2018/08/18(土) - 23:41
伊豆ベロドロームで開催されているインカレのトラック競技2日目は、今年からインカレ種目となったオムニアムとマディソンなどの種目が行われた。男子チームスプリントでは、明治大学が学連新記録を更新した。
男子オムニアム 渡邉慶太が26点差を逆転して優勝
今年新たにインカレ種目となったオムニアム。スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレースの4種目を走り、総合順位を争う。
最初に行われたスクラッチは、最後に単独で抜け出した松本憲人(鹿屋体育大学)が1位。2種目目のテンポレースでは、レース中盤に1人逃げした永田吏玖(朝日大学)がポイントを稼ぎ、さらに集団を周回遅れにしてラップポイントを加算して1位になる。3種目目のエリミネイションでは、テンポレースを制した永田が早々に除外される一方、終盤に勝負に出た草場啓吾(日本大学)が1位となる。
3種目を終えての総合首位は110点を獲得した松本。2位草場106点、3位安彦統賀(日本体育大学)100点で最終種目のポイントレースへ。
レース中盤、渡邉慶太(明治大学)、植益和行(大阪産業大学)、橘田和樹(立教大学)の3人が抜け出して逃げる。総合上位勢を含む集団は追走の足並みが揃わず、逃げる3人との差が開く。遂には集団の後方、コーナーひとつ分ほどの距離に逃げる3人が迫る。ここで集団に追いつくとラップポイント(集団を周回遅れにすることで20点加算される)獲得となるが、逃げる3人はあえて追いつかずにギリギリの距離を維持して周回し、ポイントを稼ぐ。
残り10周を切ったところで3人は集団に追いつき、ラップポイントを獲得した渡邉が計126点として総合首位に立つ。終盤に安彦が単独で飛び出すものの、ラップポイントを獲得するまでには至らず、渡邉が優勝した。
優勝した実感がわかないと言う渡邉は、「3種目終わって26点差で、コーチからポイントレースでラップを決めれば勝てると言われたので、そうするつもりでした。一緒に逃げた2人は足があったので協調して回して行き、集団にすぐに追いつかれない距離を保つようにしてポイントを稼ぎました。レース中はコーチから集団との差を教えてもらっていたので、落ち着いて自信をもって走ることが出来ました。最後は日体大の安彦選手にラップされそうになり、足もつりかけていたのでヒヤヒヤでした」とレースを振り返った。
男子オムニアム 渡邉慶太が26点差を逆転して優勝
今年新たにインカレ種目となったオムニアム。スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレースの4種目を走り、総合順位を争う。
最初に行われたスクラッチは、最後に単独で抜け出した松本憲人(鹿屋体育大学)が1位。2種目目のテンポレースでは、レース中盤に1人逃げした永田吏玖(朝日大学)がポイントを稼ぎ、さらに集団を周回遅れにしてラップポイントを加算して1位になる。3種目目のエリミネイションでは、テンポレースを制した永田が早々に除外される一方、終盤に勝負に出た草場啓吾(日本大学)が1位となる。
3種目を終えての総合首位は110点を獲得した松本。2位草場106点、3位安彦統賀(日本体育大学)100点で最終種目のポイントレースへ。
レース中盤、渡邉慶太(明治大学)、植益和行(大阪産業大学)、橘田和樹(立教大学)の3人が抜け出して逃げる。総合上位勢を含む集団は追走の足並みが揃わず、逃げる3人との差が開く。遂には集団の後方、コーナーひとつ分ほどの距離に逃げる3人が迫る。ここで集団に追いつくとラップポイント(集団を周回遅れにすることで20点加算される)獲得となるが、逃げる3人はあえて追いつかずにギリギリの距離を維持して周回し、ポイントを稼ぐ。
残り10周を切ったところで3人は集団に追いつき、ラップポイントを獲得した渡邉が計126点として総合首位に立つ。終盤に安彦が単独で飛び出すものの、ラップポイントを獲得するまでには至らず、渡邉が優勝した。
優勝した実感がわかないと言う渡邉は、「3種目終わって26点差で、コーチからポイントレースでラップを決めれば勝てると言われたので、そうするつもりでした。一緒に逃げた2人は足があったので協調して回して行き、集団にすぐに追いつかれない距離を保つようにしてポイントを稼ぎました。レース中はコーチから集団との差を教えてもらっていたので、落ち着いて自信をもって走ることが出来ました。最後は日体大の安彦選手にラップされそうになり、足もつりかけていたのでヒヤヒヤでした」とレースを振り返った。
男子オムニアム 結果
R1 | R2 | R3 | R4 | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 渡邉慶太(明治大学) | 38p | 28p | 40p | 22p | 126p |
2位 | 安彦統賀(日本体育大学) | 34p | 34p | 32p | 16p | 116p |
3位 | 松本憲人(鹿屋体育大学) | 40p | 32p | 38p | 6p | 116p |
4位 | 草場啓吾(日本大学) | 38p | 28p | 40p | 2p | 108p |
5位 | 孫崎大樹(早稲田大学) | 36p | 26p | 30p | 12p | 104p |
6位 | 植益和樹(大阪産業大学) | 12p | 16p | 36p | 18p | 102p |
7位 | 橘田和樹(立教大学) | 30p | 12p | 12p | 18p | 92p |
8位 | 永田吏玖(朝日大学) | 28p | 40p | 16p | 0p | 84p |
チームスプリント決勝 結果(5位以下は予選タイム)
男子 (250m×3) | 女子(250m×2) | |||
---|---|---|---|---|
1位 | 明治大学(隈園、荒川、塩島) | 46秒417 | 日本体育大学(松本、中村) | 37秒166 |
2位 | 日本大学(坂本、中島、治田) | 47秒146 | 早稲田大学(池田、小泉) | 37秒281 |
3位 | 早稲田大学(田中、安倍、中野) | 46秒233 | 順天堂大学(平井、五味田) | 37秒374 |
4位 | 中央大学(山根、梶原大地、梶原海斗) | 47秒784 | 鹿屋体育大学(西島、内村) | 37秒41 |
5位 | 法政大学(鈴木、上野、五味) | 46秒832 | 八戸学院大学(伊藤、佐々木) | 37秒931 |
6位 | 鹿屋体育大学(阿部、岸田、真鍋) | 46秒898 | 新潟大学(高橋、玉川) | 44秒999 |
マディソン決勝 結果
男子(30km) | 女子(20km) | |||
---|---|---|---|---|
1位 | 日本大学(武山、貝原) | 44p | 日本体育大学A(伊藤、中村) | 58p |
2位 | 京都産業大学(中井、吉岡) | 4p | 鹿屋体育大学A(西島、中井) | 50p |
3位 | 明治大学(池西、梅本) | -22p | 日本体育大学B(松本、小口) | 14p |
4位 | 早稲田大学(片野、山本) | -26p | 鹿屋体育大学B(西森、内村) | -3p |
5位 | 法政大学(鈴木、上野) | -28p | ||
6位 | 日本体育大学(當原、滿田) | -28p |
4kmインディヴィデュアルパーシュート 貝原涼太が優勝
男子4kmインディヴィデュアルパーシュートは、前日の予選で大会新記録を出した貝原涼太(日本大学)が、松下綾馬(京都産業大学)と決勝で対戦。最後は追い抜き勝ち目前まで追い込んだ貝原が優勝した。
「予選はただ優勝を目指して走ったので、記録を目指していたのではなかったですが、新記録が出たのは良かったです。決勝は中盤までのペースが良ければ記録を狙うつもりでしたが、前半のペースが良くなかったので勝つ走りをしました。自分が最初の決勝種目だったので、勝ててホッとしています。マディソンと団体追い抜き(チームパーシュート)も出場するので、3冠狙います」と貝原はコメント。前項の通り、マディソンも優勝して2冠を達成しており、明日のチームパーシュートに3冠がかかる。
男子4kmインディヴィデュアルパーシュートは、前日の予選で大会新記録を出した貝原涼太(日本大学)が、松下綾馬(京都産業大学)と決勝で対戦。最後は追い抜き勝ち目前まで追い込んだ貝原が優勝した。
「予選はただ優勝を目指して走ったので、記録を目指していたのではなかったですが、新記録が出たのは良かったです。決勝は中盤までのペースが良ければ記録を狙うつもりでしたが、前半のペースが良くなかったので勝つ走りをしました。自分が最初の決勝種目だったので、勝ててホッとしています。マディソンと団体追い抜き(チームパーシュート)も出場するので、3冠狙います」と貝原はコメント。前項の通り、マディソンも優勝して2冠を達成しており、明日のチームパーシュートに3冠がかかる。
男子4kmインディヴィデュアルパーシュート決勝 結果(5位以下は予選タイム)
1位 | 貝原涼太(日本大学) | 4分28秒494 |
2位 | 松下綾馬(京都産業大学) | 4分36秒621 |
3位 | 矢部駿人(法政大学) | 4分35秒879 |
4位 | 永田吏玖(朝日大学) | 4分43秒243 |
5位 | 徳田 匠(鹿屋体育大学) | 4分38秒948 |
6位 | 青木拓穂(明治大学) | 4分39秒426 |
7位 | 橋本 陸(中央大学) | 4分44秒072 |
8位 | 安田 開(日本体育大学) | 4分44秒273 |
女子3kmインディヴィデュアルパーシュート決勝 結果(5位以下は予選タイム)
1位 | 中井彩子(鹿屋体育大学) | 3分49秒635 |
2位 | 菅原朱音(八戸学院大学) | 3分54秒930 |
3位 | 五味田奈穂(順天堂大学) | 3分56秒599 |
4位 | 伊藤真生(日本体育大学) | 3分57秒393 |
5位 | 中村愛花(日本体育大学) | 3分59秒423 |
6位 | 西森彩良々(鹿屋体育大学) | 4分1秒234 |
7位 | 坂本ほのか(朝日大学) | 4分1秒885 |
8位 | 寸田 桜(立命館大学) | 4分3秒079 |
女子500mタイムトライアル決勝 結果
男子ケイリン決勝 結果
1位 | 鈴木玄人(法政大学) | 11秒092 |
2位 | 鈴木隼輔(東北学院大学) | |
3位 | 甲斐俊祐(明治大学) | |
4位 | 徳田 匠(鹿屋体育大学) | |
5位 | 安倍大成(早稲田大学) | |
6位 | 東矢圭吾(中央大学) |
text&photo:Satoru Kato
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