2023/05/10(水) - 18:00
長野県の雄大な山岳を走りつくすロングライドイベント「北アルプス山麓グランフォンド」が7月9日(日)に開催される。距離160km/獲得標高3,500mの走り応えあるスペシャルコースを筆頭に、様々なクラスが用意される。今年はステップアップにピッタリのミドルプラスコースが新登場。更にショートクラスが「グルメフォンド」へとリニューアルし、より魅力的なエイドが展開されるとのことだ。
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麓グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で4時間程度というアクセスもあり、年々人気を高めているサイクリングイベントである。
今年で11回目の開催となるこの大会。グランツールの山岳ステージのようなコースレイアウトが脚自慢のサイクリストから熱い支持を受け、その歴史を重ねてきた。コロナ禍において、定員を縮小しつつ開催してきたがついに今年は以前と同様1,000名定員にて、完全復活を果たすこととなった。
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能している施設である。
このメイン会場を起点に用意されるのが160km/3,645mアップのスペシャルコースを筆頭に、130km/2,700mのロング、100km/2,000mのミドルプラス、90km/1,600mのミドルクラス、75km/900mのグルメフォンドという、バリエーション豊富な5種類のコース。今年は、新クラスとして、"ミドルプラス"クラスが追加され、より細かなカテゴリー分けがされることに。各コースは160kmコースをベースに、峠をいくつか省略していくようなルート取りとなっている。
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、栂池方面へ。国道406号線を東へ進み白沢洞門への10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
その後は更に山深い戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
ここまででも十分なヒルクライムの連続だが、コースは更なる絶景ポイントの鷹狩山へ。晴れていれば、山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見える。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジへ最後のヒルクライムを経て戻るルートとなる。
ロングクラスは戸隠エリアが、ミドルプラスクラスは鬼無里エリアの山岳地帯が、ミドルクラスはさらに鷹狩山がカットされ、脚力に応じて絶景コースを楽しむことが出来るように調整されている。最も難易度の低いグルメフォンドコースでは、白馬で折り返した後、仁科三湖脇の平坦路を通り大町へと向かうことになる。難易度の高低こそあるものの、夏の信州を楽しむことが心行くまで楽しむことが出来るのは、どのルートでも間違いなし。
※これらのエイドでの提供物品については新型コロナウイルス感染拡大後の開催では、個包装にする等、感染拡大防止の対策を講じての提供が行われています。
走り応えと絶景スポットが一つのウリである北アルプス山麓グランフォンドだが、走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのも大きな魅力だ。過去にエイドステーションで振舞われてきたのは、信州の名産品であるお蕎麦はもちろん、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや味噌おにぎりなどなど。ハードなライドだけにお腹にたまるメニューも沢山用意されていた。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で補給。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは過去の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
更に、グルメフォンドクラスには特別なエイドステーションも登場。大町市内の素敵な3つのお店(ねまるちゃテラス、Miru’s Meal、ジェラートショップ花彩)が協力し、それぞれのお店自慢の一品として、はちみつレモン/クレープ/ジェラートが提供されるという。
事前にゼッケン送付が行われるため、受付は不要となっているのも嬉しいポイント。それでも、出来れば前日入りして長野を観光しつつイベントに備える、もしくは後泊してライドの疲れをいやしつつ渋滞を避けて翌日に帰る、という楽しみ方がオススメ。宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジも利用可能。さらに、大会HP(※リンク)にはオススメの宿泊先情報も掲載されているので参考にしてみては。
ただいまエントリー受付中!締切は6月9日(金)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2019
開催日:7月9日(日)
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:スペシャル(160㎞)クラス グループ/ソロ 、ロング(130㎞)クラス、ミドルプラス(100㎞)クラス、ミドル(90㎞)クラス、グルメフォンド(75㎞)クラス
参加費:スペシャルクラス グループライド 10,900円/人 ※2~5名以上のグループ参加に限る
スペシャルクラス ソロライド 15,000円
※スペシャルクラスは高校生以上
ロング/ミドルプラス/ミドル クラス
高校生以上 9,000円 小中学生 7,000円
グルメフォンド クラス
高校生以上 10,000円 小中学生 7,000円
エントリー期間:6月9日(金)まで
日本有数の山岳地帯、長野県北西部の仁科三湖周辺や、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳といった後立山連峰の麓を舞台に行われる北アルプス山麓グランフォンド。豊かな緑葉と鮮やかな青空の大自然を堪能できるにも関わらず、東京や名古屋といった大都市圏から車で4時間程度というアクセスもあり、年々人気を高めているサイクリングイベントである。
今年で11回目の開催となるこの大会。グランツールの山岳ステージのようなコースレイアウトが脚自慢のサイクリストから熱い支持を受け、その歴史を重ねてきた。コロナ禍において、定員を縮小しつつ開催してきたがついに今年は以前と同様1,000名定員にて、完全復活を果たすこととなった。
メイン会場となるのは長野自動車道の安曇野ICや上信越自動車道の長野ICから車で1時間の場所にある鹿島槍スポーツヴィレッジ。冬場はスキー、スノーボード客で賑わう施設だが、夏場にはあらゆるスポーツの合宿所として機能している施設である。
このメイン会場を起点に用意されるのが160km/3,645mアップのスペシャルコースを筆頭に、130km/2,700mのロング、100km/2,000mのミドルプラス、90km/1,600mのミドルクラス、75km/900mのグルメフォンドという、バリエーション豊富な5種類のコース。今年は、新クラスとして、"ミドルプラス"クラスが追加され、より細かなカテゴリー分けがされることに。各コースは160kmコースをベースに、峠をいくつか省略していくようなルート取りとなっている。
鹿島槍スポーツヴィレッジをスタートし、まず向かう小熊山は最初のフォトスポット。眼下には、仁科三湖の1つ、木崎湖を眺める事が出来る。その後、白馬方面まで北上した後は、栂池方面へ。国道406号線を東へ進み白沢洞門への10kmほどのクライム。頂上では北アルプスの山々が間近に迫るダイナミックな眺望を楽しめる。
その後は更に山深い戸隠エリアに入り、大望峠を登る。忍者の里や秘境と呼ばれることもあり、頂上からは手付かずの自然が一望出来ることだろう。そこから県道36号を南下すれば小川展望台から北アルプスの絶景を楽しめる。
ここまででも十分なヒルクライムの連続だが、コースは更なる絶景ポイントの鷹狩山へ。晴れていれば、山頂からは信濃大町の全景とその奥の後立山連峰が大パノラマで見える。ここからは残り25kmほど。大町市内に下り、大町温泉郷を通過したのち鹿島槍スポーツヴィレッジへ最後のヒルクライムを経て戻るルートとなる。
ロングクラスは戸隠エリアが、ミドルプラスクラスは鬼無里エリアの山岳地帯が、ミドルクラスはさらに鷹狩山がカットされ、脚力に応じて絶景コースを楽しむことが出来るように調整されている。最も難易度の低いグルメフォンドコースでは、白馬で折り返した後、仁科三湖脇の平坦路を通り大町へと向かうことになる。難易度の高低こそあるものの、夏の信州を楽しむことが心行くまで楽しむことが出来るのは、どのルートでも間違いなし。
※これらのエイドでの提供物品については新型コロナウイルス感染拡大後の開催では、個包装にする等、感染拡大防止の対策を講じての提供が行われています。
走り応えと絶景スポットが一つのウリである北アルプス山麓グランフォンドだが、走るだけではなく、信州の郷土グルメが楽しめるのも大きな魅力だ。過去にエイドステーションで振舞われてきたのは、信州の名産品であるお蕎麦はもちろん、野沢菜やふき味噌などバラエティ豊富なおやきや味噌おにぎりなどなど。ハードなライドだけにお腹にたまるメニューも沢山用意されていた。
ライド終盤で不足しがちなミネラルは地元のおばあちゃん達が漬けたお漬物で補給。長野県産の地粉を用いた冷麦で最後のエネルギーを補給すれば、ハンガーノックに陥ることなくゴールまでたどり着けるだろう。ここで紹介したグルメは過去の大会で振る舞われたメニューであるため、変更はあるかもしれないが、このボリュームに準じた郷土グルメを思う存分楽しめるだろう。
更に、グルメフォンドクラスには特別なエイドステーションも登場。大町市内の素敵な3つのお店(ねまるちゃテラス、Miru’s Meal、ジェラートショップ花彩)が協力し、それぞれのお店自慢の一品として、はちみつレモン/クレープ/ジェラートが提供されるという。
事前にゼッケン送付が行われるため、受付は不要となっているのも嬉しいポイント。それでも、出来れば前日入りして長野を観光しつつイベントに備える、もしくは後泊してライドの疲れをいやしつつ渋滞を避けて翌日に帰る、という楽しみ方がオススメ。宿泊は大会のメイン会場である鹿島槍スポーツヴィレッジも利用可能。さらに、大会HP(※リンク)にはオススメの宿泊先情報も掲載されているので参考にしてみては。
ただいまエントリー受付中!締切は6月9日(金)
そんな魅力あふれる「北アルプス山麓グランフォンド」は現在参加者募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから。日本の屋根とも言われる北アルプスの大自然を満喫してみてはいかがだろうか。
北アルプス山麓グランフォンド2019
開催日:7月9日(日)
開催場所:長野県大町市鹿島槍スポーツヴィレッジ(スタート/ゴール地点)
クラス:スペシャル(160㎞)クラス グループ/ソロ 、ロング(130㎞)クラス、ミドルプラス(100㎞)クラス、ミドル(90㎞)クラス、グルメフォンド(75㎞)クラス
参加費:スペシャルクラス グループライド 10,900円/人 ※2~5名以上のグループ参加に限る
スペシャルクラス ソロライド 15,000円
※スペシャルクラスは高校生以上
ロング/ミドルプラス/ミドル クラス
高校生以上 9,000円 小中学生 7,000円
グルメフォンド クラス
高校生以上 10,000円 小中学生 7,000円
エントリー期間:6月9日(金)まで
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