2023/04/26(水) - 19:05
非常に多くの来場者が訪れたサイクルモード東京に集ったブースを紹介。今回はポガチャル推しのミズタニ自転車、新しいグラベルレーシングバイクのKAIUS 01を据えたフタバ、イタリアの新進気鋭サドルブランドのレペンテをピックアップしよう。
METにDMT、コンチネンタル。ポガチャルが使用するアイテムが勢揃いのミズタニ自転車
マルチにレースで活躍するプロ選手が続々と登場する現代のロードレース界において、ひときわ輝く一人がタデイ・ポガチャルといっても良いだろう。国内販売代理店のミズタニ自転車はポガチャルが使用するプロダクト、例えばDMTのシューズやMETのヘルメット、コンチネンタルのタイヤなどを取り扱っており、ポガチャルファンであれば必見のブースに仕立てられていた。
特にDMTのシューズエリアではポガチャルがボクサーのようなポーズをとった巨大パネルがそびえ立ち、ポガチャルと同じようなポーズで写真を撮影できるエリアとして、キッズたちが撮影したりして盛り上がっていた。プロダクトのラインアップはシューレース式のKR SLをはじめオフロード系まで揃い、ひっきりなしに訪れた試着ブースでそのシューズの感触を確かめられた。
そしてMETのエリアではいわゆる"ポガ毛"(ヘルメットから飛び出してしまう髪の毛、一種のトレードマーク)をフィーチャーしたポガチャルのシルエットが描かれたボードが建てられた。METはフラッグシップモデルTRENTA 3K CARBONにポガチャルのシグネチャーモデルを用意しており、このヘルメットも"HAIR"とレタリングされておりポガ毛推しは様々なところに波及していそうだ。
コンチネンタルは先日発表されたばかりのGranPrix 5000 TT TRとAS TRが展示されていた。今季よりUAEチームエミレーツが使用し始めているコンチネンタルの決戦用タイヤの実物をチェックできる初めての機会となっており、注目されていた方も多かったようだ。すでに国内に入荷しているため、気になる方はショップでも確認してみては。
ミズタニ自転車はファウデのバックパックやディフィートのソックスなども壁一面に並べるダイナミックな展示が行われており、気になった方も少なくないだろう。特にディフィートのデザインは膨大かつ、グラフィカルな物が多く、ソックスでウェアコーディネートのアクセントにしたい方にはおすすめ。
ミズタニ自転車はベルギーのバイクブランド、リドレーは明るく空間が広く構えられたブースで来場者を迎えた。今年はブランドの母国ベルギーをフィーチャーし、リドレーらしさが存分に表れた特別モデルが注目製品だ。また、アンバサダーのYUKARIさんと会話を楽しみながらリドレーブースを楽しんだ方も多かったようだ。
会場限定なななチャンネルとのコラボTシャツを展開したBMCのフタバ商店
レーシングバイクブランドとして人気の高いBMCのブースでは、昨年発表されたばかりのグラベルレーシングモデルのKAIUS 01が登場。ロードバイクのSLR01と非常に似通っているため、初見ではロードでは?と思った方も少なくないだろう。それもそのはず、SLR01をベースとしてエアロダイナミクスに配慮し、高速化するレースシーンでアドバンテージのあるマシンとして開発されているから。
タイヤでグラベルまでカバーする走破性を備えつつ、ジオメトリーやカーボンレイアップをグラベル用にモディファイすることでオフロードでの走行性能をも確保した。BMCが誇るグラベルレーサーには期待が持てそうだ。
またオールロードのROADMACHINE Xのカーボンモデルも展示された。独自開発のサスペンションシステムを採用したステムがアセンブルされていることが特徴で、ライトなグラベルほどであれば快適に走破できるキャパシティを実現している。舗装路の比率が多い日本において、グラベルバイクまで手が出ないものの、気になる方には有力な選択肢となるだろう。
またBMCユーザーとしてお馴染みの"なななチャンネル"とコラボしたTシャツのガチャガチャは非常に好評だったようだ。メインステージでのトークショーやブースでのトークセッションでひっきりなしに会場を飛び回っていたナナさんが、BMCブースに戻ってくると非常に多くのファンと交流を行い、人気をうかがわせた。
ブランドロゴを高く掲げたフォースのブースに足を運んだ方も少なくないだろう。非常にコストパフォーマンスの高いアクセサリーを中心に展開しており、そのアクセサリーのラインアップ数も膨大でより取り見取り。スポーツバイク初心者の方が選びやすいのは嬉しいブランドだ。
イタリアのサドルブランド"レペンテ"のサドル診断を試した方多数のVTJ
レーシングタイヤブランドとして高い評価を得るヴィットリアを取り扱うVTJ。ヴィットリアのラインアップは大きく変わらないが、新製品のミドルグレードモデルRUBINO PROのタンサイド版をチェックできる機会となった。他にも定番中の定番のロードタイヤに注目する方は非常に多く、マウンテンバイクタイヤもチェックする方も多かったようだ。
そして、今年のVTJブースは昨年より取り扱いを開始したレペンテを推し出した。新進気鋭かつ新規取り扱いということもあり、ユーザーにフィットするサドルをレコメンドする簡易フィッティングを行い、多くのサイクリストが列を作った。
レペンテはサドルのパッドとベースが分離する独自の設計を行っているブランドで、好みに合わせたカスタマイズが可能。また中核プロダクトのPRIME 3.0はその別体テクノロジーを採用し、160gという軽量性が光るモデル。サドルとベースが一体の一般的な設計のQUASAR CRは119gという非常に軽く、軽量モデルを探している方におすすめしたいプロダクトだ。
text&photo:Gakuto Fujiwara
METにDMT、コンチネンタル。ポガチャルが使用するアイテムが勢揃いのミズタニ自転車
マルチにレースで活躍するプロ選手が続々と登場する現代のロードレース界において、ひときわ輝く一人がタデイ・ポガチャルといっても良いだろう。国内販売代理店のミズタニ自転車はポガチャルが使用するプロダクト、例えばDMTのシューズやMETのヘルメット、コンチネンタルのタイヤなどを取り扱っており、ポガチャルファンであれば必見のブースに仕立てられていた。
特にDMTのシューズエリアではポガチャルがボクサーのようなポーズをとった巨大パネルがそびえ立ち、ポガチャルと同じようなポーズで写真を撮影できるエリアとして、キッズたちが撮影したりして盛り上がっていた。プロダクトのラインアップはシューレース式のKR SLをはじめオフロード系まで揃い、ひっきりなしに訪れた試着ブースでそのシューズの感触を確かめられた。
そしてMETのエリアではいわゆる"ポガ毛"(ヘルメットから飛び出してしまう髪の毛、一種のトレードマーク)をフィーチャーしたポガチャルのシルエットが描かれたボードが建てられた。METはフラッグシップモデルTRENTA 3K CARBONにポガチャルのシグネチャーモデルを用意しており、このヘルメットも"HAIR"とレタリングされておりポガ毛推しは様々なところに波及していそうだ。
コンチネンタルは先日発表されたばかりのGranPrix 5000 TT TRとAS TRが展示されていた。今季よりUAEチームエミレーツが使用し始めているコンチネンタルの決戦用タイヤの実物をチェックできる初めての機会となっており、注目されていた方も多かったようだ。すでに国内に入荷しているため、気になる方はショップでも確認してみては。
ミズタニ自転車はファウデのバックパックやディフィートのソックスなども壁一面に並べるダイナミックな展示が行われており、気になった方も少なくないだろう。特にディフィートのデザインは膨大かつ、グラフィカルな物が多く、ソックスでウェアコーディネートのアクセントにしたい方にはおすすめ。
ミズタニ自転車はベルギーのバイクブランド、リドレーは明るく空間が広く構えられたブースで来場者を迎えた。今年はブランドの母国ベルギーをフィーチャーし、リドレーらしさが存分に表れた特別モデルが注目製品だ。また、アンバサダーのYUKARIさんと会話を楽しみながらリドレーブースを楽しんだ方も多かったようだ。
会場限定なななチャンネルとのコラボTシャツを展開したBMCのフタバ商店
レーシングバイクブランドとして人気の高いBMCのブースでは、昨年発表されたばかりのグラベルレーシングモデルのKAIUS 01が登場。ロードバイクのSLR01と非常に似通っているため、初見ではロードでは?と思った方も少なくないだろう。それもそのはず、SLR01をベースとしてエアロダイナミクスに配慮し、高速化するレースシーンでアドバンテージのあるマシンとして開発されているから。
タイヤでグラベルまでカバーする走破性を備えつつ、ジオメトリーやカーボンレイアップをグラベル用にモディファイすることでオフロードでの走行性能をも確保した。BMCが誇るグラベルレーサーには期待が持てそうだ。
またオールロードのROADMACHINE Xのカーボンモデルも展示された。独自開発のサスペンションシステムを採用したステムがアセンブルされていることが特徴で、ライトなグラベルほどであれば快適に走破できるキャパシティを実現している。舗装路の比率が多い日本において、グラベルバイクまで手が出ないものの、気になる方には有力な選択肢となるだろう。
またBMCユーザーとしてお馴染みの"なななチャンネル"とコラボしたTシャツのガチャガチャは非常に好評だったようだ。メインステージでのトークショーやブースでのトークセッションでひっきりなしに会場を飛び回っていたナナさんが、BMCブースに戻ってくると非常に多くのファンと交流を行い、人気をうかがわせた。
ブランドロゴを高く掲げたフォースのブースに足を運んだ方も少なくないだろう。非常にコストパフォーマンスの高いアクセサリーを中心に展開しており、そのアクセサリーのラインアップ数も膨大でより取り見取り。スポーツバイク初心者の方が選びやすいのは嬉しいブランドだ。
イタリアのサドルブランド"レペンテ"のサドル診断を試した方多数のVTJ
レーシングタイヤブランドとして高い評価を得るヴィットリアを取り扱うVTJ。ヴィットリアのラインアップは大きく変わらないが、新製品のミドルグレードモデルRUBINO PROのタンサイド版をチェックできる機会となった。他にも定番中の定番のロードタイヤに注目する方は非常に多く、マウンテンバイクタイヤもチェックする方も多かったようだ。
そして、今年のVTJブースは昨年より取り扱いを開始したレペンテを推し出した。新進気鋭かつ新規取り扱いということもあり、ユーザーにフィットするサドルをレコメンドする簡易フィッティングを行い、多くのサイクリストが列を作った。
レペンテはサドルのパッドとベースが分離する独自の設計を行っているブランドで、好みに合わせたカスタマイズが可能。また中核プロダクトのPRIME 3.0はその別体テクノロジーを採用し、160gという軽量性が光るモデル。サドルとベースが一体の一般的な設計のQUASAR CRは119gという非常に軽く、軽量モデルを探している方におすすめしたいプロダクトだ。
text&photo:Gakuto Fujiwara
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