2021/02/01(月) - 08:58
シクロクロス世界選手権2日目に開催されたU23女子レースは、オランダ3名vsハンガリー1名の戦いに。最終盤にアタックし、リードを守り抜いたフェム・ファンエンペル(オランダ)が勝利を飾った。
シクロクロス世界選手権2日目のオープニングレースとなった女子U23レースにエントリーしたのは14カ国、37名の選手たち。1週間前のワールドカップで3位表彰台を射止めたマノン・バッカー(オランダ)やカータ・ヴァス(ハンガリー)、アンナ・カイ(イギリス)など、今季女子エリートレースのトップ10常連組や、連覇を目指すマリオン・ノーブルリブロール(フランス)といった、次代を担うU23選手たちが号砲と共に飛び出した。
最前列スタートのバッカーやノーブルリブロールが加速に手間取り遅れる一方、2年前の女子U23世界王者であるインゲ・ファンデルヘイデンやフェム・ファンエンペル、アニック・ファンアルフェン(共にオランダ)、ヴァスが先頭グループを形成。半周も経たないうちに主導権を握ったオランダ勢が、すぐさまチームプレーを開始した、
ヴァスに対し、まず攻撃を仕掛けたのはファンデルヘイデンだった。10〜15秒リードで逃げる元U23世界王者の後ろでは、ファンエンペルとファンアルフェンがヴァスに牽かせながら状況をコントロール。パック・ピーテルス(オランダ)やカイたちが後方から追いかけたが、最後まで戦略を絡めながらハイペースを刻む2番手グループに合流することはなかった。
またこの日、11月末のワールドカップ初戦で負った、腕を25針縫う大怪我からの復帰初戦に挑んだ前ジュニア世界王者シリン・ファンアンローイ(オランダ)は途中リタイアに。バッカーやカイたちは善戦したものの遅れを取り戻すことはできず、それぞれ7位と8位でレースを終えることとなる。
ファンデルヘイデンは全4周回中の3周目まで独走を続けていたものの、パワフルな走りを披露するヴァスがペースアップを行い、合流。オランダ勢を封じ込めるべくテンポを早めるも抜け出すには至らず、最終周回突入と共に数的優位に立つオランダのカウンター攻撃が炸裂した。
ファンアルフェンが仕掛け、続いてファンエンペルがアタック。「身体の仕上がりも良く、自身を持てていたからレース直前でもリラックスできていた。他選手を見るのではなく、自分自身のレースに集中していた」というファンエンペルは、砂浜区間で大外ラインを選んだヴァスをランニングで突き放し、独走体制を築き上げる。その勢いは、単独2位となったファンアルフェンを上回った。
21%勾配の長いフライオーバーもテンポ良くクリアし、スリッピーな硬い泥区間でもミスせずフィニッシュラインへ。普段パウェルズサウゼン・ビンゴールに所属する、U23初年度の元サッカー選手が初の世界タイトルを手に入れた。
「本当にインクレディブル。U23初年度で世界選手権に勝つなんて信じられない。これからまだ時間はたっぷりあるのでゆっくりと(選手として)成長していきたい」と語るファンエンペルが金メダル。ヴァスを切り離してから合流を試みたファンアルフェンが2位に入り、ヴァスは昨年から順位を一つ落として3位となっている。
シクロクロス世界選手権2日目のオープニングレースとなった女子U23レースにエントリーしたのは14カ国、37名の選手たち。1週間前のワールドカップで3位表彰台を射止めたマノン・バッカー(オランダ)やカータ・ヴァス(ハンガリー)、アンナ・カイ(イギリス)など、今季女子エリートレースのトップ10常連組や、連覇を目指すマリオン・ノーブルリブロール(フランス)といった、次代を担うU23選手たちが号砲と共に飛び出した。
最前列スタートのバッカーやノーブルリブロールが加速に手間取り遅れる一方、2年前の女子U23世界王者であるインゲ・ファンデルヘイデンやフェム・ファンエンペル、アニック・ファンアルフェン(共にオランダ)、ヴァスが先頭グループを形成。半周も経たないうちに主導権を握ったオランダ勢が、すぐさまチームプレーを開始した、
ヴァスに対し、まず攻撃を仕掛けたのはファンデルヘイデンだった。10〜15秒リードで逃げる元U23世界王者の後ろでは、ファンエンペルとファンアルフェンがヴァスに牽かせながら状況をコントロール。パック・ピーテルス(オランダ)やカイたちが後方から追いかけたが、最後まで戦略を絡めながらハイペースを刻む2番手グループに合流することはなかった。
またこの日、11月末のワールドカップ初戦で負った、腕を25針縫う大怪我からの復帰初戦に挑んだ前ジュニア世界王者シリン・ファンアンローイ(オランダ)は途中リタイアに。バッカーやカイたちは善戦したものの遅れを取り戻すことはできず、それぞれ7位と8位でレースを終えることとなる。
ファンデルヘイデンは全4周回中の3周目まで独走を続けていたものの、パワフルな走りを披露するヴァスがペースアップを行い、合流。オランダ勢を封じ込めるべくテンポを早めるも抜け出すには至らず、最終周回突入と共に数的優位に立つオランダのカウンター攻撃が炸裂した。
ファンアルフェンが仕掛け、続いてファンエンペルがアタック。「身体の仕上がりも良く、自身を持てていたからレース直前でもリラックスできていた。他選手を見るのではなく、自分自身のレースに集中していた」というファンエンペルは、砂浜区間で大外ラインを選んだヴァスをランニングで突き放し、独走体制を築き上げる。その勢いは、単独2位となったファンアルフェンを上回った。
21%勾配の長いフライオーバーもテンポ良くクリアし、スリッピーな硬い泥区間でもミスせずフィニッシュラインへ。普段パウェルズサウゼン・ビンゴールに所属する、U23初年度の元サッカー選手が初の世界タイトルを手に入れた。
「本当にインクレディブル。U23初年度で世界選手権に勝つなんて信じられない。これからまだ時間はたっぷりあるのでゆっくりと(選手として)成長していきたい」と語るファンエンペルが金メダル。ヴァスを切り離してから合流を試みたファンアルフェンが2位に入り、ヴァスは昨年から順位を一つ落として3位となっている。
シクロクロス世界選手権2021 女子U23結果
1位 | フェム・ファンエンペル(オランダ) | 36:59 |
2位 | アニック・ファンアルフェン(オランダ) | 0:03 |
3位 | カータ・ヴァス(ハンガリー) | 0:09 |
4位 | インゲ・ファンデルヘイデン(オランダ) | 0:27 |
5位 | フランチェスカ・バローニ(イタリア) | 0:54 |
6位 | パック・ピーテルス(オランダ) | 0:56 |
7位 | マノン・バッカー(オランダ) | 1:04 |
8位 | アンナ・カイ(イギリス) | 1:10 |
9位 | マルテ・トルイエン(ベルギー) | 1:53 |
10位 | マリオン・ノーブルリブロール(フランス) | 2:11 |
text:So Isobe
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