2023/04/25(火) - 14:30
カナダ・ミルトンでUCIトラックネイションズカップ第3戦が開催された。梶原悠未の実戦復帰となったシリーズ最終戦で、窪木・今村のペアが男子マディソンで5位と健闘。しかし日本勢はメダルを獲得することはできなかった。
2024年のパリオリンピックに向け、重要なポイント獲得のチャンスとなるUCIトラックネイションズカップ。その最終戦である第3戦がカナダのトロントの近くにあるミルトンで開催され、第1戦で金メダルを獲得した橋本英也 (チームブリヂストンサイクリング)ら9名が出場。また初戦での落車による肋骨骨折や靭帯損傷の怪我から復帰した梶原悠未も出場した。
1日目
大会初日は男女チームパシュートが行われ、梶原を中心とした女子は10位で予選敗退。チームブリヂストンサイクリングに所属する橋本や窪木一茂で臨んだ男子も、僅差の9位で決勝進出を逃した。優勝は女子はイギリス、男子はオーストラリアが輝いている。
2日目
男女エリミネーションの決勝が行われた大会2日目。女子は池田瑞紀(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学)が24位、内野艶和(チーム楽天Kドリームス)は13位に沈み、男子は今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)が20位。第1戦で優勝の橋本は6位という結果でメダルを逃している。
3日目
4種目(スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレース)の合計獲得ポイントで争われる男オムニアムには窪木と兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)が出場した。しかし5位で迎えた窪木はポイントレースで順位を上げることができずに5位のままレースを終え、兒島は9位だった。優勝はロードでアルケア・サムシックに所属する22歳のドナヴァン・グロンダン(フランス)が輝いた。
同日に行われた女子マディソンでは梶原と池田のペアが落車リタイアし、内野と垣田真穂(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学)の2人は8位。優勝はロードのロンド・ファン・フラーンデレンで優勝を挙げたロッタ・コペッキーとキャニオン・スラム所属シャリ・ボサイツのベルギー勢が掴んでいる。
4日目
ネイションズカップ第3戦の最終日は、女子オムニアムに梶原と垣田が出場。しかし梶原は怪我や前日の落車の影響もあってか16位に沈み、垣田は22位でレースを終えた。前ロード世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア)に大差をつけたケイティ・アーチボルド(イギリス)が優勝している。
また男子マディソンでは窪木と今村のペアが5位、橋本と兒島は6位だった。
橋本は「今大会はナショナルチームとチームブリヂストンサイクリングとしても参加させてもらい、表彰台こそ取れなかったのですが、お互いが切磋琢磨して良い順位を取ることができました。それがパリ五輪に向けた良い収穫なのだと思います」と、大会を総括するコメント。また、復帰戦を終えた梶原は「久しぶりのレースだったのですが、沢山課題が見つかったので、アジア選手権や世界選手権に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。まずは怪我を治して、トレーニングに励みたいと思います」と語っている。
2024年のパリオリンピックに向け、重要なポイント獲得のチャンスとなるUCIトラックネイションズカップ。その最終戦である第3戦がカナダのトロントの近くにあるミルトンで開催され、第1戦で金メダルを獲得した橋本英也 (チームブリヂストンサイクリング)ら9名が出場。また初戦での落車による肋骨骨折や靭帯損傷の怪我から復帰した梶原悠未も出場した。
1日目
大会初日は男女チームパシュートが行われ、梶原を中心とした女子は10位で予選敗退。チームブリヂストンサイクリングに所属する橋本や窪木一茂で臨んだ男子も、僅差の9位で決勝進出を逃した。優勝は女子はイギリス、男子はオーストラリアが輝いている。
2日目
男女エリミネーションの決勝が行われた大会2日目。女子は池田瑞紀(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学)が24位、内野艶和(チーム楽天Kドリームス)は13位に沈み、男子は今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)が20位。第1戦で優勝の橋本は6位という結果でメダルを逃している。
3日目
4種目(スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレース)の合計獲得ポイントで争われる男オムニアムには窪木と兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング)が出場した。しかし5位で迎えた窪木はポイントレースで順位を上げることができずに5位のままレースを終え、兒島は9位だった。優勝はロードでアルケア・サムシックに所属する22歳のドナヴァン・グロンダン(フランス)が輝いた。
同日に行われた女子マディソンでは梶原と池田のペアが落車リタイアし、内野と垣田真穂(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学)の2人は8位。優勝はロードのロンド・ファン・フラーンデレンで優勝を挙げたロッタ・コペッキーとキャニオン・スラム所属シャリ・ボサイツのベルギー勢が掴んでいる。
4日目
ネイションズカップ第3戦の最終日は、女子オムニアムに梶原と垣田が出場。しかし梶原は怪我や前日の落車の影響もあってか16位に沈み、垣田は22位でレースを終えた。前ロード世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア)に大差をつけたケイティ・アーチボルド(イギリス)が優勝している。
また男子マディソンでは窪木と今村のペアが5位、橋本と兒島は6位だった。
橋本は「今大会はナショナルチームとチームブリヂストンサイクリングとしても参加させてもらい、表彰台こそ取れなかったのですが、お互いが切磋琢磨して良い順位を取ることができました。それがパリ五輪に向けた良い収穫なのだと思います」と、大会を総括するコメント。また、復帰戦を終えた梶原は「久しぶりのレースだったのですが、沢山課題が見つかったので、アジア選手権や世界選手権に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。まずは怪我を治して、トレーニングに励みたいと思います」と語っている。
大会1日目:女子チームパシュート結果
1位 | イギリス |
2位 | アメリカA |
3位 | ドイツ |
10位 | 日本(池田、梶原、内野、垣田) |
大会1日目:男子チームパシュート結果
1位 | オーストラリア |
2位 | イギリス |
3位 | カナダA |
9位 | 日本(橋本、窪木、今村、兒島) |
大会2日目:男子エリミネーション
1位 | マタイス・ブフリ(オランダ) |
2位 | ブレイク・アグノレット(オーストラリア) |
3位 | エリック・マルトレル(スペイン) |
6位 | 橋本英也 (チームブリヂストンサイクリング) |
20位 | 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) |
大会3日目:男子オムニアム
1位 | ドナヴァン・グロンダン(フランス) |
2位 | ティム・トーン・トイテンベルク(ドイツ) |
3位 | ヤンウィレム・ファンシップ(オランダ) |
5位 | 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) |
9位 | 兒島直樹(チームブリヂストンサイクリング) |
大会3日目:女子マディソン
1位 | ロッタ・コペッキー&シャリ・ボサイツ(ベルギー) |
2位 | ケイティ・アーチボルド&ニーア・エバンズ(イギリス) |
3位 | エリーザ・バルサモ&マルティナ・フィダンツァ(イタリア) |
8位 | 内野艶和&垣田真穂 |
DNF | 梶原悠未&池田瑞紀 |
大会4日目:女子オムニアム
1位 | ケイティ・アーチボルド(イギリス) |
2位 | エリーザ・バルサモ(イタリア) |
3位 | ジェニファー・バレンテ(アメリカ) |
16位 | 梶原悠未(TEAM Yumi)) |
22位 | 垣田真穂(チーム楽天Kドリームス/早稲田大学) |
大会4日目:男子マディソン
1位 | イヴォ・オリヴェイラ&ユーリ・レイタォン(ポルトガル) |
2位 | ユーリ・ハビク&ヴィンセント・ホペザック(オランダ) |
3位 | バンジャマン・トマ&トマ・ブダ(フランス) |
5位 | 窪木一茂&今村駿介 |
6位 | 橋本英也&兒島直樹 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:JCF
photo:JCF
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