2020/07/29(水) - 08:01
ジャイアントがクロスカントリー向けMTBのアルミモデル「XTC SLR 29ER 1」をリリースする。最高級グレードのアルミ素材を使用することで、ブランド史上最軽量となるアルミハードテールバイクとなった。モデルチェンジを果たしたLivの新型シクロクロスレーサー「BRAVA ADVANCED PRO」と合わせて紹介しよう。
ジャイアント XTC SLR 29ER 1
ジャイアントのマウンテンバイク・クロスカントリー(XC)向けハードテールシリーズ「XTC」にアルミバージョンが登場する。久々の展開となったXTCのアルミモデルは、2020年版でモデルチェンジを果たしたカーボンモデルをベースに「ALUXX SLR」アルミ素材を採用したフレームとなっている。
ALUXX SLRとはジャイアントの最高グレードの重量比剛性に優れたアルミ素材。それを採用したXTC SLRはフレーム単体で1,429g(Sサイズ)というブランド史上最軽量のアルミXCハードテールマシンとなった。また、アルミバイクは価格がカーボンより手頃となるため、XCを始めたい方やアグレッシブにMTBを楽しみたい方にとって有力な選択肢となりそうだ。
ジオメトリー設計はカーボン版に準拠しており、若干ではあるものの従来型XTCよりもヘッドチューブ角度が寝た69.5°、シートチューブ角が起きた74°という作り。XCとしてのクイックなハンドリングを維持しつつ、安定性を向上させている。また、現行カーボン版よりもリアセンター、ホイールベースが長く設計されており、トレイルの下りでの安定性を強化していることもポイントだ。
フロントフォークはジャイアント製のCREST 34 RRL 29という100mmトラベルのものを採用。ホイールは前後とも29インチ。ドライブトレインはリアディレイラーにシマノXT、クランクセット、シフター&スプロケットにシマノSLXをチョイス。ブレーキはシマノDEOREという構成とされている。タイヤはマキシスのREKON RACE。価格は170,000円(税抜)。
ジャイアント XTC SLR 29ER 1
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD148mm
フォーク:GIANT CREST 34 RRL 29、OverDrive Column 100mm Travel 15mm Axle
ドライブトレイン:SHIMANO XT/SLX
クランクセット:SHIMANO SLX
ブレーキ:SHIMANO DEORE F:180mm R:160mm
ホイール:GIANT XCT 29
タイヤ:MAXXIS REKON RACE 60TPI 29x2.25、Tubeless Ready
サイズ:380 (S)、431 (M)、475 (L) mm
カラー:ティール
価格:170,000円(税抜)
Liv BRAVA ADVANCED PRO
先日モデルチェンジを発表したばかりのジャイアントの新型シクロクロスバイク「TCX」。そのレディースモデル「BRAVA」も同様にモデルチェンジとなり、ラインアップもアルミモデルからカーボンモデルへと切り替えられる。
他のLivバイクと同じく、BRAVA ADVANCED PROも女性向けに最適化された剛性に調整されている。加えて、カーボン化されたことで大幅な軽量化をも果たしており、シケインや階段などで担ぎ上げやすく、体力の消耗を抑えることができるはずだ。
フレームデザインは新型TCXを踏襲しており、シートステーとシートチューブの交点にシートクランプを配置する新設計を採用。クランプ部を下方に設けることで、固定されている部分からシートまでの突き出し量を増やすことができ、D-FUSEシートポストの衝撃吸収性を向上させている。安定しない路面でもシッティングのままハイパワーをかけやすくなっているはずだ。扁平したトップチューブや泥づまりに配慮したフレーム設計、ジャイアント独自の大径コラムOVERDRIVE2ももちろん踏襲している。
ラインアップは「ADVANCED PRO 0」「ADVANCED PRO 2」という完成車2種類。ADVANCED PRO 0はスラムFORCE eTAP AXSという電動無線コンポーネントをドライブトレインに採用したフロントシングル仕様の1台。ホイールはフックレス仕様のカーボンホイールであるジャイアント SLR1 42、タイヤにはマキシスのALL TERRANE 33Cをチョイスしている。カラーはレインボーブラック。価格は600,000円(税抜)。
ADVANCED PRO 2はスラムAPEX 1をドライブトレイン/ブレーキに採用する機械式変速、油圧ブレーキの完成車。カメレオンノヴァというカラーリングが採用されており、フレームとフォークの青い部分は見る角度によって色味が変化する特殊ペイントで彩られている。価格は320,000円(税抜)。
Liv BRAVA ADVANCED PRO 0
フレーム:Advanced-Grade Composite OLD142mm,CONTACT SLR D-FUSE Composite Seat Post
フォーク:Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
ドライブトレイン:SRAM FORCE eTap AXS
クランクセット:SRAM FORCE 1 DUB
ブレーキ:SRAM FORCE HRD F:160mm R:140mm
ホイール:GIANT SLR1 42 DISC Hookless Carbon
タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 120TPI、FOLDABLE 700x33C Tubeless Ready
サイズ:490(XS)、505(S)mm
カラー:レインボーブラック
価格:600,000円(税抜)
Liv BRAVA ADVANCED PRO 2
フレーム:Advanced-Grade Composite OLD142mm,CONTACT SLR D-FUSE Composite Seat Post
フォーク:Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
ドライブトレイン:SRAM APEX 1
クランクセット:SRAM APEX 1
ブレーキ:SRAM APEX 1 HRD F:160mm R:140mm
タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 120TPI、FOLDABLE 700x33C Tubeless Ready
サイズ:490(XS)、505(S)mm
カラー:カメレオンノヴァ
価格:320,000円(税抜)
ジャイアント XTC SLR 29ER 1
ジャイアントのマウンテンバイク・クロスカントリー(XC)向けハードテールシリーズ「XTC」にアルミバージョンが登場する。久々の展開となったXTCのアルミモデルは、2020年版でモデルチェンジを果たしたカーボンモデルをベースに「ALUXX SLR」アルミ素材を採用したフレームとなっている。
ALUXX SLRとはジャイアントの最高グレードの重量比剛性に優れたアルミ素材。それを採用したXTC SLRはフレーム単体で1,429g(Sサイズ)というブランド史上最軽量のアルミXCハードテールマシンとなった。また、アルミバイクは価格がカーボンより手頃となるため、XCを始めたい方やアグレッシブにMTBを楽しみたい方にとって有力な選択肢となりそうだ。
ジオメトリー設計はカーボン版に準拠しており、若干ではあるものの従来型XTCよりもヘッドチューブ角度が寝た69.5°、シートチューブ角が起きた74°という作り。XCとしてのクイックなハンドリングを維持しつつ、安定性を向上させている。また、現行カーボン版よりもリアセンター、ホイールベースが長く設計されており、トレイルの下りでの安定性を強化していることもポイントだ。
フロントフォークはジャイアント製のCREST 34 RRL 29という100mmトラベルのものを採用。ホイールは前後とも29インチ。ドライブトレインはリアディレイラーにシマノXT、クランクセット、シフター&スプロケットにシマノSLXをチョイス。ブレーキはシマノDEOREという構成とされている。タイヤはマキシスのREKON RACE。価格は170,000円(税抜)。
ジャイアント XTC SLR 29ER 1
フレーム:ALUXX SLR-Grade Aluminum OLD148mm
フォーク:GIANT CREST 34 RRL 29、OverDrive Column 100mm Travel 15mm Axle
ドライブトレイン:SHIMANO XT/SLX
クランクセット:SHIMANO SLX
ブレーキ:SHIMANO DEORE F:180mm R:160mm
ホイール:GIANT XCT 29
タイヤ:MAXXIS REKON RACE 60TPI 29x2.25、Tubeless Ready
サイズ:380 (S)、431 (M)、475 (L) mm
カラー:ティール
価格:170,000円(税抜)
Liv BRAVA ADVANCED PRO
先日モデルチェンジを発表したばかりのジャイアントの新型シクロクロスバイク「TCX」。そのレディースモデル「BRAVA」も同様にモデルチェンジとなり、ラインアップもアルミモデルからカーボンモデルへと切り替えられる。
他のLivバイクと同じく、BRAVA ADVANCED PROも女性向けに最適化された剛性に調整されている。加えて、カーボン化されたことで大幅な軽量化をも果たしており、シケインや階段などで担ぎ上げやすく、体力の消耗を抑えることができるはずだ。
フレームデザインは新型TCXを踏襲しており、シートステーとシートチューブの交点にシートクランプを配置する新設計を採用。クランプ部を下方に設けることで、固定されている部分からシートまでの突き出し量を増やすことができ、D-FUSEシートポストの衝撃吸収性を向上させている。安定しない路面でもシッティングのままハイパワーをかけやすくなっているはずだ。扁平したトップチューブや泥づまりに配慮したフレーム設計、ジャイアント独自の大径コラムOVERDRIVE2ももちろん踏襲している。
ラインアップは「ADVANCED PRO 0」「ADVANCED PRO 2」という完成車2種類。ADVANCED PRO 0はスラムFORCE eTAP AXSという電動無線コンポーネントをドライブトレインに採用したフロントシングル仕様の1台。ホイールはフックレス仕様のカーボンホイールであるジャイアント SLR1 42、タイヤにはマキシスのALL TERRANE 33Cをチョイスしている。カラーはレインボーブラック。価格は600,000円(税抜)。
ADVANCED PRO 2はスラムAPEX 1をドライブトレイン/ブレーキに採用する機械式変速、油圧ブレーキの完成車。カメレオンノヴァというカラーリングが採用されており、フレームとフォークの青い部分は見る角度によって色味が変化する特殊ペイントで彩られている。価格は320,000円(税抜)。
Liv BRAVA ADVANCED PRO 0
フレーム:Advanced-Grade Composite OLD142mm,CONTACT SLR D-FUSE Composite Seat Post
フォーク:Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
ドライブトレイン:SRAM FORCE eTap AXS
クランクセット:SRAM FORCE 1 DUB
ブレーキ:SRAM FORCE HRD F:160mm R:140mm
ホイール:GIANT SLR1 42 DISC Hookless Carbon
タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 120TPI、FOLDABLE 700x33C Tubeless Ready
サイズ:490(XS)、505(S)mm
カラー:レインボーブラック
価格:600,000円(税抜)
Liv BRAVA ADVANCED PRO 2
フレーム:Advanced-Grade Composite OLD142mm,CONTACT SLR D-FUSE Composite Seat Post
フォーク:Advanced-Grade Composite,Full Composite OverDrive 2 Column 12mm Axle
ドライブトレイン:SRAM APEX 1
クランクセット:SRAM APEX 1
ブレーキ:SRAM APEX 1 HRD F:160mm R:140mm
タイヤ:MAXXIS ALL TERRANE 120TPI、FOLDABLE 700x33C Tubeless Ready
サイズ:490(XS)、505(S)mm
カラー:カメレオンノヴァ
価格:320,000円(税抜)
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