2019/07/18(木) - 12:05
スロバキアのサイクリングアパレルブランド、Isadore(イザドア)。ラインアップをリニューアルし、日本での展開を加速する気鋭のブランドを代表するショートスリーブジャージを紹介しよう。
スロバキアの双子レーサーが送り出すサイクルウエアのニュースタンダード
スロバキア発の新鋭サイクルアパレルブランド、Isadore(イザドア)。ミルラムやHTC-ハイロード、クイックステップといったワールドチームで活躍していた双子のレーサー、ペーター・ヴェリトスとマルティン・ヴェリトスらが立ち上げたブランドである。
2010年のブエルタでは個人TTの第17ステージで優勝し、総合3位に入ったペーター、同年スロバキアのタイムトライアル王者となったマルティン。自転車店を経営する両親の血を受け継いだ兄弟は、レースシーンにおいても目覚ましい成績を残してきた。
一方で、プロ選手を続けながらも2012年にサイクリングアパレルブランドの立ち上げを決意。翌年2013年にはブランドのウェブサイトを開設し、新たなキャリアに向けての活動をスタートした。世界のトップレースを走ってきた二人が目指したのは、プロチームジャージとは正反対のシンプルで上質な着心地を持ったアパレルだった。
イザドアの源泉となるのは、双子の兄弟が世界の頂点で競う中で得た経験だ。自転車を楽しむために必要な機能は?それを実現するための素材や製法とは?プロサイクリストとして極限の世界で走ってきたイザドア兄弟の考える理想のサイクリングウエア。それがイザドアのプロダクツ。
理想をカタチにするために、兄弟が選んだ素材がメリノウールだ。夏は35℃、冬は-20℃となる過酷な環境で生育したメリノ種の羊毛を原料とするメリノウールは、優れた通気性と除湿性、そして高い保温力を併せ持ち、織り方や生地の厚さによって夏場から真冬まで対応する天然の高機能素材。さらには、柔らかな肌触りで着心地にも優れており、多くのアウトドアフリーク達から支持を集めるファブリックでもある。
素材に加え、製法にもイザドアはこだわりを見せる。イザドアのアパレルを手掛ける”Makyta”は、かつて東欧では最大規模を誇った繊維会社。繊維産業の長い伝統を持つプチョフの町にある、ヴェリトス兄弟が住む家からほんの数ブロック離れたファクトリーにおいて、イザドアのジャケット、ジャージ、ベストは裁断から縫製、梱包まで一貫してハンドメイドされている。
地場の工場が持つ服飾縫製における長い歴史と豊かな知見、ヴェリトス兄弟のサイクリングへの熱い情熱と深い洞察がコラボレーションし、イザドアのサイクリングウエアは生み出されている。メリノウールの持つ魅力を生かすカッティングパターンや、ブランドロゴの丁寧な刺繍など、ヴェリトス兄弟のこだわりを実現できたのは、まるで家族のように、あるいは同じサイクリングチームのチームメイトのように、濃密なコミュニケーションをとることのできる関係性があってこそ。そういったコミュニティを地域に作り出すこともまた、イザドアの持つ目的の一部なのだという。
イザドアは環境問題にも大きな関心を寄せるブランドでもある。ヴェリトス兄弟には、いつもサイクリングで素晴らしい風景を見せてくれる自然を守りたい、という思いがあったという。ウエアやアクセサリー、さらにはそれらの梱包一つとっても、サステイナブルな製法を追い求めている。化学繊維を極力使用せず、メリノウールという天然素材にこだわるのも、その姿勢の表れだ。さらに、生地のサプライヤーは繊維の安全証明であるエコテックス認証を取得した企業に限っている。また、一つ一つのプロダクトに用意される専用のボックスにも再生紙を使用する徹底ぶりだ。
スポーツサイクリングへの深い愛と地域へのコミットメント、エコで持続可能な生産体制。これまでのサイクリングウエアになかった視点と価値観をもたらす気鋭のブランド、イザドア。そのコアとなる2つのサマージャージを紹介しよう。
Signature Cycling Jersey 2.0
イザドアの哲学が詰め込まれた一着が「Signature Cycling Jersey」。まさにそのモデル名が示す通り、ブランドの理念を示すシグネチャーモデルであり、イザドアというブランドを体験するにはこのジャージを手に取れば間違いない。
イザドアを象徴する淡く美しい色合いとシンプルでクラシカルなデザイン、そして真夏の炎天下における長時間のライディングを快適に過ごせる高い機能性。それらをすべてあわせ持ったサマージャージとしてSignature Cycling Jerseyをイザドアは送り出す。
メインファブリックとなるのは、イザドアらしさが詰まったリッチメリノウールとポリエステルの混紡素材「メリノ・バイコンポーネント・ファブリック」。2種類のメリノウールを複合させることで、ウールのデメリットである皮膚への攻撃性を抑えつつ、柔らかい肌触りと軽やかな着用感、美しく優しい発色という天然素材ならではの特長を引き出している。
サマージャージとして、優れた吸湿性を発揮するSignature Cycling Jerseyは、レースのようなシリアスで高強度のライドから、ツーリングに至るまで、あらゆる夏のライディングスタイルをカバーする。レースであれば優れた体温調整機能が、ツーリングであればウールならではの防臭性がライドの助けとなるはずだ。
今年から登場したSignature Cycling Jersey2.0は、過去5年間で蓄積されたフィードバックをもとにフィット感を洗練したアップデートモデル。袖のずり上がりを抑えるため、袖口には低刺激性のシリコングリッパーが配置され、ジッパー付きバックポケットもよりアクセスしやすい形へ再設計。また夜間での視認性を高める反射ロゴが追加され、気温が高くなる時期に増えがちなナイトライドでも安心できるはずだ。胸元のブランドロゴもなくなり、よりスッキリとしたデザインに仕上がっている。
イザドア Signature Cycling Jersey 2.0
サイズ:XS~XL
カラー:ワインレッド×グリーン、ブラウン×キャメル、オリオンブルー×ライトブルー、ブラック×ホワイト、ブルー×ブラック、オーク×ブラック
価格:19,407円 (税込)
商品ページ:https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/140-0228-0942-1906
Climber's Jersey 2.0
ヒルクライムやトレーニングに最適なポストモダンデザインの「Climber's Jersey」は、より暑熱環境でのライドに最適化したモデル。炎天下におけるヒルクライムなど、高強度で過酷な環境でライドするために様々な工夫が施されたスペシャルな一着だ。
汗を効率的に吸い上げ、スピーディーに蒸散させるため、メインの素材は薄手のライクラを使用する。ただ、ライクラのみでは耐久性や肌触り、耐紫外線性能に劣るため、軽量なメリノを混紡している。このメリノ・ライクラ混紡素材をメインパネルに採用し、袖およびサイドパネル部分には、超軽量かつ伸縮性に優れるライクラ素材を使い分け、さらにフィット感と速乾性を高めている。きわめて薄手の生地のため、取り扱いには注意が必要だ。
体温の上昇を伴う高強度のヒルクライムから一転、高い標高からのダウンヒルは真夏であっても体温を奪うもの。このClimber's Jerseyであれば、ボディ部分に採用しているメリノウール混紡素材によって、酷暑から肌寒いくらいの環境まで体温コントロールをしっかりアシストしてくれる。
フィッティングはイザドアのラインアップの中ではゆとりを持ったレギュラーフィットとされ、あらゆるライディングシーン、幅広いレベルのサイクリストにフィットするシルエットを与えられている。
また、Climber's Jerseyにも、マイナーチェンジを施されたClimber's Jersey2.0が追加されている。アップデートの内容としてはSignature Cycling Jersey2.0と同様で、袖口へのシリコングリッパーの配置、ジップ付きバックポケットの再設計、そして夜間の視認性を高める反射ロゴが追加されている。
イザドア Climber's Jersey2.0
サイズ:XS~XL
カラー:ライトブルー、ライトグレー、ダークグリーン、ブルー
価格:21,578円 (税込)
商品ページ:https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/140-0228-0944-1904
スロバキアの双子レーサーが送り出すサイクルウエアのニュースタンダード
スロバキア発の新鋭サイクルアパレルブランド、Isadore(イザドア)。ミルラムやHTC-ハイロード、クイックステップといったワールドチームで活躍していた双子のレーサー、ペーター・ヴェリトスとマルティン・ヴェリトスらが立ち上げたブランドである。
2010年のブエルタでは個人TTの第17ステージで優勝し、総合3位に入ったペーター、同年スロバキアのタイムトライアル王者となったマルティン。自転車店を経営する両親の血を受け継いだ兄弟は、レースシーンにおいても目覚ましい成績を残してきた。
一方で、プロ選手を続けながらも2012年にサイクリングアパレルブランドの立ち上げを決意。翌年2013年にはブランドのウェブサイトを開設し、新たなキャリアに向けての活動をスタートした。世界のトップレースを走ってきた二人が目指したのは、プロチームジャージとは正反対のシンプルで上質な着心地を持ったアパレルだった。
イザドアの源泉となるのは、双子の兄弟が世界の頂点で競う中で得た経験だ。自転車を楽しむために必要な機能は?それを実現するための素材や製法とは?プロサイクリストとして極限の世界で走ってきたイザドア兄弟の考える理想のサイクリングウエア。それがイザドアのプロダクツ。
理想をカタチにするために、兄弟が選んだ素材がメリノウールだ。夏は35℃、冬は-20℃となる過酷な環境で生育したメリノ種の羊毛を原料とするメリノウールは、優れた通気性と除湿性、そして高い保温力を併せ持ち、織り方や生地の厚さによって夏場から真冬まで対応する天然の高機能素材。さらには、柔らかな肌触りで着心地にも優れており、多くのアウトドアフリーク達から支持を集めるファブリックでもある。
素材に加え、製法にもイザドアはこだわりを見せる。イザドアのアパレルを手掛ける”Makyta”は、かつて東欧では最大規模を誇った繊維会社。繊維産業の長い伝統を持つプチョフの町にある、ヴェリトス兄弟が住む家からほんの数ブロック離れたファクトリーにおいて、イザドアのジャケット、ジャージ、ベストは裁断から縫製、梱包まで一貫してハンドメイドされている。
地場の工場が持つ服飾縫製における長い歴史と豊かな知見、ヴェリトス兄弟のサイクリングへの熱い情熱と深い洞察がコラボレーションし、イザドアのサイクリングウエアは生み出されている。メリノウールの持つ魅力を生かすカッティングパターンや、ブランドロゴの丁寧な刺繍など、ヴェリトス兄弟のこだわりを実現できたのは、まるで家族のように、あるいは同じサイクリングチームのチームメイトのように、濃密なコミュニケーションをとることのできる関係性があってこそ。そういったコミュニティを地域に作り出すこともまた、イザドアの持つ目的の一部なのだという。
イザドアは環境問題にも大きな関心を寄せるブランドでもある。ヴェリトス兄弟には、いつもサイクリングで素晴らしい風景を見せてくれる自然を守りたい、という思いがあったという。ウエアやアクセサリー、さらにはそれらの梱包一つとっても、サステイナブルな製法を追い求めている。化学繊維を極力使用せず、メリノウールという天然素材にこだわるのも、その姿勢の表れだ。さらに、生地のサプライヤーは繊維の安全証明であるエコテックス認証を取得した企業に限っている。また、一つ一つのプロダクトに用意される専用のボックスにも再生紙を使用する徹底ぶりだ。
スポーツサイクリングへの深い愛と地域へのコミットメント、エコで持続可能な生産体制。これまでのサイクリングウエアになかった視点と価値観をもたらす気鋭のブランド、イザドア。そのコアとなる2つのサマージャージを紹介しよう。
Signature Cycling Jersey 2.0
イザドアの哲学が詰め込まれた一着が「Signature Cycling Jersey」。まさにそのモデル名が示す通り、ブランドの理念を示すシグネチャーモデルであり、イザドアというブランドを体験するにはこのジャージを手に取れば間違いない。
イザドアを象徴する淡く美しい色合いとシンプルでクラシカルなデザイン、そして真夏の炎天下における長時間のライディングを快適に過ごせる高い機能性。それらをすべてあわせ持ったサマージャージとしてSignature Cycling Jerseyをイザドアは送り出す。
メインファブリックとなるのは、イザドアらしさが詰まったリッチメリノウールとポリエステルの混紡素材「メリノ・バイコンポーネント・ファブリック」。2種類のメリノウールを複合させることで、ウールのデメリットである皮膚への攻撃性を抑えつつ、柔らかい肌触りと軽やかな着用感、美しく優しい発色という天然素材ならではの特長を引き出している。
サマージャージとして、優れた吸湿性を発揮するSignature Cycling Jerseyは、レースのようなシリアスで高強度のライドから、ツーリングに至るまで、あらゆる夏のライディングスタイルをカバーする。レースであれば優れた体温調整機能が、ツーリングであればウールならではの防臭性がライドの助けとなるはずだ。
今年から登場したSignature Cycling Jersey2.0は、過去5年間で蓄積されたフィードバックをもとにフィット感を洗練したアップデートモデル。袖のずり上がりを抑えるため、袖口には低刺激性のシリコングリッパーが配置され、ジッパー付きバックポケットもよりアクセスしやすい形へ再設計。また夜間での視認性を高める反射ロゴが追加され、気温が高くなる時期に増えがちなナイトライドでも安心できるはずだ。胸元のブランドロゴもなくなり、よりスッキリとしたデザインに仕上がっている。
イザドア Signature Cycling Jersey 2.0
サイズ:XS~XL
カラー:ワインレッド×グリーン、ブラウン×キャメル、オリオンブルー×ライトブルー、ブラック×ホワイト、ブルー×ブラック、オーク×ブラック
価格:19,407円 (税込)
商品ページ:https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/140-0228-0942-1906
Climber's Jersey 2.0
ヒルクライムやトレーニングに最適なポストモダンデザインの「Climber's Jersey」は、より暑熱環境でのライドに最適化したモデル。炎天下におけるヒルクライムなど、高強度で過酷な環境でライドするために様々な工夫が施されたスペシャルな一着だ。
汗を効率的に吸い上げ、スピーディーに蒸散させるため、メインの素材は薄手のライクラを使用する。ただ、ライクラのみでは耐久性や肌触り、耐紫外線性能に劣るため、軽量なメリノを混紡している。このメリノ・ライクラ混紡素材をメインパネルに採用し、袖およびサイドパネル部分には、超軽量かつ伸縮性に優れるライクラ素材を使い分け、さらにフィット感と速乾性を高めている。きわめて薄手の生地のため、取り扱いには注意が必要だ。
体温の上昇を伴う高強度のヒルクライムから一転、高い標高からのダウンヒルは真夏であっても体温を奪うもの。このClimber's Jerseyであれば、ボディ部分に採用しているメリノウール混紡素材によって、酷暑から肌寒いくらいの環境まで体温コントロールをしっかりアシストしてくれる。
フィッティングはイザドアのラインアップの中ではゆとりを持ったレギュラーフィットとされ、あらゆるライディングシーン、幅広いレベルのサイクリストにフィットするシルエットを与えられている。
また、Climber's Jerseyにも、マイナーチェンジを施されたClimber's Jersey2.0が追加されている。アップデートの内容としてはSignature Cycling Jersey2.0と同様で、袖口へのシリコングリッパーの配置、ジップ付きバックポケットの再設計、そして夜間の視認性を高める反射ロゴが追加されている。
イザドア Climber's Jersey2.0
サイズ:XS~XL
カラー:ライトブルー、ライトグレー、ダークグリーン、ブルー
価格:21,578円 (税込)
商品ページ:https://www.tokyolife.co.jp/shop/twstore/140-0228-0944-1904
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所在地 | 店舗 | 住所 |
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大阪府 | TOKYO WHEELS 大阪店 | 大阪府大阪市西区西本町1-2-1 AXIS本町ビル 1F |
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