2022/04/02(土) - 13:43
国産タイヤメーカーとして高い支持を集めるiRCがロード用クリンチャータイヤ"ASPITE PRO"シリーズをリニューアル。2014年の登場以来初となるフルモデルチェンジにより、最新チューブレスタイヤに肉薄する性能を手に入れた。
ロードバイク用チューブレスタイヤのパイオニアとして知られるIRC。一昨年デビューを果たした5代目のFormula Proシリーズは、優れた転がり抵抗と高いグリップ、容易な作業性と安定した気密性を高次元でバランスさせ、ロード用チューブレスタイヤの新基準ともなった。
チューブレス対応リムの増加や、ワイドタイヤ&リムの普及による常用空気圧の低下といった、チューブレスタイヤの普及を促進する機運が高まる一方、クリンチャータイヤの使用率が未だに高いこともまた事実。IRCのクリンチャータイヤ"ASPITE PRO"シリーズも2014年の発表以来8年間、同じ形でラインアップに残っていた。それは、アンダー200gかつパンクしないタイヤ、という高い目標を掲げて開発されたASPITE PROシリーズの完成度の証明でもあっただろう。
しかし、8年の歳月の中でタイヤを取り巻く環境は大きく変わり、ついにASPITE PROも初のフルモデルチェンジを果たすこととなった。新モデルのコンセプトとして「チューブレスに迫る強さとグリップ力」というフレーズを掲げ、コンパウンド、パターン設計、内部構造を一新したという。
タイヤのグリップを決める上で大きな影響力を及ぼすのがコンパウンドだ。ウェット路面でもハイグリップだとプロ選手からも高く評価されているFormula Proのコンパウンドをベースとしつつ、グリップ、耐パンク性能、耐摩耗性、低転がり抵抗といったバランスを追求し、長い年月をかけてASPITE PROへと最適化。IRCの十八番でもある、米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子をトレッドゴムに配合する「RBCC2」ももちろん採用されているという。
そして完全新設計のトレッドパターンによって、進化したコンパウンドの性能を更に引き出している。「今の時代に合った」パターンとして開発され、「IRC HELLING BORN PATTERN」と名付けられた設計によって、より効率よく安定したコーナーリングを実現するという。
センターはスリックとすることで滑らかかつ低転がり抵抗、更に耐摩耗性も向上させる。そこから車体を倒し始めた際に設地するショルダー部には、進行方向に対して鋭角なパターンが刻まれ、安定したコーナーリングフォースを発生させる設計だ。
そして、より深くバンクさせていくと、より緩やかな角度のパターンが配置されたサイド部がコーナリングフォースを連続的に増大させ、より安定感のあるコーナーリングを実現するという。そして、このパターンによる転がり抵抗は、Formula Proにきわめて近い数値を実現しているとも。
そしてトレッドを支えるタイヤの構造自体も大幅に進化しているという。180TPIというナイロンケーシングとして極限の薄さとしなやかさを追求したケーシングはそのままに、チューブレスタイヤのテクノロジーを応用して開発されたハイプレッシャー対応ビードを組み合わせることで、近年拡大の兆しを見せるフックレスリムにも対応。更に、作業性も向上しているという。
更に新ETRTO規格に対応し、内幅19mmのリムと組み合わせた際に最適な形状となるように設計されている。旧モデルと比較すると、より丸みを帯びた断面形状へと変更されており、車体を傾けた際の挙動の変化を穏やかにすることで、より安定してコーナーへと進入できるようになったという。
大幅な進化を遂げた新ASPITE PROには、ASPITEシリーズのテーマでもある「軽く、強く、トラブル無縁」を継承したASPITE PRO RBCC、「軽く、速く、レース性能」を追求したASPITE PRO S-LIGHTの2モデルが用意されている。
2つの大きな違いとなるのが、高強度耐パンク補強「X-GUARD」の有無。高強度のナイロン繊維によってタイヤ全面を補強し、ドライ/ウェットどちらの環境においてもサイドカットへの抵抗値を40%アップさせるというプロテクションレイヤーを装備することで、RBCCはより高い耐久性を手に入れている。
一方、S-LIGHTはX-GUARDを搭載しないことで、軽量化を実現。25C同士で比べると、220gのRBCCに対し、200gと一割程度の重量削減に成功。更に転がり抵抗も非常に低く抑えられており、Fomula Pro S-Light TLRとほぼ同等の成績を叩き出しているという。
それぞれ用意されるのは700x25C、28C、30Cの3モデル。価格はRBCC,S-LIGHTともに7,480円(税込)となっている。
iRC ASPITE PRO RBCC
サイズ:700×25C、700×28C、700×30C
重量:220g(25C)、250g(28C)、275g(30C)
空気圧:90~115psi(25C)、80~100psi(28C)、75~100psi(30C)
価格:7,480円(税込)
iRC ASPITE PRO S-LIGHT
サイズ:700×25C、700×28C、700×30C
重量:200g(25C)、220g(28C)、245g(30C)
空気圧:90~115psi(25C)、80~100psi(28C)、75~100psi(30C)
価格:7,480円(税込)
ロードバイク用チューブレスタイヤのパイオニアとして知られるIRC。一昨年デビューを果たした5代目のFormula Proシリーズは、優れた転がり抵抗と高いグリップ、容易な作業性と安定した気密性を高次元でバランスさせ、ロード用チューブレスタイヤの新基準ともなった。
チューブレス対応リムの増加や、ワイドタイヤ&リムの普及による常用空気圧の低下といった、チューブレスタイヤの普及を促進する機運が高まる一方、クリンチャータイヤの使用率が未だに高いこともまた事実。IRCのクリンチャータイヤ"ASPITE PRO"シリーズも2014年の発表以来8年間、同じ形でラインアップに残っていた。それは、アンダー200gかつパンクしないタイヤ、という高い目標を掲げて開発されたASPITE PROシリーズの完成度の証明でもあっただろう。
しかし、8年の歳月の中でタイヤを取り巻く環境は大きく変わり、ついにASPITE PROも初のフルモデルチェンジを果たすこととなった。新モデルのコンセプトとして「チューブレスに迫る強さとグリップ力」というフレーズを掲げ、コンパウンド、パターン設計、内部構造を一新したという。
タイヤのグリップを決める上で大きな影響力を及ぼすのがコンパウンドだ。ウェット路面でもハイグリップだとプロ選手からも高く評価されているFormula Proのコンパウンドをベースとしつつ、グリップ、耐パンク性能、耐摩耗性、低転がり抵抗といったバランスを追求し、長い年月をかけてASPITE PROへと最適化。IRCの十八番でもある、米ヌカから作られる硬質多孔性炭素素材RBセラミック粒子をトレッドゴムに配合する「RBCC2」ももちろん採用されているという。
そして完全新設計のトレッドパターンによって、進化したコンパウンドの性能を更に引き出している。「今の時代に合った」パターンとして開発され、「IRC HELLING BORN PATTERN」と名付けられた設計によって、より効率よく安定したコーナーリングを実現するという。
センターはスリックとすることで滑らかかつ低転がり抵抗、更に耐摩耗性も向上させる。そこから車体を倒し始めた際に設地するショルダー部には、進行方向に対して鋭角なパターンが刻まれ、安定したコーナーリングフォースを発生させる設計だ。
そして、より深くバンクさせていくと、より緩やかな角度のパターンが配置されたサイド部がコーナリングフォースを連続的に増大させ、より安定感のあるコーナーリングを実現するという。そして、このパターンによる転がり抵抗は、Formula Proにきわめて近い数値を実現しているとも。
そしてトレッドを支えるタイヤの構造自体も大幅に進化しているという。180TPIというナイロンケーシングとして極限の薄さとしなやかさを追求したケーシングはそのままに、チューブレスタイヤのテクノロジーを応用して開発されたハイプレッシャー対応ビードを組み合わせることで、近年拡大の兆しを見せるフックレスリムにも対応。更に、作業性も向上しているという。
更に新ETRTO規格に対応し、内幅19mmのリムと組み合わせた際に最適な形状となるように設計されている。旧モデルと比較すると、より丸みを帯びた断面形状へと変更されており、車体を傾けた際の挙動の変化を穏やかにすることで、より安定してコーナーへと進入できるようになったという。
大幅な進化を遂げた新ASPITE PROには、ASPITEシリーズのテーマでもある「軽く、強く、トラブル無縁」を継承したASPITE PRO RBCC、「軽く、速く、レース性能」を追求したASPITE PRO S-LIGHTの2モデルが用意されている。
2つの大きな違いとなるのが、高強度耐パンク補強「X-GUARD」の有無。高強度のナイロン繊維によってタイヤ全面を補強し、ドライ/ウェットどちらの環境においてもサイドカットへの抵抗値を40%アップさせるというプロテクションレイヤーを装備することで、RBCCはより高い耐久性を手に入れている。
一方、S-LIGHTはX-GUARDを搭載しないことで、軽量化を実現。25C同士で比べると、220gのRBCCに対し、200gと一割程度の重量削減に成功。更に転がり抵抗も非常に低く抑えられており、Fomula Pro S-Light TLRとほぼ同等の成績を叩き出しているという。
それぞれ用意されるのは700x25C、28C、30Cの3モデル。価格はRBCC,S-LIGHTともに7,480円(税込)となっている。
iRC ASPITE PRO RBCC
サイズ:700×25C、700×28C、700×30C
重量:220g(25C)、250g(28C)、275g(30C)
空気圧:90~115psi(25C)、80~100psi(28C)、75~100psi(30C)
価格:7,480円(税込)
iRC ASPITE PRO S-LIGHT
サイズ:700×25C、700×28C、700×30C
重量:200g(25C)、220g(28C)、245g(30C)
空気圧:90~115psi(25C)、80~100psi(28C)、75~100psi(30C)
価格:7,480円(税込)
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