2020/10/26(月) - 09:49
イネオス・グレナディアーズのステージ7勝目&逆転総合優勝で幕を閉じたジロ・デ・イタリア。最終日の個人タイムトライアルを制したフィリッポ・ガンナや総合優勝に輝いたテイオ・ゲイガンハート、総合表彰台に登ったサンウェブの2人、各賞ジャージを獲得した選手たちのコメントを紹介します。
ステージ優勝 フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)
今日は朝からステージ優勝に向けて、チームとしてのステージ7勝目に向けて集中していた。3週間にわたって目標に向かって走り続けた成果であり、人生の中で最も美しいステージ優勝だと言える。でもそれ以上にチームメイトのテイオの総合優勝が嬉しい。彼なら成し遂げてくれると信じていた。チームメイトの勝利を助けることができて、さらに自分の勝利を掴むことができてファンタスティック。刺激的なジロだった。
今大会の活躍が来シーズンの活躍を保証するわけではないし、来年はステージ1勝もできないかもしれない。だからこれからも平常心を保って、地に足をつけてトレーニングをこなさないといけない。
ステージ13位&総合優勝 テイオ・ゲイガンハート(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
昨晩からリラックスできていた。今朝、部屋で一人で好きな音楽を聴いて、考えすぎないように過ごす奇妙な2時間があった。自分の走りにフォーカスして、手順をこなしていくという素晴らしいアドバイスをブラッド(ウィギンズ)にもらった。昨晩G(トーマス)からも素晴らしいメッセージを受け取った。これまで人生の半分ほどを彼らの姿を見て過ごしてきた。彼らはインスピレーションの塊だった。そんな彼らに勇気づけられて今の僕がいる。
トーゾ監督(マッテーオ・トザット)から10秒リードしていると聞かされたけど、そこから逆に(ヒンドレーに)数秒挽回された。残り数キロを切ってからトーゾ監督が『リスクを負わないように』と叫び始めたところで、これは良い状況なんだと分かったよ。15kmの短いタイムトライアルでスピードを抑えるように促すなんて頻繁にあることじゃないから、その時点で仕事を終えた気分だった。そしてミラノ中心部のドゥオーモの前にフィニッシュするのは信じられない気分だった。
正直言って信じられない。今から1ヶ月近く前にシチリアをスタートした時点では全く想像できなかった夢の中にいる。グランツールで総合トップ5やトップ10を目指していた自分が総合優勝。この勝利を飲み込むまでに長い時間がかかりそうだ。これからも自分は自分であり、これからもプロフェッショナルであり続け、明日からもバイクライドを楽しみに毎朝目覚め、人生を愛しながら楽しみたい。
もっとロンドンでサイクリングがメジャーになって、サイクリングの中に多様性が生まれることを願っている。ロードレースは素晴らしいスポーツ。信じられない場所に連れて行ってくれるし、素晴らしい人々に会うことができる。この勝利が地元の子供たちの刺激になることを願っている。サイクリングに限らず、大きな夢を持つことの重要性に気づいてもらえれば嬉しい。
ステージ38位&総合2位 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、サンウェブ)
全力を尽くした。結果は結果であり、受け入れるしかないし、何も後悔は無い。監督にずっとタイムを告げるようにお願いしていたので、走りながら状況を理解していた。でも何もできなかった。この上ないほど追い込んで、出し尽くしてフィニッシュした。
今日の結果には落胆しているけど、チームの3週間の走りを誇りに思う。間違いなく自分の中での最高のパフォーマンスであり、将来に向けた正しいステップになることを願っている。このジロには戻ってくるよ。このレースが好きなんだ。過酷だけど、その中に美しさがある。絶対に帰ってくる。
ステージ11位&総合3位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)
持てる力を全て出したと思う。良い形でレースを終えたかったし、良い結果を残したいというモチベーションに溢れていた。確かにジロの総合優勝を逃したことは残念でならないけど、今日の走りは良かったと思う。そして総合表彰台に登ることができてスーパーハッピーだ。
ステージ4位&総合4位 ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥクーニンク・クイックステップ)
どれだけ幸せなのか、言葉にするのが難しい。総合トップ10フィニッシュを目指して出場した初めてのグランツールで総合4位。本当に信じられないし、これもドゥクーニンク・クイックステップのチームメイトたちのおかげだ。毎日限界まで追い込むことで、自分自身について深く知ることもできた。エトナ山でマリアローザを手にした瞬間をはじめ、美しい思い出とともにこのジロを去る。まだ若いので、どんな未来が待っているのか楽しみ。まだマリアローザを着る日が来ることを楽しみにしている。
マリアチクラミーノ獲得 アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
とてもナイスでハードな個人タイムトライアルだった。脚の痛みに耐えながら走り切ったよ。マリアチクラミーノを獲得して、ステージ5位にマイルズ・スコットソンが入って、素晴らしい1日になった。チームの走りを誇りに思う。今シーズンはフランス選手権を含めてシーズン14勝。信じられない気持ちであり、この成功を飲み込むのに時間がかかりそうだ。
マリアアッズーラ獲得 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EFプロサイクリング)
ハードなジロを終えて、もう脚には力がこれっぽっちも残っていない。なんとか完走することができた。昨日の山岳ステージでは、総合上位の選手たちと一緒に走ることができて楽しかったよ。3週間のイタリア旅行を楽しむことができたし、まずはこの大会を成功に導いた主催者を祝福したい。誰もが毎日ステージ優勝を目指す素晴らしいレースだった。
チームとしてはステージ2勝と山岳賞獲得で、素晴らしい結果を残すことができたよ。毎年力をつけることができていると思うし、いつの日か、マリアローザを狙う選手になりたい。テイオ・ゲイガンハートとは旧知の仲で、自分がステージ優勝したときに彼はとても喜んでくれた。その時に彼にこう言ったんだ。『大会3週目に活躍する瞬間がやってくるから』ってね。もう一人の(アクセオン時代の)元チームメイトであるホアン・アルメイダが総合表彰台に登る姿を見たかったけど、いずれにしても彼らが素晴らしいレースをしたことは間違いないし、彼らを誇りに思う。
ステージ優勝 フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)
今日は朝からステージ優勝に向けて、チームとしてのステージ7勝目に向けて集中していた。3週間にわたって目標に向かって走り続けた成果であり、人生の中で最も美しいステージ優勝だと言える。でもそれ以上にチームメイトのテイオの総合優勝が嬉しい。彼なら成し遂げてくれると信じていた。チームメイトの勝利を助けることができて、さらに自分の勝利を掴むことができてファンタスティック。刺激的なジロだった。
今大会の活躍が来シーズンの活躍を保証するわけではないし、来年はステージ1勝もできないかもしれない。だからこれからも平常心を保って、地に足をつけてトレーニングをこなさないといけない。
ステージ13位&総合優勝 テイオ・ゲイガンハート(イギリス、イネオス・グレナディアーズ)
昨晩からリラックスできていた。今朝、部屋で一人で好きな音楽を聴いて、考えすぎないように過ごす奇妙な2時間があった。自分の走りにフォーカスして、手順をこなしていくという素晴らしいアドバイスをブラッド(ウィギンズ)にもらった。昨晩G(トーマス)からも素晴らしいメッセージを受け取った。これまで人生の半分ほどを彼らの姿を見て過ごしてきた。彼らはインスピレーションの塊だった。そんな彼らに勇気づけられて今の僕がいる。
トーゾ監督(マッテーオ・トザット)から10秒リードしていると聞かされたけど、そこから逆に(ヒンドレーに)数秒挽回された。残り数キロを切ってからトーゾ監督が『リスクを負わないように』と叫び始めたところで、これは良い状況なんだと分かったよ。15kmの短いタイムトライアルでスピードを抑えるように促すなんて頻繁にあることじゃないから、その時点で仕事を終えた気分だった。そしてミラノ中心部のドゥオーモの前にフィニッシュするのは信じられない気分だった。
正直言って信じられない。今から1ヶ月近く前にシチリアをスタートした時点では全く想像できなかった夢の中にいる。グランツールで総合トップ5やトップ10を目指していた自分が総合優勝。この勝利を飲み込むまでに長い時間がかかりそうだ。これからも自分は自分であり、これからもプロフェッショナルであり続け、明日からもバイクライドを楽しみに毎朝目覚め、人生を愛しながら楽しみたい。
もっとロンドンでサイクリングがメジャーになって、サイクリングの中に多様性が生まれることを願っている。ロードレースは素晴らしいスポーツ。信じられない場所に連れて行ってくれるし、素晴らしい人々に会うことができる。この勝利が地元の子供たちの刺激になることを願っている。サイクリングに限らず、大きな夢を持つことの重要性に気づいてもらえれば嬉しい。
ステージ38位&総合2位 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、サンウェブ)
全力を尽くした。結果は結果であり、受け入れるしかないし、何も後悔は無い。監督にずっとタイムを告げるようにお願いしていたので、走りながら状況を理解していた。でも何もできなかった。この上ないほど追い込んで、出し尽くしてフィニッシュした。
今日の結果には落胆しているけど、チームの3週間の走りを誇りに思う。間違いなく自分の中での最高のパフォーマンスであり、将来に向けた正しいステップになることを願っている。このジロには戻ってくるよ。このレースが好きなんだ。過酷だけど、その中に美しさがある。絶対に帰ってくる。
ステージ11位&総合3位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)
持てる力を全て出したと思う。良い形でレースを終えたかったし、良い結果を残したいというモチベーションに溢れていた。確かにジロの総合優勝を逃したことは残念でならないけど、今日の走りは良かったと思う。そして総合表彰台に登ることができてスーパーハッピーだ。
ステージ4位&総合4位 ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥクーニンク・クイックステップ)
どれだけ幸せなのか、言葉にするのが難しい。総合トップ10フィニッシュを目指して出場した初めてのグランツールで総合4位。本当に信じられないし、これもドゥクーニンク・クイックステップのチームメイトたちのおかげだ。毎日限界まで追い込むことで、自分自身について深く知ることもできた。エトナ山でマリアローザを手にした瞬間をはじめ、美しい思い出とともにこのジロを去る。まだ若いので、どんな未来が待っているのか楽しみ。まだマリアローザを着る日が来ることを楽しみにしている。
マリアチクラミーノ獲得 アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
とてもナイスでハードな個人タイムトライアルだった。脚の痛みに耐えながら走り切ったよ。マリアチクラミーノを獲得して、ステージ5位にマイルズ・スコットソンが入って、素晴らしい1日になった。チームの走りを誇りに思う。今シーズンはフランス選手権を含めてシーズン14勝。信じられない気持ちであり、この成功を飲み込むのに時間がかかりそうだ。
マリアアッズーラ獲得 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EFプロサイクリング)
ハードなジロを終えて、もう脚には力がこれっぽっちも残っていない。なんとか完走することができた。昨日の山岳ステージでは、総合上位の選手たちと一緒に走ることができて楽しかったよ。3週間のイタリア旅行を楽しむことができたし、まずはこの大会を成功に導いた主催者を祝福したい。誰もが毎日ステージ優勝を目指す素晴らしいレースだった。
チームとしてはステージ2勝と山岳賞獲得で、素晴らしい結果を残すことができたよ。毎年力をつけることができていると思うし、いつの日か、マリアローザを狙う選手になりたい。テイオ・ゲイガンハートとは旧知の仲で、自分がステージ優勝したときに彼はとても喜んでくれた。その時に彼にこう言ったんだ。『大会3週目に活躍する瞬間がやってくるから』ってね。もう一人の(アクセオン時代の)元チームメイトであるホアン・アルメイダが総合表彰台に登る姿を見たかったけど、いずれにしても彼らが素晴らしいレースをしたことは間違いないし、彼らを誇りに思う。
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