ポーランドで開催中のトラック世界選手権。女子オムニアムに出場した梶原悠未が4位となり、メダルには届かずとも世界選手権における日本勢同種目過去最高順位となった。



ポーランドで開催中の世界選手権は3日目を迎えたポーランドで開催中の世界選手権は3日目を迎えた (c)CorVos
スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、そしてポイントレースの4種目の合計ポイントで争われるオムニアム。女子レースに出場した梶原悠未はスクラッチで6位、テンポレースでは1位となり前半戦を首位で折り返し。エリミネーションでは7位となり総合成績を3位に落とし、最終種目のポイントレースで逆転を許し4位となった。

優勝はロードレースとトラックを兼業するベテランのクリスティン・ウィルト(オランダ)で、2位は女子ツアー・ダウンアンダー初日にスプリント勝利を飾ったトレック・セガフレード所属のレティツィア・パテルノステル(イタリア)。梶原は3位のジェニファー・ヴァレンテ(アメリカ)と獲得ポイントで同点だったが、最終種目の着順で4位に甘んじる結果に。しかし世界選手権での同種目における日本勢過去最上位となった。

中盤まで首位をキープした梶原悠未(日本)中盤まで首位をキープした梶原悠未(日本) (c)UCI
世界トップクラスの競合と競り合う梶原悠未(日本)世界トップクラスの競合と競り合う梶原悠未(日本) (c)CorVos
アルカンシエルを獲得したクリスティン・ウィルト(オランダ)アルカンシエルを獲得したクリスティン・ウィルト(オランダ) (c)CorVos
女子オムニアム結果
1位 クリスティン・ウィルト(オランダ) 117pts
2位 レティツィア・パテルノステル(イタリア) 115pts
3位 ジェニファー・ヴァレンテ(アメリカ) 106pts
4位 梶原悠未(日本) 106pts
text:So.Isobe
photo:2019 JCF,CorVos,UCI

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