2020/02/04(火) - 18:11
スペシャライズドが新開発のアシストユニットを搭載したE-MTB「TURBO LEVO SL」を発売。E-MTBながらDHバイクに迫る17.3kgという重量を実現し、トレイルライドを100%楽しめるニューカテゴリーの1台だ。
欧米を中心に大きなムーブメントとなっているE-BIKE。その中でも、ポピュラーな存在がE-MTBだ。自分の力では押すしかなかったセクションをアシストの力によってトレイルヘッドまで楽しみながら登り、体力に余裕を残して下る。そんなスタイルが人気を集め、E-MTBは一躍トレイルの主役に躍り出た。
登りでは圧倒的に高性能なE-MTBだが、一方でダウンヒルを普通のトレイルバイク同様に楽しめるかといえば、答えは否。アシストユニットとバッテリーの重量の分、どうしても軽快感が損なわれてしまうのは、既存のE-MTBの宿痾でもあった。
ヒルクライムではアシストの恩恵を受けつつ、ダウンヒルではノーマルバイクと遜色のない身軽さを持ったE-MTB。そんな見果てぬ夢のような理想を、スペシャライズドが実現する。2020年、日本においてE-BIKEラインアップの”TURBO”を本格的に展開し始めたスペシャライズドがE-ROADのCREOに続いて送り出すのが”LEVO SL”だ。
2015年に初代を発売し、2019年にモデルチェンジを果たしたLEVOは、ドイツのE-BIKE専門誌において最高評価を与えられたほか、E-MTB世界選手権の優勝バイクとして、その優秀性を世界的に知られたバイクだった。トレイルバイクとして高い人気を誇る”STUMPJUMPER”をベースに、パワフルな”スペシャライズド2.1”ユニットを組み合わせることで非常に優れた走行性能を発揮するモデルだ。
だが、そんなLEVOへの高評価に甘んずることなく、スペシャライズドは開発の手を緩めなかった。自社でソフトウェアを開発したアシストユニットに蓄積されたデータを分析したスペシャライズドは、一つの結論に到達したという。それは、ハイパワーなユニットよりも、軽量でコンパクトなユニットをユーザーは求めている、という説だった。
その結論に基づいてスペシャライズドが独自に開発したのが”SL1.1”ユニット。従来の”2.1”ユニットに対して1.1kgを削減し、1.95kgという市場最軽量を実現したミッドマウント型アシストユニットとして完成した新型モーターを搭載することで、LEVO SLは17.3kgという驚異的な軽量性を実現した。
17.3kgというのが、どれだけ軽いのか。既存のフルサスE-MTBでは20kgを切るバイクはほとんど存在せず、ハードテールモデルにちらほらと見える程度。ノーマルのDHバイクとほぼ同等の重量といえば、下りでの軽快さが想像できるのではないだろうか。
まさにE-BIKEであることを忘れてしまうような軽量性を持ったLEVO SLだが、E-BIKEとしての性能もおざなりにされているわけではない。SL1.1ユニットは軽量性とコンパクトさを最優先に開発されつつも、最大出力240W、最大トルク35Nmと必要十分な出力を備えている。高いケイデンスにも対応し、スポーツバイクらしい走行感を楽しめる特性を与えられている。
320Whの容量を持つフレーム内蔵バッテリーに加え、ボトルケージに装着する160Whの補助バッテリー”Range Extender”を使用することで最大5時間、130kmの航続距離を実現している。いくつかのトレイルをつなぎ、1日中走り回るような使い方でも不安なく楽しむことが出来るだろう。
そして、ミッションコントロールアプリを通じてアシストユニットのパワー特性やバッテリー残量、更にライドの記録などを行うことも可能。走りたい距離と残しておきたい電池残量を入力することで、自動的にアシスト特性を調整してくれるという便利な機能も備えられている。
先進的なアシストシステムを搭載するフレームもスペシャライズドのノウハウを詰め込まれたこだわりの一台。ベースとなったSTUMPJUMPERの特徴であるサイドアームデザインや前後バランスに優れたフレーム剛性、余裕のある150mmトラベルを確保したフレームは、軽量かつ強度に優れたFACT11mカーボン製となる。
日本で展開されるのは、S-WORKS、EXPERT、COMPという3グレード。どのグレードもフレームおよびユニットは共通となり、コンポーネントやホイールのアセンブルが異なってくる。加えて、フラッグシップモデルとして用意されるのがS-WORKS LEVO SL Founder’s Edition。世界250台限定の特別仕様車として、スペシャルカラーとパーツアセンブル、シリアルナンバーがつき、コレクターズアイテムとしても価値が出そうな一台だ。
まったく新たなコンセプトのもと生まれた、これまでにないE-MTBの”LEVO SL”はこの春ごろよりデリバリーが開始されるという。気になる方は下記取り扱い店に足を運んでみては。
スペシャライズド S-WORKS LEVO SL FOUNDER'S EDITION
カラー:Spectraflair / Blue Tint / Gold Foil
サイズ:S、M、L、XL
価格:1,700,000円(税抜)
※世界250台限定にて下記リンクにて販売開始
販売開始は2月5日(水)AM10:00~
https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-levo-sl-founders-edition
スペシャライズド S-WORKS TURBO LEVO SL
カラー:Carbon / Black / Chrome
サイズ:S、M、L
価格:1,200,000円(税抜)
スペシャライズド LEVO SL EXPERT CARBON
カラー:Carbon / White、Oak Green / Aqua
サイズ:S、M、L
価格:790,000円(税抜)
スペシャライズド LEVO SL COMP CARBON
カラー:Cast Berry / Black、Tarmac Black / Gunmetal
サイズ:S、M、L
価格:620,000円(税抜)
欧米を中心に大きなムーブメントとなっているE-BIKE。その中でも、ポピュラーな存在がE-MTBだ。自分の力では押すしかなかったセクションをアシストの力によってトレイルヘッドまで楽しみながら登り、体力に余裕を残して下る。そんなスタイルが人気を集め、E-MTBは一躍トレイルの主役に躍り出た。
登りでは圧倒的に高性能なE-MTBだが、一方でダウンヒルを普通のトレイルバイク同様に楽しめるかといえば、答えは否。アシストユニットとバッテリーの重量の分、どうしても軽快感が損なわれてしまうのは、既存のE-MTBの宿痾でもあった。
ヒルクライムではアシストの恩恵を受けつつ、ダウンヒルではノーマルバイクと遜色のない身軽さを持ったE-MTB。そんな見果てぬ夢のような理想を、スペシャライズドが実現する。2020年、日本においてE-BIKEラインアップの”TURBO”を本格的に展開し始めたスペシャライズドがE-ROADのCREOに続いて送り出すのが”LEVO SL”だ。
2015年に初代を発売し、2019年にモデルチェンジを果たしたLEVOは、ドイツのE-BIKE専門誌において最高評価を与えられたほか、E-MTB世界選手権の優勝バイクとして、その優秀性を世界的に知られたバイクだった。トレイルバイクとして高い人気を誇る”STUMPJUMPER”をベースに、パワフルな”スペシャライズド2.1”ユニットを組み合わせることで非常に優れた走行性能を発揮するモデルだ。
だが、そんなLEVOへの高評価に甘んずることなく、スペシャライズドは開発の手を緩めなかった。自社でソフトウェアを開発したアシストユニットに蓄積されたデータを分析したスペシャライズドは、一つの結論に到達したという。それは、ハイパワーなユニットよりも、軽量でコンパクトなユニットをユーザーは求めている、という説だった。
その結論に基づいてスペシャライズドが独自に開発したのが”SL1.1”ユニット。従来の”2.1”ユニットに対して1.1kgを削減し、1.95kgという市場最軽量を実現したミッドマウント型アシストユニットとして完成した新型モーターを搭載することで、LEVO SLは17.3kgという驚異的な軽量性を実現した。
17.3kgというのが、どれだけ軽いのか。既存のフルサスE-MTBでは20kgを切るバイクはほとんど存在せず、ハードテールモデルにちらほらと見える程度。ノーマルのDHバイクとほぼ同等の重量といえば、下りでの軽快さが想像できるのではないだろうか。
まさにE-BIKEであることを忘れてしまうような軽量性を持ったLEVO SLだが、E-BIKEとしての性能もおざなりにされているわけではない。SL1.1ユニットは軽量性とコンパクトさを最優先に開発されつつも、最大出力240W、最大トルク35Nmと必要十分な出力を備えている。高いケイデンスにも対応し、スポーツバイクらしい走行感を楽しめる特性を与えられている。
320Whの容量を持つフレーム内蔵バッテリーに加え、ボトルケージに装着する160Whの補助バッテリー”Range Extender”を使用することで最大5時間、130kmの航続距離を実現している。いくつかのトレイルをつなぎ、1日中走り回るような使い方でも不安なく楽しむことが出来るだろう。
そして、ミッションコントロールアプリを通じてアシストユニットのパワー特性やバッテリー残量、更にライドの記録などを行うことも可能。走りたい距離と残しておきたい電池残量を入力することで、自動的にアシスト特性を調整してくれるという便利な機能も備えられている。
先進的なアシストシステムを搭載するフレームもスペシャライズドのノウハウを詰め込まれたこだわりの一台。ベースとなったSTUMPJUMPERの特徴であるサイドアームデザインや前後バランスに優れたフレーム剛性、余裕のある150mmトラベルを確保したフレームは、軽量かつ強度に優れたFACT11mカーボン製となる。
日本で展開されるのは、S-WORKS、EXPERT、COMPという3グレード。どのグレードもフレームおよびユニットは共通となり、コンポーネントやホイールのアセンブルが異なってくる。加えて、フラッグシップモデルとして用意されるのがS-WORKS LEVO SL Founder’s Edition。世界250台限定の特別仕様車として、スペシャルカラーとパーツアセンブル、シリアルナンバーがつき、コレクターズアイテムとしても価値が出そうな一台だ。
まったく新たなコンセプトのもと生まれた、これまでにないE-MTBの”LEVO SL”はこの春ごろよりデリバリーが開始されるという。気になる方は下記取り扱い店に足を運んでみては。
スペシャライズド S-WORKS LEVO SL FOUNDER'S EDITION
カラー:Spectraflair / Blue Tint / Gold Foil
サイズ:S、M、L、XL
価格:1,700,000円(税抜)
※世界250台限定にて下記リンクにて販売開始
販売開始は2月5日(水)AM10:00~
https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-levo-sl-founders-edition
スペシャライズド S-WORKS TURBO LEVO SL
カラー:Carbon / Black / Chrome
サイズ:S、M、L
価格:1,200,000円(税抜)
スペシャライズド LEVO SL EXPERT CARBON
カラー:Carbon / White、Oak Green / Aqua
サイズ:S、M、L
価格:790,000円(税抜)
スペシャライズド LEVO SL COMP CARBON
カラー:Cast Berry / Black、Tarmac Black / Gunmetal
サイズ:S、M、L
価格:620,000円(税抜)
TURBO LEVO SL取り扱い店舗
都道府県 | 店舗名 | 電話 |
---|---|---|
北海道 | 札幌じてんしゃ本舗 | 011-790-1575 |
宮城県 | BRENDA | 022-779-5201 |
栃木県 | CYCLESHOP FUN | 0283-24-5516 |
千葉県 | 輪工房 | 04-7124-6491 |
埼玉県 | スポーツバイクファクトリー 北浦和スズキ | 048-883-7077 |
東京都 | スペシャライズド銀座 | 03-6263-2405 |
東京都 | スペシャライズド新宿 | 03-5332-5900 |
東京都 | なるしまフレンド 神宮店 | 03-3405-9614 |
神奈川県 | SBC 厚木店 | 046-294-5855 |
長野県 | BIKE RANCH | 0263-50-6884 |
石川県 | サイクルショップ カガ | 076-298-3302 |
愛知県 | カトーサイクル | 052-811-3741 |
愛知県 | カミハギサイクル 名城店 | 052-934-7200 |
大阪府 | ラビットストリート 江坂店 | 06-6330-1189 |
兵庫県 | ラビットストリート 神戸店 | 078-360-1189 |
広島県 | Bullseye Bicycle | 082-263-6229 |
徳島県 | ナカニシサイクル | 088-625-2864 |
愛媛県 | B-shop OCHI | 0897-55-2048 |
福岡県 | ZING ZING FUKUOKA IWAI | 092-532-3150 |
沖縄県 | 沖縄輪業 前島店 | 098‐868-0404 |
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