2021/04/01(木) - 10:02
サイクリング用ムービーレコーダー兼ライトを展開するサイクリックが、リア用のFLY6 CEをアップデートし第3世代へと進化させた。今作ではボディワークを大幅に変更し、これまで以上に小さくコンパクトな形状を獲得。スポーツバイクの洗練された見た目を邪魔しすぎないデザインとなっている。
オーストラリアのサイクリングレコーダーブランド、サイクリック。ラインアップされる製品にはライド中の映像を記録する機能に加え、被視認性と安全性向上に寄与するライトもビルトインされており、非常に使い勝手の良いプロダクトに仕上げられている。また、2in1デバイスということもあり、シートポストやハンドル周りに装備を増やさなくて良いというもの大きなメリット。
そんなサイクリックのプロダクトラインアップからリア用のFLY6 CEをピックアップする。2021年から発売されるのは第三世代となる。第1世代、第2世代を経て生み出されたニュージェネレーションのプロダクトはボディワークに大きな変更が加えられた。
これまでは赤色LEDを3灯装備していたこともあり縦に長い直方体だったが、今作では赤色LEDを1灯とし長さを詰めたボディに。そのサイズダウンの量は小さいものの、シートポストの突き出し量やシートバッグなどとの兼ね合いもあるため、コンパクトになったことは喜ばしいアップデートだ。
また、ボディが小ぶりとなったことで、無駄を削ぎ落として作られるロードバイクとの見た目の相性という面でも改善されていると言えるだろう。重量も110gから77gへとダイエットを果たしている。
コンパクト化の影響を受け、先述したようにLEDが1灯仕様となっており、ライトの光量が100ルーメンから50ルーメンにダウン。数値半減は大きな変化ではあるものの、実際には被視認性が確保されているため、安心して夜用のライトとしても使うことはできる。ランタイムも録画のみで5時間となっており、ライドの全容を記録するためにはライド計画をしっかり立てたほうが良さそうだ。
新型の特徴は電源をいれれば自動的に録画が開始されること。それ以外の方法では録画開始することが出来ないというシンプルな方法となったことで、録画開始ボタンを押し忘れてしまうという心配は少ない。録画中はレンズの周りに円形に配置されたLEDがぐるぐると回るため、録画中か否かの確認も行いやすい。
サイクリックの録画機能の大きなポイントは、ループ機能というもの。サイクリックは1つの録画データは[5分、10分、15分(任意設定)]で区切られており、録画時間が長ければ幾つものファイルが生成されていく。そして、録画データでメモリー容量を埋めきった場合は、古いデータから順に動画が上書きされていく機能が備わっている。これは、アクシデント時にメモリー容量が不足していて、録画されなかったというミス発生を防ぐ便利な機能だ。
もちろん、アクシデント時の録画データを上書きしてしまうわけにはいかない。サイクリックではデバイスが60度以上傾き、5秒以上元に戻らない場合、サイクリックはインシデント発生とみなし、その時録画していたデータとその直前のデータが上書きされないようにロックする。加えて、30分後に電源が切れる仕組みとなっているため、無駄な録画データを量産することもない。
肝心の録画機能に関しては135°の広角撮影、6軸ブレ補正といったスペックには変わりない。広く、鮮明な画像を残せるため、事故時の証拠を残すドライブレコーダーやアクションカメラとして有用だろう。ただ最新版では録画できる解像度が1080p/30fpsもしくは720p/60fpsという2種類になった。もちろんこの2種類で十分のため、細かい設定に悩むことは少なくなるだろう。設定はスマホアプリから行う。ライトモードや音量、アラート、ビデオ解像度、ビデオ記録時間/1データ、手ブレ補正の有無、アイドルモード、バイクアラームなどの調整が可能だ。
他にも盗難防止バイクアラーム機能が備えられており、停車中にバイクの動きを検知した際にデバイスはアラームで警告し、スマホに通知を飛ばしてくれる。スマホとデバイスがBluetoothで連携している時に効果を発揮する機能のため、コンビニ休憩など自転車から遠く離れない時に活躍してくれるだろう。
FLY6 CEにはシートポスト用マウントと、丸型ピラーとエアロピラー用、D型ピラー用のストラップが付属しており、それらを使用しバイクに取り付ける。こちらは工具が必要なく気軽に作業することが可能だ。安全ストラップが付属しており、それぞれのデバイスをサドルレール等と結びつけておくことができる。これでアクシデント時にFLY6を紛失する心配も少ないだろう。
また、第3世代のFLY6にはmicroSDカードが付属している。FLYシリーズはmicroSDの対応、非対応があるため、このように付属してくるのは非常に有り難い。価格は24,999円(税込)。
サイクリック FLY6 CE
サイズ:71mm (H) x 35mm (W) x 40mm (D)
重量:77g
付属品:シートポスト用マウント、シートポスト用ストラップ(短)、シートポスト用ストラップ(長)、標準シートポスト用ゴム製スペーサー、D断面シートポスト用ゴム製スペーサー、エアロシートポスト用ゴム製スペーサー、USB&USB-Cケーブル、安全ストラップ、SDカード付
価格:24,999円(税込)
オーストラリアのサイクリングレコーダーブランド、サイクリック。ラインアップされる製品にはライド中の映像を記録する機能に加え、被視認性と安全性向上に寄与するライトもビルトインされており、非常に使い勝手の良いプロダクトに仕上げられている。また、2in1デバイスということもあり、シートポストやハンドル周りに装備を増やさなくて良いというもの大きなメリット。
そんなサイクリックのプロダクトラインアップからリア用のFLY6 CEをピックアップする。2021年から発売されるのは第三世代となる。第1世代、第2世代を経て生み出されたニュージェネレーションのプロダクトはボディワークに大きな変更が加えられた。
これまでは赤色LEDを3灯装備していたこともあり縦に長い直方体だったが、今作では赤色LEDを1灯とし長さを詰めたボディに。そのサイズダウンの量は小さいものの、シートポストの突き出し量やシートバッグなどとの兼ね合いもあるため、コンパクトになったことは喜ばしいアップデートだ。
また、ボディが小ぶりとなったことで、無駄を削ぎ落として作られるロードバイクとの見た目の相性という面でも改善されていると言えるだろう。重量も110gから77gへとダイエットを果たしている。
コンパクト化の影響を受け、先述したようにLEDが1灯仕様となっており、ライトの光量が100ルーメンから50ルーメンにダウン。数値半減は大きな変化ではあるものの、実際には被視認性が確保されているため、安心して夜用のライトとしても使うことはできる。ランタイムも録画のみで5時間となっており、ライドの全容を記録するためにはライド計画をしっかり立てたほうが良さそうだ。
新型の特徴は電源をいれれば自動的に録画が開始されること。それ以外の方法では録画開始することが出来ないというシンプルな方法となったことで、録画開始ボタンを押し忘れてしまうという心配は少ない。録画中はレンズの周りに円形に配置されたLEDがぐるぐると回るため、録画中か否かの確認も行いやすい。
サイクリックの録画機能の大きなポイントは、ループ機能というもの。サイクリックは1つの録画データは[5分、10分、15分(任意設定)]で区切られており、録画時間が長ければ幾つものファイルが生成されていく。そして、録画データでメモリー容量を埋めきった場合は、古いデータから順に動画が上書きされていく機能が備わっている。これは、アクシデント時にメモリー容量が不足していて、録画されなかったというミス発生を防ぐ便利な機能だ。
もちろん、アクシデント時の録画データを上書きしてしまうわけにはいかない。サイクリックではデバイスが60度以上傾き、5秒以上元に戻らない場合、サイクリックはインシデント発生とみなし、その時録画していたデータとその直前のデータが上書きされないようにロックする。加えて、30分後に電源が切れる仕組みとなっているため、無駄な録画データを量産することもない。
肝心の録画機能に関しては135°の広角撮影、6軸ブレ補正といったスペックには変わりない。広く、鮮明な画像を残せるため、事故時の証拠を残すドライブレコーダーやアクションカメラとして有用だろう。ただ最新版では録画できる解像度が1080p/30fpsもしくは720p/60fpsという2種類になった。もちろんこの2種類で十分のため、細かい設定に悩むことは少なくなるだろう。設定はスマホアプリから行う。ライトモードや音量、アラート、ビデオ解像度、ビデオ記録時間/1データ、手ブレ補正の有無、アイドルモード、バイクアラームなどの調整が可能だ。
他にも盗難防止バイクアラーム機能が備えられており、停車中にバイクの動きを検知した際にデバイスはアラームで警告し、スマホに通知を飛ばしてくれる。スマホとデバイスがBluetoothで連携している時に効果を発揮する機能のため、コンビニ休憩など自転車から遠く離れない時に活躍してくれるだろう。
FLY6 CEにはシートポスト用マウントと、丸型ピラーとエアロピラー用、D型ピラー用のストラップが付属しており、それらを使用しバイクに取り付ける。こちらは工具が必要なく気軽に作業することが可能だ。安全ストラップが付属しており、それぞれのデバイスをサドルレール等と結びつけておくことができる。これでアクシデント時にFLY6を紛失する心配も少ないだろう。
また、第3世代のFLY6にはmicroSDカードが付属している。FLYシリーズはmicroSDの対応、非対応があるため、このように付属してくるのは非常に有り難い。価格は24,999円(税込)。
サイクリック FLY6 CE
サイズ:71mm (H) x 35mm (W) x 40mm (D)
重量:77g
付属品:シートポスト用マウント、シートポスト用ストラップ(短)、シートポスト用ストラップ(長)、標準シートポスト用ゴム製スペーサー、D断面シートポスト用ゴム製スペーサー、エアロシートポスト用ゴム製スペーサー、USB&USB-Cケーブル、安全ストラップ、SDカード付
価格:24,999円(税込)
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