2010/06/01(火) - 01:12
ツアー・オブ・ベルギー最終の第5ステージは、ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック）とステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ）の2人がアタックを決めてゴールまで逃げ切り、ヘルマンスがステージ優勝。2位のデヴォルデルが総合で逆転首位に立ち、2年ぶり2度目の総合優勝を挙げた。
逃げ切りに成功したヘルマンスとデヴォルデル (c)CorVos
総合逆転を知って喜ぶステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVosアルデンヌ地方エルスタルをスタート・ゴール地点とする173.7kmで争われた第5ステージは、14の登り坂を越える今大会最難関ステージ。リエージュ～バストーニュ～リエージュの名物となっているラ・ルドゥットの丘も登場する。
アップダウンの厳しいコースにレース序盤からアタックが頻発。集団はいくつにも分断する。決定的な逃げは後半。7人がアタックして抜け出しに成功した。メンバーは以下。
ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ）
ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック）
フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット）
ジョフロワ・ルカトル（フランス、レディオシャック）
トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン）
48秒遅れでゴールするフィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） (c)CorVosオスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク）
フィリップ・ワルスレーベン（チェコ、BKCPパワープラス）
そのなかからデヴォルデルとヘルマンスがさらに飛び出した。総合の逆転を狙うデヴォルデルとステージ優勝を狙うヘルマンスは、お互いの協力体制をとりながら、ゴールまで逃げ切った。
2人はリーダージャージのドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）に対して50秒差をつけ、デヴォルデルが総合首位を逆転。そしてヘルマンスはプロ入り初勝利となるステージ優勝を挙げる。
ステージレースでの勝利を喜ぶ逆転総合優勝したステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVosプロ入り初優勝となるステージ優勝を果たした23歳のベルギー人、ヘルマンスは言う「僕らはうまく協力しあい、僕はステージ優勝できた。ステインは総合をとった。この勝利は僕の大きなステップになる。
総合優勝に輝いたデヴォルデルは2008年の同大会制覇以来の2度目の総合優勝だ。
「この勝利は嬉しい。母国のステージレースで再び勝利できたことにとても興奮している。この成功は春のクラシックの後に行ったのハードトレーニングのたまものだ」。
コルニュは新人賞を獲得。ジルベールはスプリント賞を獲得している。
また別府史之（レディオシャック）はステージ55位でゴール。7分12秒遅れの総合37位でレースを終えた。
プロ初勝利を挙げたベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） (c)CorVos
逆転総合優勝したステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVos
ツアー・オブ・ベルギー第5ステージ 結果
1位 ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） 4h24'03"
2位 ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ）
3位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） ＋48"
4位 ジョフロワ・ルカトル（フランス、レディオシャック）
5位 トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン）
6位 フィリップ・ワールスレーベン（ドイツ、BKCPパワープラス）
7位 ブラム・タンキンク（オランダ、ラボバンク）
8位 ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）
9位 オスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク）
10位 ニック・ナイエンス（ベルギー、ラボバンク） ＋1'22"
総合成績
1位 ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） 16h35'55"
2位 ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ ） ＋52"
3位 ブラム・タンキンク（オランダ、ラボバンク） ＋1'00"
4位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） ＋1'11"
5位 トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン） ＋1'22"
6位 ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） ＋1'23"
7位 コース・ムーレンハウト（オランダ、ラボバンク） ＋1'39"
8位 オスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク） ＋1'40"
9位 ニック・ナイエンス（ベルギー、ラボバンク）
10位 シリル・ルモワンヌ（フランス、ソウル・ソジャサン） ＋1'50"
スプリント賞
フィリップ・ジルベール（ベルギー、 オメガファーマ・ロット）
新人賞
ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）
チーム総合
ラボバンク
text:Makoto.AYANO
photo:(c)CorVos
逃げ切りに成功したヘルマンスとデヴォルデル (c)CorVos総合逆転を知って喜ぶステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVosアルデンヌ地方エルスタルをスタート・ゴール地点とする173.7kmで争われた第5ステージは、14の登り坂を越える今大会最難関ステージ。リエージュ～バストーニュ～リエージュの名物となっているラ・ルドゥットの丘も登場する。アップダウンの厳しいコースにレース序盤からアタックが頻発。集団はいくつにも分断する。決定的な逃げは後半。7人がアタックして抜け出しに成功した。メンバーは以下。
ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ）
ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック）
フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット）
ジョフロワ・ルカトル（フランス、レディオシャック）
トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン）
48秒遅れでゴールするフィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） (c)CorVosオスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク）フィリップ・ワルスレーベン（チェコ、BKCPパワープラス）
そのなかからデヴォルデルとヘルマンスがさらに飛び出した。総合の逆転を狙うデヴォルデルとステージ優勝を狙うヘルマンスは、お互いの協力体制をとりながら、ゴールまで逃げ切った。
2人はリーダージャージのドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）に対して50秒差をつけ、デヴォルデルが総合首位を逆転。そしてヘルマンスはプロ入り初勝利となるステージ優勝を挙げる。
ステージレースでの勝利を喜ぶ逆転総合優勝したステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVosプロ入り初優勝となるステージ優勝を果たした23歳のベルギー人、ヘルマンスは言う「僕らはうまく協力しあい、僕はステージ優勝できた。ステインは総合をとった。この勝利は僕の大きなステップになる。総合優勝に輝いたデヴォルデルは2008年の同大会制覇以来の2度目の総合優勝だ。
「この勝利は嬉しい。母国のステージレースで再び勝利できたことにとても興奮している。この成功は春のクラシックの後に行ったのハードトレーニングのたまものだ」。
コルニュは新人賞を獲得。ジルベールはスプリント賞を獲得している。
また別府史之（レディオシャック）はステージ55位でゴール。7分12秒遅れの総合37位でレースを終えた。
プロ初勝利を挙げたベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） (c)CorVos逆転総合優勝したステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） (c)CorVosツアー・オブ・ベルギー第5ステージ 結果
1位 ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） 4h24'03"
2位 ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ）
3位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） ＋48"
4位 ジョフロワ・ルカトル（フランス、レディオシャック）
5位 トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン）
6位 フィリップ・ワールスレーベン（ドイツ、BKCPパワープラス）
7位 ブラム・タンキンク（オランダ、ラボバンク）
8位 ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）
9位 オスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク）
10位 ニック・ナイエンス（ベルギー、ラボバンク） ＋1'22"
総合成績
1位 ステイン・デヴォルデル（ベルギー、クイックステップ） 16h35'55"
2位 ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ ） ＋52"
3位 ブラム・タンキンク（オランダ、ラボバンク） ＋1'00"
4位 フィリップ・ジルベール（ベルギー、オメガファーマ・ロット） ＋1'11"
5位 トーマス・ゲント（ベルギー、トップスポート・フラーンデレン） ＋1'22"
6位 ベン・ヘルマンス（ベルギー、レディオシャック） ＋1'23"
7位 コース・ムーレンハウト（オランダ、ラボバンク） ＋1'39"
8位 オスカル・フレイレ（スペイン、ラボバンク） ＋1'40"
9位 ニック・ナイエンス（ベルギー、ラボバンク）
10位 シリル・ルモワンヌ（フランス、ソウル・ソジャサン） ＋1'50"
スプリント賞
フィリップ・ジルベール（ベルギー、 オメガファーマ・ロット）
新人賞
ドミニク・コルニュ（ベルギー、スキル・シマノ）
チーム総合
ラボバンク
text:Makoto.AYANO
photo:(c)CorVos
