2020/10/31(土) - 14:44
ルディプロジェクトの大型一眼アイウェア「CUTLINE」をピックアップして紹介しよう。バーレーン・マクラーレンの選手たちが着用するフラッグシップを、典型的な日本人型の頭を持つ編集部員がフィット感などを試した。
TRALYX、DEFENDERに続くプロ供給モデルとして開発されたCUTLINE。上下左右に広い大型レンズを採用するトレンドに沿ったモデルはルディプロジェクトからも登場しているが、ファッショナブルなデザインに振ったSPINSHIELDに対し、今回紹介するCUTLINEは運動時の機能を発揮するための設計とスポーティなルックスを重視しているモデルと言える。
バーレーン・マクラーレンにもCUTLINEを着用しているメンバーが多く、新城幸也もCUTLINEを使用する選手の一人。日本人選手が着用していることからも日本人でもフィットするのではないかと期待を持てるモデルだ。今回はSPINSHIELDと同タイミングでCUTLINEも借り受けて、実際に試着してみた。
CUTLINEはカタログ写真で見る以上にレンズ、フレームのRが小さめ。いかにも丸型頭の日本人よりも、楕円形頭と言われる欧州人にフィットしそうな形状だ。しかし、ハイパフォーマンスモデルであるCUTLINEは、フィッティングパーツの自由度の高さが魅力のひとつ。
ノーズパッドとテンプルにはワイヤーが仕込まれており、自由にポジションを決めることが可能。実際にヘルメットはアジア向けが最もフィットしかつ鼻が低めの編集部員でも、座りの良いポジションを見つけることができ、快適に着用することができた。レンズにまつげや額が当たらないので、レンズに皮脂が付着しない点がストレスフリー。
目をしかめるような動作で頬を動かした時にバンパーと軽く接触するため、完璧なフィットかと言われればそうではないのだが、アイウェアが動き視界に違和感を与えるほどではない。恐らくどのようなアイウェアでも多少は干渉することがあるはずなので、この点は過剰に気にするほどではないだろう。
もし全てをクリアにしたい場合は、レンズ下部のバンパーを外してみても良さそうだ。小さなパーツであるが、外した際はアイウェアが顔に触れにくくなるのは間違いない。額部分も同じことは言えるため、どこかが触れるのが苦手な場合はバンパーレスの仕様を試しても良さそうだ。パーツ点数が少ない分、着用感も軽やかになるというメリットもある。
そう書くと、バンパーは不必要かと思われるかもしれないが、そうではない。バンパーが装着されているとアイウェアと顔が触れたとしても、その当たりはソフト。レンズだけの場合はエッジの立った硬質なものが当たる感触なので、できるならばバンパーのソフトな感触の方が心地よい。
また、バンパーの有無を実際に試してみて気がついたのは、レンズの端部が覆われていることによる保護能力を実感できること。バンパーありならばアクシデント時にレンズが顔を傷つける恐れも少ないはず。ただ何よりもレンズが皮脂で汚れないのが嬉しい。個人的には多少顔と当たろうともバンパーを付けてCUTLINEを使用したい。
着脱可能パーツと言えばテンプルのクイックチェンジレンズシステムも優秀。これはボタンを押すことでロックが解除され、テンプルからレンズを外せるシステムのこと。もし、ロック機構がない場合は、自分の手順が正しいのか、はたまたテンプルを割ってしまわないかビクビクしながら作業をすることになると思うと、ボタン操作をする実感があると多少嵌合がきつくても思い切って作業がしやすい。
ライドシチュエーションにおいては、レンズが顔のカーブに沿った形状によって守られている印象を強く感じる。レンズの切れ目から風を巻き込むこともなく、コンタクトレンズ使用者でも安心して使えそうだ。レンズを通した景色もキレイに見ることが可能。
プロスペックのアイウェアだけあり、レンズの性能についても申し分はない。調光レンズ、ミラーレンズそれぞれに特徴があるもののクリアな視界を与えてくれるため、ロングライドでも目の疲労を抑えてくれそうだ。
また、今回借り受けたグラフェン・ブラックフレームは、自転車乗りにはタイヤのコンパウンドに添加される素材として知られているグラフェンが含まれたテンプルとされている。塗装では表現しきれないムラがデザインにアクセントを付けており、黒とグレーの中間の色味で、様々なヘルメットとの相性は良いだろう。(CW編集部・藤原)
ルディプロジェクト CUTLINE
グラフェン-ブラックフレーム/インパクトX2調光ブラックレンズ/32,000円(税抜)
ブラックグロスフレーム/マルチレーザーゴールドレンズ/27,000円(税抜)
TRALYX、DEFENDERに続くプロ供給モデルとして開発されたCUTLINE。上下左右に広い大型レンズを採用するトレンドに沿ったモデルはルディプロジェクトからも登場しているが、ファッショナブルなデザインに振ったSPINSHIELDに対し、今回紹介するCUTLINEは運動時の機能を発揮するための設計とスポーティなルックスを重視しているモデルと言える。
バーレーン・マクラーレンにもCUTLINEを着用しているメンバーが多く、新城幸也もCUTLINEを使用する選手の一人。日本人選手が着用していることからも日本人でもフィットするのではないかと期待を持てるモデルだ。今回はSPINSHIELDと同タイミングでCUTLINEも借り受けて、実際に試着してみた。
CUTLINEはカタログ写真で見る以上にレンズ、フレームのRが小さめ。いかにも丸型頭の日本人よりも、楕円形頭と言われる欧州人にフィットしそうな形状だ。しかし、ハイパフォーマンスモデルであるCUTLINEは、フィッティングパーツの自由度の高さが魅力のひとつ。
ノーズパッドとテンプルにはワイヤーが仕込まれており、自由にポジションを決めることが可能。実際にヘルメットはアジア向けが最もフィットしかつ鼻が低めの編集部員でも、座りの良いポジションを見つけることができ、快適に着用することができた。レンズにまつげや額が当たらないので、レンズに皮脂が付着しない点がストレスフリー。
目をしかめるような動作で頬を動かした時にバンパーと軽く接触するため、完璧なフィットかと言われればそうではないのだが、アイウェアが動き視界に違和感を与えるほどではない。恐らくどのようなアイウェアでも多少は干渉することがあるはずなので、この点は過剰に気にするほどではないだろう。
もし全てをクリアにしたい場合は、レンズ下部のバンパーを外してみても良さそうだ。小さなパーツであるが、外した際はアイウェアが顔に触れにくくなるのは間違いない。額部分も同じことは言えるため、どこかが触れるのが苦手な場合はバンパーレスの仕様を試しても良さそうだ。パーツ点数が少ない分、着用感も軽やかになるというメリットもある。
そう書くと、バンパーは不必要かと思われるかもしれないが、そうではない。バンパーが装着されているとアイウェアと顔が触れたとしても、その当たりはソフト。レンズだけの場合はエッジの立った硬質なものが当たる感触なので、できるならばバンパーのソフトな感触の方が心地よい。
また、バンパーの有無を実際に試してみて気がついたのは、レンズの端部が覆われていることによる保護能力を実感できること。バンパーありならばアクシデント時にレンズが顔を傷つける恐れも少ないはず。ただ何よりもレンズが皮脂で汚れないのが嬉しい。個人的には多少顔と当たろうともバンパーを付けてCUTLINEを使用したい。
着脱可能パーツと言えばテンプルのクイックチェンジレンズシステムも優秀。これはボタンを押すことでロックが解除され、テンプルからレンズを外せるシステムのこと。もし、ロック機構がない場合は、自分の手順が正しいのか、はたまたテンプルを割ってしまわないかビクビクしながら作業をすることになると思うと、ボタン操作をする実感があると多少嵌合がきつくても思い切って作業がしやすい。
ライドシチュエーションにおいては、レンズが顔のカーブに沿った形状によって守られている印象を強く感じる。レンズの切れ目から風を巻き込むこともなく、コンタクトレンズ使用者でも安心して使えそうだ。レンズを通した景色もキレイに見ることが可能。
プロスペックのアイウェアだけあり、レンズの性能についても申し分はない。調光レンズ、ミラーレンズそれぞれに特徴があるもののクリアな視界を与えてくれるため、ロングライドでも目の疲労を抑えてくれそうだ。
また、今回借り受けたグラフェン・ブラックフレームは、自転車乗りにはタイヤのコンパウンドに添加される素材として知られているグラフェンが含まれたテンプルとされている。塗装では表現しきれないムラがデザインにアクセントを付けており、黒とグレーの中間の色味で、様々なヘルメットとの相性は良いだろう。(CW編集部・藤原)
ルディプロジェクト CUTLINE
グラフェン-ブラックフレーム/インパクトX2調光ブラックレンズ/32,000円(税抜)
ブラックグロスフレーム/マルチレーザーゴールドレンズ/27,000円(税抜)
リンク
Amazon.co.jp
Choice NIGHT PROTEIN (ナイトプロテイン) ホエイプロテイン ココア 1kg [ 人工甘味料 GMOフリー ] グラスフェッド プロテイン 国内製造 (BC30 乳酸菌使用)
CHOICE NUTRITION ( チョイス ニュートリション )