2010/05/17(月) - 14:19
最終日を迎えたツール・ド・ピカルディ第3ステージは集団スプリント勝負に持ち込まれ、ジミー・カスペール(フランス、ソウルソジャサン)が制した。総合リーダーのベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ)は8位でゴールし、マイヨジョーヌを守りきった。別府史之は26位フィニッシュ。
Crepy-en-ValoisからSissonneまでの174kmで争われた最終第3ステージは序盤から6人が逃げた。
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)、 イェンス・ケウケレール(フランス、コフィディス)、ニコライ・トルソーフ(ロシア、カチューシャ)、ステフェン・ファン ヴーレン(ベルギー、トップスポーツ・フラーンデレン)、ヨアン・レボン(フランス、ブルターニュ・シュラー)、そしてこの日ステージ優勝を飾ることになるジミー・カスペール(フランス、ソウルソジャサン)が逃げに加わっていた。
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)はこの日4つある山岳ポイントを獲得することに意欲的で、4つすべての山岳ポイントをトップ通過し、山岳賞獲得を奪い取ることに成功した。
そしてこの逃げは127km地点で捕まる。
レースが振り出しに戻るとホセイバン・グティエレス(スペイン、ケースデパーニュ)が逃げ、サイード・ハドゥ(フランス、Bboxブイグテレコム)が合流。チームスカイが追い始めるまでは差が45秒あったが、ラスト15kmで捕まる。
そして勝負はゴールスプリントへ。これを制したのは小柄なフレンチスプリンター、ジミー・カスペール。
総合リーダーのベン・スウィフトはこのスプリントでも余裕で8位に入り、マイヨジョーヌを守った。
なおコルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)が2位に入り、最後の中間スプリントでのボーナスタイムをあわせて総合も2位にジャンプアップした。
個人総合優勝を果たしたスウィフトは言う
「2位のアラン・デーヴィスにボーナスタイムを取らせないように目を光らせている必要があったけれど、最後はスプリントでもいい位置につけることができた。今日やらなきゃいけなかったのは20位以内でフィニッシュすること。
チームは最後まで素晴らしい働きをしてくれた。彼らは一日中僕のためだけに走ってくれた。完璧だったよ。彼らがいなかったら何もできなかった」。
別府史之(日本、レディオシャック)はこの日いいスプリントでステージ26位でゴール。総合では昨日失ったタイム差が響き、結果的には5:47遅れの106位でレースを終えた。
フミは自身のtwitterで「昨日の失ってしまったタイムの悔しさを胸に今日は走った。逃げには乗れず終盤までSKYがレースをコントロールする中、僕らレディオシャックがまとまって先頭を引いてエシャロン(横風を使った技)をしたが風が弱くて効果はなかったけど、チームでよいフォーメーションが組めたと思う」とつづっている。
第3ステージ順位
1位 ジミー・カスペール(フランス、ソウルソジャサン) 4:02:06
2位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)
3位 ダニーロ・ナポリターノ(イタリア、カチューシャ)
4位 ロイ・モンドリー(フランス、アージェードゥーゼル)
5位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、ケースデパーニュ)
6位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、アスタナ)
個人総合成績
1位 ベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ) 12:26:25
2位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル) 0:00:07
3位 アラン・デーヴィス(オーストラリア、アスタナ) 0:00:10
山岳賞
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)
新人賞
ベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ)
チーム総合
チームスカイ
text:Makoto.AYANO
photo:p.perreve/A.S.O
Crepy-en-ValoisからSissonneまでの174kmで争われた最終第3ステージは序盤から6人が逃げた。
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)、 イェンス・ケウケレール(フランス、コフィディス)、ニコライ・トルソーフ(ロシア、カチューシャ)、ステフェン・ファン ヴーレン(ベルギー、トップスポーツ・フラーンデレン)、ヨアン・レボン(フランス、ブルターニュ・シュラー)、そしてこの日ステージ優勝を飾ることになるジミー・カスペール(フランス、ソウルソジャサン)が逃げに加わっていた。
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)はこの日4つある山岳ポイントを獲得することに意欲的で、4つすべての山岳ポイントをトップ通過し、山岳賞獲得を奪い取ることに成功した。
そしてこの逃げは127km地点で捕まる。
レースが振り出しに戻るとホセイバン・グティエレス(スペイン、ケースデパーニュ)が逃げ、サイード・ハドゥ(フランス、Bboxブイグテレコム)が合流。チームスカイが追い始めるまでは差が45秒あったが、ラスト15kmで捕まる。
そして勝負はゴールスプリントへ。これを制したのは小柄なフレンチスプリンター、ジミー・カスペール。
総合リーダーのベン・スウィフトはこのスプリントでも余裕で8位に入り、マイヨジョーヌを守った。
なおコルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)が2位に入り、最後の中間スプリントでのボーナスタイムをあわせて総合も2位にジャンプアップした。
個人総合優勝を果たしたスウィフトは言う
「2位のアラン・デーヴィスにボーナスタイムを取らせないように目を光らせている必要があったけれど、最後はスプリントでもいい位置につけることができた。今日やらなきゃいけなかったのは20位以内でフィニッシュすること。
チームは最後まで素晴らしい働きをしてくれた。彼らは一日中僕のためだけに走ってくれた。完璧だったよ。彼らがいなかったら何もできなかった」。
別府史之(日本、レディオシャック)はこの日いいスプリントでステージ26位でゴール。総合では昨日失ったタイム差が響き、結果的には5:47遅れの106位でレースを終えた。
フミは自身のtwitterで「昨日の失ってしまったタイムの悔しさを胸に今日は走った。逃げには乗れず終盤までSKYがレースをコントロールする中、僕らレディオシャックがまとまって先頭を引いてエシャロン(横風を使った技)をしたが風が弱くて効果はなかったけど、チームでよいフォーメーションが組めたと思う」とつづっている。
第3ステージ順位
1位 ジミー・カスペール(フランス、ソウルソジャサン) 4:02:06
2位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル)
3位 ダニーロ・ナポリターノ(イタリア、カチューシャ)
4位 ロイ・モンドリー(フランス、アージェードゥーゼル)
5位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、ケースデパーニュ)
6位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、アスタナ)
個人総合成績
1位 ベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ) 12:26:25
2位 コルド・フェルナンデス(スペイン、エウスカルテル) 0:00:07
3位 アラン・デーヴィス(オーストラリア、アスタナ) 0:00:10
山岳賞
ステファヌ・オジェ(フランス、コフィディス)
新人賞
ベン・スウィフト(イギリス、チームスカイ)
チーム総合
チームスカイ
text:Makoto.AYANO
photo:p.perreve/A.S.O