全日本選手権で序盤の逃げに果敢に乗り、そのまま逃げ切り優勝を果たした山本大喜(JCL TEAM UKYO)のバイクをピックアップ。ファクターの軽量エアロロードOSTRO VAMに装備されていたチェーンリングは最大56Tというビッグギアだった。
山本大喜(JCL TEAM UKYO)のファクター OSTRO VAM 距離160kmで獲得標高が5,000mオーバー、コースにはほぼ平坦が存在せず、登っているか降っているかのどちらかという日本サイクルスポーツセンターの8kmコースを制した山本大喜(JCL TEAM UKYO)。レースの詳しい展開はこちらの記事をチェックしてもらいたいが、序盤の逃げに乗りそのまま最後まで逃げ切ったサバイバルレースで山本が駆ったバイクはファクターのOSTRO VAMだ。
イスラエル・プレミアテックもサポートするファクターは、JCL TEAM UKYOの代表である片山右京氏がかつて所属したF1チームのエンジニアが創業者という縁から、バイクのサポートを受けているという。ファクターには軽量ロードのO2も存在するが、チームは軽量性も兼ね備えたエアロロードであるOSTROをメインに据えており、登りが厳しい全日本選手権でも全員がOSTROを使用した。