2022/10/26(水) - 07:56
10月24日、ヒューマンパワードヘルスと與那嶺恵理が互いに契約延長を発表した。リリース内では昨年の手術から復活した與那嶺の2022年シーズンを、エピソードやコメントと共に振り返っている。
「ヒューマンパワードヘルスは2023年シーズンも、與那嶺と契約を継続することを明らかにする。與那嶺は(来シーズンも)今までと変わらぬ笑顔を見せてくれることだろう」と、チームは與那嶺恵理と契約更新したことを発表した。
「手術台から表彰台へ」と題されたプレスリリースの中で、チームは與那嶺の2022年シーズンを振り返る文章と写真を掲載。昨年9月に受けた外腸骨動脈の手術から復活するまでのプロセスが與那嶺のコメントと共に紹介。同じく與那嶺も「ヒューマンパワードヘルスと2023年も共に旅路を続けることができ、とてもワクワクしています」と契約更新について心境を話している。
今年3月のGPウーティンゲンでレース復帰を果たした與那嶺は、その後春のクラシックやイツリア・ウィメン、ブエルタ・ア・ブルゴス・フェミナスやなどワールドツアーを転戦。シーズン序盤にコロナに感染しコンディションを大きく落としたが、オーストリアでの高地合宿を得て、8月にフランスで行われた3日間のステージレースであるCICツール・フェミナン・アンテルナショナル・デ・ピレネーでは総合2位に入り復活を印象づける。そしてワールドツアー ブエルタ•エスパーニャでは自身最高位の総合19位を獲得した。
ヨーロッパシーズンを終えて帰国し、10月23日に開催されたロード日本選手権女子エリートレースでは優勝候補に挙げられていたものの、ゴールスプリントで2位に。しかし表彰式では笑顔を見せ、「いつもなら勝てず悔しさで涙するところだが、今回はそこまで気持ちが落ち込まなかった。ヨーロッパシーズン後半戦で良い走りができ、満足な2022年シーズンを送ることができたから。心が解放されたような気持ちでした」と話している。
與那嶺は3週間前に腹部に残る手術跡の写真も公開し、それについてリリース内で「プロアスリートとしてではなく、一人の女性として今でもこの傷が嫌いです。でも反対に、これがあるからこそ復帰することができた。だから今シーズンを通してこの傷跡を誇りに思うことができました」と言う。当初は傷の写真を見せることが言い訳に繋がるかもしれないと考えていたが、同様に傷や怪我をもつ人の不安を取り払うことが大切、と考えを改めた、とも。
「病院のベッドで横になっている時に以前のチームから解約解除の電話があった。でも、ヒューマンパワードヘルスは手術後の私を救った天使。チームのために全力を尽くすと約束しました」とチームへの信頼と感謝の心境も綴られている。
女子ワールドツアーに所属するたった一人の日本人選手として過ごす與那嶺だが、「ビザや言葉、文化などの違いで、日本人ライダーとしてヨーロッパに住むことはとても困難ですが、私は子供の頃からアジアから離れて暮らしたいと思っていました。だからこそそういった困難にストレスを感じていないんです」とも。 「私の夢であるプロのライダーとしてヨーロッパに住むことができるので、私は最も運に恵まれた人間だとよく思います」と加えている。
シーズンオフを迎える與那嶺は11月から3年振りにシクロクロスレースへと出場し、12月初旬のチームキャンプでヨーロッパに帰国する予定だ。
「ヒューマンパワードヘルスは2023年シーズンも、與那嶺と契約を継続することを明らかにする。與那嶺は(来シーズンも)今までと変わらぬ笑顔を見せてくれることだろう」と、チームは與那嶺恵理と契約更新したことを発表した。
「手術台から表彰台へ」と題されたプレスリリースの中で、チームは與那嶺の2022年シーズンを振り返る文章と写真を掲載。昨年9月に受けた外腸骨動脈の手術から復活するまでのプロセスが與那嶺のコメントと共に紹介。同じく與那嶺も「ヒューマンパワードヘルスと2023年も共に旅路を続けることができ、とてもワクワクしています」と契約更新について心境を話している。
今年3月のGPウーティンゲンでレース復帰を果たした與那嶺は、その後春のクラシックやイツリア・ウィメン、ブエルタ・ア・ブルゴス・フェミナスやなどワールドツアーを転戦。シーズン序盤にコロナに感染しコンディションを大きく落としたが、オーストリアでの高地合宿を得て、8月にフランスで行われた3日間のステージレースであるCICツール・フェミナン・アンテルナショナル・デ・ピレネーでは総合2位に入り復活を印象づける。そしてワールドツアー ブエルタ•エスパーニャでは自身最高位の総合19位を獲得した。
ヨーロッパシーズンを終えて帰国し、10月23日に開催されたロード日本選手権女子エリートレースでは優勝候補に挙げられていたものの、ゴールスプリントで2位に。しかし表彰式では笑顔を見せ、「いつもなら勝てず悔しさで涙するところだが、今回はそこまで気持ちが落ち込まなかった。ヨーロッパシーズン後半戦で良い走りができ、満足な2022年シーズンを送ることができたから。心が解放されたような気持ちでした」と話している。
與那嶺は3週間前に腹部に残る手術跡の写真も公開し、それについてリリース内で「プロアスリートとしてではなく、一人の女性として今でもこの傷が嫌いです。でも反対に、これがあるからこそ復帰することができた。だから今シーズンを通してこの傷跡を誇りに思うことができました」と言う。当初は傷の写真を見せることが言い訳に繋がるかもしれないと考えていたが、同様に傷や怪我をもつ人の不安を取り払うことが大切、と考えを改めた、とも。
「病院のベッドで横になっている時に以前のチームから解約解除の電話があった。でも、ヒューマンパワードヘルスは手術後の私を救った天使。チームのために全力を尽くすと約束しました」とチームへの信頼と感謝の心境も綴られている。
女子ワールドツアーに所属するたった一人の日本人選手として過ごす與那嶺だが、「ビザや言葉、文化などの違いで、日本人ライダーとしてヨーロッパに住むことはとても困難ですが、私は子供の頃からアジアから離れて暮らしたいと思っていました。だからこそそういった困難にストレスを感じていないんです」とも。 「私の夢であるプロのライダーとしてヨーロッパに住むことができるので、私は最も運に恵まれた人間だとよく思います」と加えている。
シーズンオフを迎える與那嶺は11月から3年振りにシクロクロスレースへと出場し、12月初旬のチームキャンプでヨーロッパに帰国する予定だ。
リンク
Amazon.co.jp
Surluster(シュアラスター) マイクロファイバークロス [拭き取り・仕上げ用万能クロス] S-132 & ウォッシングスポンジ [キズ防止 2層構造] S-70【セット買い】
シュアラスター(Surluster)
¥882