2022/01/21(金) - 10:26
モスクワ発の気鋭カーボンパーツブランド、ビョルンが日本に上陸。3Dプリントパッドを採用したモデルの中で世界最軽量となるSetka、そして85gという超軽量モデルのSedloという2つのフルカーボンサドルを紹介しよう。
ロシアの首都、モスクワの工科大学卒業生らが設立したという新進気鋭のサイクルパーツブランド、ビョルン。軽量かつ高性能なフルカーボンパーツをメインに手掛けており、今後の展開にも注目集まるブランドだ。
そんなビョルンが日本に初上陸。同社のメインプロダクトでもあるフルカーボンサドルの取り扱いが始まった。今回、日本で販売されるのは3Dプリントパッドを採用したサドルの中で世界最軽量となるSetka、そしてパッドレスのフルカーボンモデルで、85gという重量をマークしたSedloの2種類だ。
フィジークのAdaptiveやスペシャライズドのMirrorに続く3Dプリントパッド採用モデルとして登場したのがSetkaとなる。3Dプリントパッドは前2社と同じく、デジタルライトシンセシスを使用したアメリカのカーボン社の手によるもので、その性能はすでにお墨付きともいえるだろう。
複雑な格子構造によって、各部位に必要な機能を持たせることができるのが3Dプリントパッドの大きなメリット。ビョルンはそのメリットを活かすために、圧力マッピングシステムをはじめとしたさまざまなテストを行い、設計へフィードバック。結果として、Setkaはあらゆるライディングシーンで乗り手をサポートしてくれるサドルに仕上がっているという。
例えば、ライダーがよりアグレッシブな前傾姿勢を取っている際に、軟部組織が接するサドル前方部は非常に柔軟に設計される一方、サドル後部の剛性は高めに設定されることで、ヒルクライム時のペダリングを阻害しない高いスタビリティを発揮する。
この高性能な3Dパッドを装備していながら、135gと非常に軽量に仕上げられていることもSetkaの大きな特徴だ。先行する3Dプリントパッドサドルと比べても大幅に軽量で、ヒルクライマーにとっても魅力的な製品に仕上がっているはずだ。
Setkaと同時に日本で発売されるSedloは、パッドレスで軽量性を追求したモデル。パッドを装着していないにもかかわらず、適度なしなりを生み出すことで優れた振動吸収性を発揮し、快適な座り心地を提供するという。一方で、裏側には適度に補強が入っているため、ペダリングロスも抑えてくれるとのことだ。
パッドレスのため通気性もよく、バイクパンツを常にドライな状態に保ちやすい。表面には適度な摩擦力が与えられており、サドルの上でポジションを調整しやすく、滑ってパワーをロスすることも無いという。
SetkaとSedloともに、7x9mmのカーボンレールを採用している。軽量サドルにありがちな単純な接着工法ではなく、ベースに設けられたスロットにレールを挿入していることもビョルンのこだわりだ。この工法によって、単なる接着よりもはるかに高い信頼性を実現している。
Setkaには250x143mm / 250x155mmの2サイズが、Sedloには250x131mm / 250x143mm / 250x155mmの3サイズが用意される。ライダーの体重制限は120kg、そして10kg以下であればサドルバッグも取り付け可能と軽量モデルながら高い強度が窺える。価格はSetkaが52,800円、Sedloが36,300円 (ともに税込)。取り扱いはトライスポーツ。
ビョルン Setka
素材(ベース):カーボン
(カバー):3Dプリントパッド
レール:カーボン 7x9mm
サイズ : 250x143mm / 250x155mm
重量:135g(幅143mm)
最大締付トルク:6Nm
体重制限:~120kg ※10kg以下のサドルバッグ取付け可
価格:52,800円(税込)
ビョルン Sedlo
素材:カーボン
レール:カーボン 7x9mm
サイズ : 250x131mm / 250x143mm / 250x155mm
仕上げ:3Kグロス / 3Kマット
重量:85g(幅143mm)
最大締付トルク:6Nm
体重制限:~120kg ※10kg以下のサドルバッグ取付け可
価格:36,300円(税込)
ロシアの首都、モスクワの工科大学卒業生らが設立したという新進気鋭のサイクルパーツブランド、ビョルン。軽量かつ高性能なフルカーボンパーツをメインに手掛けており、今後の展開にも注目集まるブランドだ。
そんなビョルンが日本に初上陸。同社のメインプロダクトでもあるフルカーボンサドルの取り扱いが始まった。今回、日本で販売されるのは3Dプリントパッドを採用したサドルの中で世界最軽量となるSetka、そしてパッドレスのフルカーボンモデルで、85gという重量をマークしたSedloの2種類だ。
フィジークのAdaptiveやスペシャライズドのMirrorに続く3Dプリントパッド採用モデルとして登場したのがSetkaとなる。3Dプリントパッドは前2社と同じく、デジタルライトシンセシスを使用したアメリカのカーボン社の手によるもので、その性能はすでにお墨付きともいえるだろう。
複雑な格子構造によって、各部位に必要な機能を持たせることができるのが3Dプリントパッドの大きなメリット。ビョルンはそのメリットを活かすために、圧力マッピングシステムをはじめとしたさまざまなテストを行い、設計へフィードバック。結果として、Setkaはあらゆるライディングシーンで乗り手をサポートしてくれるサドルに仕上がっているという。
例えば、ライダーがよりアグレッシブな前傾姿勢を取っている際に、軟部組織が接するサドル前方部は非常に柔軟に設計される一方、サドル後部の剛性は高めに設定されることで、ヒルクライム時のペダリングを阻害しない高いスタビリティを発揮する。
この高性能な3Dパッドを装備していながら、135gと非常に軽量に仕上げられていることもSetkaの大きな特徴だ。先行する3Dプリントパッドサドルと比べても大幅に軽量で、ヒルクライマーにとっても魅力的な製品に仕上がっているはずだ。
Setkaと同時に日本で発売されるSedloは、パッドレスで軽量性を追求したモデル。パッドを装着していないにもかかわらず、適度なしなりを生み出すことで優れた振動吸収性を発揮し、快適な座り心地を提供するという。一方で、裏側には適度に補強が入っているため、ペダリングロスも抑えてくれるとのことだ。
パッドレスのため通気性もよく、バイクパンツを常にドライな状態に保ちやすい。表面には適度な摩擦力が与えられており、サドルの上でポジションを調整しやすく、滑ってパワーをロスすることも無いという。
SetkaとSedloともに、7x9mmのカーボンレールを採用している。軽量サドルにありがちな単純な接着工法ではなく、ベースに設けられたスロットにレールを挿入していることもビョルンのこだわりだ。この工法によって、単なる接着よりもはるかに高い信頼性を実現している。
Setkaには250x143mm / 250x155mmの2サイズが、Sedloには250x131mm / 250x143mm / 250x155mmの3サイズが用意される。ライダーの体重制限は120kg、そして10kg以下であればサドルバッグも取り付け可能と軽量モデルながら高い強度が窺える。価格はSetkaが52,800円、Sedloが36,300円 (ともに税込)。取り扱いはトライスポーツ。
ビョルン Setka
素材(ベース):カーボン
(カバー):3Dプリントパッド
レール:カーボン 7x9mm
サイズ : 250x143mm / 250x155mm
重量:135g(幅143mm)
最大締付トルク:6Nm
体重制限:~120kg ※10kg以下のサドルバッグ取付け可
価格:52,800円(税込)
ビョルン Sedlo
素材:カーボン
レール:カーボン 7x9mm
サイズ : 250x131mm / 250x143mm / 250x155mm
仕上げ:3Kグロス / 3Kマット
重量:85g(幅143mm)
最大締付トルク:6Nm
体重制限:~120kg ※10kg以下のサドルバッグ取付け可
価格:36,300円(税込)
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