2019/02/08(金) - 13:30
マヴィックのBOAクロージャー搭載ロードシューズ第2弾として新登場した「COSMIC BOA」をテスト。フィッティングダイヤルを1個のみとし、素早い脱ぎ履きとフィット感の細やかな調整を可能にしたミドルグレードモデルを紹介しよう。
長年に渡りプロ選手の足元をイエローで彩り、数々の勝利を支えてきたマヴィックシューズ。2009年よりマヴィックブランドでアパレルとシューズの展開を開始し、今年で11年目となる。今までは独自のエルゴダイヤルをフィッティングシステムに採用していたが、昨年登場したCOSMIC ULTIMATE SLシューズでBOAクロージャーを初めて搭載。今回そのBOAクロージャー搭載シューズの第2弾として登場したのが「COSMIC BOA」である。
アッパーの上下3箇所にワイヤーを通し左右均等に締め込んでいくフィッティング方式を採用。ベルクロもなくシューズのルックスもシンプルなものに仕上がる。BOAダイヤル1つで調整できるため素早い着脱も可能だ。BOAのL6ダイヤルを用いており、細かいノッチで締め込み具合を調整できる他、上に引き上げるだけで瞬間的にリリースできる。
アッパーデザインは先行して発売されているエントリーモデルのCOSMICと同様で、単一カラーとともにサイドにMAVICロゴをあしらう。透湿性の高い柔らかなマイクロファイバー製のアッパーには、レーザーカットによるホールが多数配置され、優れた通気性を実現している。また踵の内側部分のクッション素材は足当たりが良く、長時間の着用でも疲れにくい快適性にも寄与している。
アウトソールもCOSMICと同じくナイロンとグラスファイバーをミックスした「エナジーコンプ」とし、ロングライドに最適な剛性感に調整。マヴィックが定めるパワー伝達インデックスはエントリーグレード相応の”50”に設定され、足への反発も少なくビギナーでも長距離ライドを楽しめるだろう。
シンプルなワイヤー式クロージャーによってCOSMICよりも10gほど軽量化しており、片側237g(27cm、編集部実測)という重量に。優れたクッション性と通気性を持つオーソライトインソールを装備する。カラーはホワイト、ブラック、サルファー、セーフティーイエローの4色展開で、価格は18,000円(税抜)だ。
また現在、マヴィックシューズを試せる「MAVIC TRY FIT SHOP」が全国50以上の店舗で展開中。COSMIC BOAと同様のサイズ感を持つCOSMICシューズにて、履き心地やサイズの確認など実際にフィッティングを行うことが可能だ。ぜひお近くの店舗で試し履きしてみてほしい。
― 編集部インプレッション
BOAダイヤル1個のみというシンプルなデザインのおかげで脱ぎ履きが非常にしやすく、またダイヤルの動きも軽いためフィッティングの煩わしさがない点が好印象。締め込みの微妙な加減を簡単に調整できる部分もBOAクロージャーの美点であり、サイクリングからレースまでライドシーンに合わせたフィット感を、その時その時で素早くアジャストできる。
ワイヤーを締め込んでいくと、最終的にはダイヤルに近い上側が強く締まっていく感覚で、つま先側はリラックスしたまま一体感の高い履き心地を見せてくれた。BOAクロージャーらしくしっかり締め込むこともでき、レースシーンでも高い反応性を発揮してくれるだろう。対してヒール部分はほど良いホールド感で、長時間着用してもストレスは少なそうだ。
足を入れてみた印象だと、ベルクロモデルのCOSMICシューズと同様のサイズ感。今までマヴィックシューズは26.5cm(42サイズ)を選んでいた筆者は、今回テストした27cmでジャストフィット。普段のサイズからハーフサイズ上でチョイスすると良さそうだ。サイズ感は全国で展開中のMAVIC TRY FIT SHOPにてぜひ試して欲しい。
アウトソールはパワー伝達インデックス”50”と硬さを抑えたものだけあって、足への反発が少なくロングライドにピッタリという印象。もちろん初級~中級ライダーであれば不満なくレースでも使っていけるだろう。フィッティングやメンテナンスしやすいBOAクロージャーシューズを1万円台で欲しいというライダー、そしてレース出場を見据えたビギナーの初めての1足としてオススメしたいモデルである。(CW編集部:村田悠人)
マヴィック COSMIC BOA
ソール:エナジーコンプ(パワー伝達インデックス50)
サイズ:24~29cm(0.5cm刻み)
実測重量:237g(27cm、片側)
カラー:ホワイト、ブラック、サルファー、セーフティーイエロー
価 格:18,000円(税抜)
長年に渡りプロ選手の足元をイエローで彩り、数々の勝利を支えてきたマヴィックシューズ。2009年よりマヴィックブランドでアパレルとシューズの展開を開始し、今年で11年目となる。今までは独自のエルゴダイヤルをフィッティングシステムに採用していたが、昨年登場したCOSMIC ULTIMATE SLシューズでBOAクロージャーを初めて搭載。今回そのBOAクロージャー搭載シューズの第2弾として登場したのが「COSMIC BOA」である。
アッパーの上下3箇所にワイヤーを通し左右均等に締め込んでいくフィッティング方式を採用。ベルクロもなくシューズのルックスもシンプルなものに仕上がる。BOAダイヤル1つで調整できるため素早い着脱も可能だ。BOAのL6ダイヤルを用いており、細かいノッチで締め込み具合を調整できる他、上に引き上げるだけで瞬間的にリリースできる。
アッパーデザインは先行して発売されているエントリーモデルのCOSMICと同様で、単一カラーとともにサイドにMAVICロゴをあしらう。透湿性の高い柔らかなマイクロファイバー製のアッパーには、レーザーカットによるホールが多数配置され、優れた通気性を実現している。また踵の内側部分のクッション素材は足当たりが良く、長時間の着用でも疲れにくい快適性にも寄与している。
アウトソールもCOSMICと同じくナイロンとグラスファイバーをミックスした「エナジーコンプ」とし、ロングライドに最適な剛性感に調整。マヴィックが定めるパワー伝達インデックスはエントリーグレード相応の”50”に設定され、足への反発も少なくビギナーでも長距離ライドを楽しめるだろう。
シンプルなワイヤー式クロージャーによってCOSMICよりも10gほど軽量化しており、片側237g(27cm、編集部実測)という重量に。優れたクッション性と通気性を持つオーソライトインソールを装備する。カラーはホワイト、ブラック、サルファー、セーフティーイエローの4色展開で、価格は18,000円(税抜)だ。
また現在、マヴィックシューズを試せる「MAVIC TRY FIT SHOP」が全国50以上の店舗で展開中。COSMIC BOAと同様のサイズ感を持つCOSMICシューズにて、履き心地やサイズの確認など実際にフィッティングを行うことが可能だ。ぜひお近くの店舗で試し履きしてみてほしい。
― 編集部インプレッション
BOAダイヤル1個のみというシンプルなデザインのおかげで脱ぎ履きが非常にしやすく、またダイヤルの動きも軽いためフィッティングの煩わしさがない点が好印象。締め込みの微妙な加減を簡単に調整できる部分もBOAクロージャーの美点であり、サイクリングからレースまでライドシーンに合わせたフィット感を、その時その時で素早くアジャストできる。
ワイヤーを締め込んでいくと、最終的にはダイヤルに近い上側が強く締まっていく感覚で、つま先側はリラックスしたまま一体感の高い履き心地を見せてくれた。BOAクロージャーらしくしっかり締め込むこともでき、レースシーンでも高い反応性を発揮してくれるだろう。対してヒール部分はほど良いホールド感で、長時間着用してもストレスは少なそうだ。
足を入れてみた印象だと、ベルクロモデルのCOSMICシューズと同様のサイズ感。今までマヴィックシューズは26.5cm(42サイズ)を選んでいた筆者は、今回テストした27cmでジャストフィット。普段のサイズからハーフサイズ上でチョイスすると良さそうだ。サイズ感は全国で展開中のMAVIC TRY FIT SHOPにてぜひ試して欲しい。
アウトソールはパワー伝達インデックス”50”と硬さを抑えたものだけあって、足への反発が少なくロングライドにピッタリという印象。もちろん初級~中級ライダーであれば不満なくレースでも使っていけるだろう。フィッティングやメンテナンスしやすいBOAクロージャーシューズを1万円台で欲しいというライダー、そしてレース出場を見据えたビギナーの初めての1足としてオススメしたいモデルである。(CW編集部:村田悠人)
マヴィック COSMIC BOA
ソール:エナジーコンプ(パワー伝達インデックス50)
サイズ:24~29cm(0.5cm刻み)
実測重量:237g(27cm、片側)
カラー:ホワイト、ブラック、サルファー、セーフティーイエロー
価 格:18,000円(税抜)
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