2019/09/06(金) - 08:16
現在ドイツのフリードリヒスハーフェンで開催中のユーロバイク。イベント2日目の様子をフォトダイジェストで振り返ろう。充実度が増す一方のE-BIKEやインドアサイクリングにフォーカスを当てる。
デモエリアに用意されたバイクのほとんどがE-BIKEだ
あらゆる人がE-BIKEを試しにデモエリアに集結した
3人乗りのリカンベントバイクも…!
特設コースでグラベルやMTBの性能をチェックすることも可能
ユーロバイクは展示と合わせて用意されている試乗コーナーの規模が非常に大きい事も特徴。ロード、MTB、カーゴバイク、リカンベントなど様々なタイプのE-BIKEが所狭しとデモエリアを走り回っており、E-BIKE以外の試乗車は無いと勘違いするほど。年々勢いを増すE-BIKEカテゴリーの熱狂具合が伝わってくるというものだ。
また、出展しているバイクブランドでE-BIKEを並べていないところはなく、会場で最も大きなホールはもはやE-BIKE関連製品のみで貸し切りといった状態だ。アシストユニットも日本では見かけないブランドがこぞって製品をアピールしており、E-BIKEカテゴリーの爆発的な成長をひしひしと感じさせる。
FAZUAのユニットを搭載したラピエールのE-MTB
タンデムやカーゴバイクなど変わり種のE-BIKEも豊富に展示される
竹製のバンブーバイクもこの通りE-BIKE化
ロードやMTBはもちろんだが、やはりシティ系のバイクが大きなシェアを占めている模様。街乗りのクロスバイクやママチャリタイプ、タンデムバイク、ビーチクルーザー、カーゴバイクなどあらゆる種類の自転車がE-BIKE化され、老若男女がサイクリングを楽しんだり通勤や日々の買い物で使われたりと、生活と密接に関わり合う乗り物としてヨーロッパの人々に親しまれているようだ。
日本では完成車のみの展開となるE-BIKEだが、ユニットやフレーム単体、電気系統の配線パーツなど組み立てるメーカー側に向けての製品展示も非常に興味深い。その中でも、日本でも名のしれたコンチネンタルやFSAといったブランドもE-BIKEユニットの開発に新規参入しており、あらゆるメーカーがこのチャンスをものにするべくしのぎを削っている様子が窺える。
一見普通のロードバイクにしか見えないほどスマートなE-ロード
E-BIKE用のユニットやバッテリー、配線パーツなどを単体で展示するブースも
コンポーネントブランドFSAもE-BIKEユニットに参入。リアハブ駆動型のドライブシステムを発表した
E-BIKE用のフレーム単体で展示するブースも多数
インドアサイクリングも成長の歩みが止まらないジャンルの一つ。そのことを象徴するのが、昨日の開幕記事で簡単に触れたワフーのKICKR BIKEをはじめ、パワーメーターブランドとしてお馴染みのステージズからもリリースされたインドアサイクリング用のバイクマシン。これまでは固定ローラー台に手持ちの自転車を装着するスタイルが主流であったが、習慣的にインドアサイクリングを楽しむ方であれば、自転車を着脱する作業が必要ないバイクマシンの方がフィットするだろう。
また、他に先駆けてインドアバイクマシンやトレッドミルを用意していたタックスは、Neo2 Smartの新型「Neo2T Smart」を発表。バーチャルサイクリングの世界でもハンドリングを再現するズイフトのイノベーションも登場しており、インドアサイクリングは益々充実していくはずだ。
ステージズからリリースされたSTAGES BIKE
注目度の高いタックスのスマートトレーナーがNeo2Tに進化した
オレカというブランドから自転車用のトレッドミルがリリースされた
インドアサイクリングの普及に火をつけたズイフトブースには絶えず人が集まっている
text&photo:Gakuto Fujiwara, Yuto Murata
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ユーロバイクは展示と合わせて用意されている試乗コーナーの規模が非常に大きい事も特徴。ロード、MTB、カーゴバイク、リカンベントなど様々なタイプのE-BIKEが所狭しとデモエリアを走り回っており、E-BIKE以外の試乗車は無いと勘違いするほど。年々勢いを増すE-BIKEカテゴリーの熱狂具合が伝わってくるというものだ。
また、出展しているバイクブランドでE-BIKEを並べていないところはなく、会場で最も大きなホールはもはやE-BIKE関連製品のみで貸し切りといった状態だ。アシストユニットも日本では見かけないブランドがこぞって製品をアピールしており、E-BIKEカテゴリーの爆発的な成長をひしひしと感じさせる。
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ロードやMTBはもちろんだが、やはりシティ系のバイクが大きなシェアを占めている模様。街乗りのクロスバイクやママチャリタイプ、タンデムバイク、ビーチクルーザー、カーゴバイクなどあらゆる種類の自転車がE-BIKE化され、老若男女がサイクリングを楽しんだり通勤や日々の買い物で使われたりと、生活と密接に関わり合う乗り物としてヨーロッパの人々に親しまれているようだ。
日本では完成車のみの展開となるE-BIKEだが、ユニットやフレーム単体、電気系統の配線パーツなど組み立てるメーカー側に向けての製品展示も非常に興味深い。その中でも、日本でも名のしれたコンチネンタルやFSAといったブランドもE-BIKEユニットの開発に新規参入しており、あらゆるメーカーがこのチャンスをものにするべくしのぎを削っている様子が窺える。
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インドアサイクリングも成長の歩みが止まらないジャンルの一つ。そのことを象徴するのが、昨日の開幕記事で簡単に触れたワフーのKICKR BIKEをはじめ、パワーメーターブランドとしてお馴染みのステージズからもリリースされたインドアサイクリング用のバイクマシン。これまでは固定ローラー台に手持ちの自転車を装着するスタイルが主流であったが、習慣的にインドアサイクリングを楽しむ方であれば、自転車を着脱する作業が必要ないバイクマシンの方がフィットするだろう。
また、他に先駆けてインドアバイクマシンやトレッドミルを用意していたタックスは、Neo2 Smartの新型「Neo2T Smart」を発表。バーチャルサイクリングの世界でもハンドリングを再現するズイフトのイノベーションも登場しており、インドアサイクリングは益々充実していくはずだ。
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text&photo:Gakuto Fujiwara, Yuto Murata
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