2022/01/13(木) - 18:46
アルゴン18が新たなオールラウンドレーサーとなるSUMシリーズを発表。エアロダイナミクスと軽量性、そして快適性をブランド史上最高レベルでバランスした新世代のレーシングバイクとなった。
カナダのレーシングバイクブランド、アルゴン18。近年ではボーラ・アルゴン18やアスタナへ機材を供給するなど、トップクラスのレースシーンでも存在感を示している。また、東京五輪では、オーストラリアをはじめとした強豪国がアルゴン18のトラックバイクを使用していたのを目にした方も多いのではないだろうか。
このようにコンペティティブなバイクに力を入れるアルゴン18が、そのロードバイクラインアップへ新シリーズとなる"SUM"を加える。その名の通り、エアロロードのNITROGEN、クライミングバイクのGALLIUMの長所を足し合わせたようなオールラウンドバイクで、あらゆるシチュエーションを1台でこなすレースモデルとなっている。
アルゴン18はこの新バイクの設計にあたり徹底的にCFD分析を駆使することで、NITROGENと同等、そしてGALLIUM PROよりも9%優れた空気抵抗値を実現。砂時計型のヘッドチューブは剛性と軽量性を確保しつつ優れたエアロダイナミクスを実現するという。
更に、外側にフレアしたフォークブレードによってダウンチューブにあたる空気の量を低減。一方、ダウンチューブはウォーターボトル装着を前提とした断面形状によって空気抵抗を抑えている。
ELECTRONやNITROGENで培ったエアロパフォーマンスを与える一方で、プロレベルに最適化されたカーボンレイアップによって無駄な重量をそぎ落とし、最大限のパワー伝達効率と軽量性を実現。重量としては、トップモデルのSUM PROで850g、スタンダードモデルのSUMでも890gと軽量に仕上げられる。
パワー伝達に重要な役割を担うチェーンステーにはしっかりと剛性を与える一方で、シートチューブやシートピラーは細身のD型シェイプとすることで、エアロと軽量性、柔軟性を確保。
加えて、ドロップドシートステーや細身のトップチューブデザインによって快適性を向上させた。これらの設計によって、剛性およびパワー伝達という側面ではGALLIUM PRO Discと同等でありながら、快適性とリアセクションの追従性は30~35%向上しているという。
また、上側ベアリングカップを持ち上げることのできる独自構造によって、ポジションに関係なく理想的な剛性を実現する3Dヘッドチューブを採用しつつ、ケーブルフル内装化を果たしていることも大きなポイントだ。
別途ヘッドパーツを交換することで、フル内装とセミ内装を選択することも可能とのことで、使いたいハンドルやステム、ポジション変更の可能性といったそれぞれのユースケースにピッタリな仕様で組み上げられるのはうれしいポイントだ。
これらの設計により、登りから平坦、下りまでありとあらゆるシーンで最速の走りを実現するオールラウンドレーサーとして完成したSUMシリーズ。アルゴン18によると、2020年ツールの決戦の場ともなった山岳コース、「ラ・プランシュ・デ・ベルフィーユ」をシミュレーションしたところ、同社のクライミングバイクであるGALLIUM PRO Discに75秒もの差をつけて先着するという結果が出たという。
2022シーズンではプロコンチネンタルチームであるノボノルディスクが駆ることが決まっているというSUM。フレームセットでの展開となり、ハイエンドモデルのSUM PROが488,400円、同じモールドを使用しつつカーボンレイアップを調整したスタンダードモデルのSUMが366,300円(ともに税込)となる。
アルゴン18 SUM PRO
カラー:CRYSTAL BLACK
サイズ:XXS・XS・S・M・L
価格:488,400円(税込)
アルゴン18 SUM
カラー::PODIUM GREY、RACE DAY RED
サイズ:XXS・XS・S・M
価格:366,300円(税込)
カナダのレーシングバイクブランド、アルゴン18。近年ではボーラ・アルゴン18やアスタナへ機材を供給するなど、トップクラスのレースシーンでも存在感を示している。また、東京五輪では、オーストラリアをはじめとした強豪国がアルゴン18のトラックバイクを使用していたのを目にした方も多いのではないだろうか。
このようにコンペティティブなバイクに力を入れるアルゴン18が、そのロードバイクラインアップへ新シリーズとなる"SUM"を加える。その名の通り、エアロロードのNITROGEN、クライミングバイクのGALLIUMの長所を足し合わせたようなオールラウンドバイクで、あらゆるシチュエーションを1台でこなすレースモデルとなっている。
アルゴン18はこの新バイクの設計にあたり徹底的にCFD分析を駆使することで、NITROGENと同等、そしてGALLIUM PROよりも9%優れた空気抵抗値を実現。砂時計型のヘッドチューブは剛性と軽量性を確保しつつ優れたエアロダイナミクスを実現するという。
更に、外側にフレアしたフォークブレードによってダウンチューブにあたる空気の量を低減。一方、ダウンチューブはウォーターボトル装着を前提とした断面形状によって空気抵抗を抑えている。
ELECTRONやNITROGENで培ったエアロパフォーマンスを与える一方で、プロレベルに最適化されたカーボンレイアップによって無駄な重量をそぎ落とし、最大限のパワー伝達効率と軽量性を実現。重量としては、トップモデルのSUM PROで850g、スタンダードモデルのSUMでも890gと軽量に仕上げられる。
パワー伝達に重要な役割を担うチェーンステーにはしっかりと剛性を与える一方で、シートチューブやシートピラーは細身のD型シェイプとすることで、エアロと軽量性、柔軟性を確保。
加えて、ドロップドシートステーや細身のトップチューブデザインによって快適性を向上させた。これらの設計によって、剛性およびパワー伝達という側面ではGALLIUM PRO Discと同等でありながら、快適性とリアセクションの追従性は30~35%向上しているという。
また、上側ベアリングカップを持ち上げることのできる独自構造によって、ポジションに関係なく理想的な剛性を実現する3Dヘッドチューブを採用しつつ、ケーブルフル内装化を果たしていることも大きなポイントだ。
別途ヘッドパーツを交換することで、フル内装とセミ内装を選択することも可能とのことで、使いたいハンドルやステム、ポジション変更の可能性といったそれぞれのユースケースにピッタリな仕様で組み上げられるのはうれしいポイントだ。
これらの設計により、登りから平坦、下りまでありとあらゆるシーンで最速の走りを実現するオールラウンドレーサーとして完成したSUMシリーズ。アルゴン18によると、2020年ツールの決戦の場ともなった山岳コース、「ラ・プランシュ・デ・ベルフィーユ」をシミュレーションしたところ、同社のクライミングバイクであるGALLIUM PRO Discに75秒もの差をつけて先着するという結果が出たという。
2022シーズンではプロコンチネンタルチームであるノボノルディスクが駆ることが決まっているというSUM。フレームセットでの展開となり、ハイエンドモデルのSUM PROが488,400円、同じモールドを使用しつつカーボンレイアップを調整したスタンダードモデルのSUMが366,300円(ともに税込)となる。
アルゴン18 SUM PRO
カラー:CRYSTAL BLACK
サイズ:XXS・XS・S・M・L
価格:488,400円(税込)
アルゴン18 SUM
カラー::PODIUM GREY、RACE DAY RED
サイズ:XXS・XS・S・M
価格:366,300円(税込)
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