2020/06/12(金) - 09:00
マルコ・パンターニやフィリップ・ジルベールら名選手たちが愛用してきたサドルが、セッレイタリアのFLITE(フライト)だ。日本国内においてもその軽量性と座り心地に魅せられたサイクリストは数多い名品だ。そんなフライトのショートノーズバージョン「FLITE BOOST」が登場している。
セッレイタリア Flite Boost TM Superflow (c)Selle Italia
1990年当時、他に類を見なかった軽量性で世界を驚かせたセッレイタリアのFLITE。ロープロファイルかつフリクションを低減する座面形状を採用し、マルコ・パンターニやフィリップ・ジルベールなど名選手たちがこぞって使用する名サドルとなった。
時代に合わせて座面形状の変更や穴あきの「SUPER FLOW」モデルの追加など進化を続けてきたFLITEシリーズ。登場から30年経った2020年に新型「FLITE BOOST」がリリースされることに。BOOSTとはセッレイタリアが用意するショートノーズモデルの総称であり、FLITE BOOSTでは全長が248mm、通常版が275mmとされているため、27mmもノーズが切り詰められた設計とされている。
セッレイタリア Flite Boost TM Superflow (c)Selle Italia
ショートノーズサドルはUCI規定に反することなく、サドルを前進させられることがメリット。TTバイクのように前乗りポジションではライダーがパワーがかけやすいと言われており、そのポジションを実現するための設計となっている。FLITE BOOSTは、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)によって2020年のシクロクロス世界選手権で既に使用されている。プロバイク記事はこちら。
FLITE BOOSTの座面形状は現在ラインアップされている通常モデルと比較すると、基本的な設計は似ているようだ。一方で、着座する場所が丸いシェイプだったのに対し、BOOOSTでは直線的なレイアウトに変更されている。また、サドル後端部のFLITEマークがクラシカルなFLITEを連想させる。
セッレイタリア Flite Boost TM (c)Selle Italia
また、BOOSTモデルではSP-01やSLR BOOSTのように座面のパッドを固定する方法が従来と異なることもポイント。ベースの上にクッションを接着することで、表皮をベース裏まで引っ張る必要がなくなり、クッション性能を維持できるというものだ。
2020年ミッドシーズンモデルとして登場したFLITE BOOST。ラインアップは穴開きモデル「SUPER FLOW」と穴なしモデルの2種類。ともにマンガネーゼレールを採用している。また、サドル幅はいずれも135mmで、idmatchではSに分類される。価格は15,000円(税抜)。今後、展開が拡充することにも期待が持てるモデルだ。
セッレイタリア FLITE BOOST TM SUPERFLOW
重量:230g
サイズ:S 135×248mm(Sサイズのみの展開)
レール素材:Manganese Tube Ø7 mm
トップ素材:Soft-Tek
カラー:Black
価格:15,000円(税抜)
セッレイタリア FLITE BOOST TM
重量:240g
サイズ:S 135×248mm(Sサイズのみの展開)
レール素材:Manganese Tube Ø7 mm
トップ素材:Soft-Tek
カラー:Black
価格:15,000円(税抜)
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1990年当時、他に類を見なかった軽量性で世界を驚かせたセッレイタリアのFLITE。ロープロファイルかつフリクションを低減する座面形状を採用し、マルコ・パンターニやフィリップ・ジルベールなど名選手たちがこぞって使用する名サドルとなった。
時代に合わせて座面形状の変更や穴あきの「SUPER FLOW」モデルの追加など進化を続けてきたFLITEシリーズ。登場から30年経った2020年に新型「FLITE BOOST」がリリースされることに。BOOSTとはセッレイタリアが用意するショートノーズモデルの総称であり、FLITE BOOSTでは全長が248mm、通常版が275mmとされているため、27mmもノーズが切り詰められた設計とされている。
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ショートノーズサドルはUCI規定に反することなく、サドルを前進させられることがメリット。TTバイクのように前乗りポジションではライダーがパワーがかけやすいと言われており、そのポジションを実現するための設計となっている。FLITE BOOSTは、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)によって2020年のシクロクロス世界選手権で既に使用されている。プロバイク記事はこちら。
FLITE BOOSTの座面形状は現在ラインアップされている通常モデルと比較すると、基本的な設計は似ているようだ。一方で、着座する場所が丸いシェイプだったのに対し、BOOOSTでは直線的なレイアウトに変更されている。また、サドル後端部のFLITEマークがクラシカルなFLITEを連想させる。
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また、BOOSTモデルではSP-01やSLR BOOSTのように座面のパッドを固定する方法が従来と異なることもポイント。ベースの上にクッションを接着することで、表皮をベース裏まで引っ張る必要がなくなり、クッション性能を維持できるというものだ。
2020年ミッドシーズンモデルとして登場したFLITE BOOST。ラインアップは穴開きモデル「SUPER FLOW」と穴なしモデルの2種類。ともにマンガネーゼレールを採用している。また、サドル幅はいずれも135mmで、idmatchではSに分類される。価格は15,000円(税抜)。今後、展開が拡充することにも期待が持てるモデルだ。
セッレイタリア FLITE BOOST TM SUPERFLOW
重量:230g
サイズ:S 135×248mm(Sサイズのみの展開)
レール素材:Manganese Tube Ø7 mm
トップ素材:Soft-Tek
カラー:Black
価格:15,000円(税抜)
セッレイタリア FLITE BOOST TM
重量:240g
サイズ:S 135×248mm(Sサイズのみの展開)
レール素材:Manganese Tube Ø7 mm
トップ素材:Soft-Tek
カラー:Black
価格:15,000円(税抜)
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