揮してくれ、冷風から足を守りつつ、熱を外に逃さないため、足先を快適な状態に保つことが可能。
アソス SPRING FALL GLOVES EVO サイズ:XS(18cm)、S(20cm)、M(22cm)、L(23cm)、XL(24cm)、XLG(26cm) クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル) 価格:13,860円(税込)
アソス SPRING FALL TOE COVER EVO サイズ:0(35-38)、I(39-42)、II(43-46) クライマレンジ:SPRING FALL 2/3(ASSOS LAYERING SYSTEM スプリング/フォール モデル) 価格:8,470円(税込)