2018/05/05(土) - 09:02
ニールプライドバイクを率いたマイク・プライド氏が興した、新興バイクブランドCHAPTER2より新作のエアロロード「RERE」が登場。風を切り裂くボリューミーなエアロフォルムを纏った、ブランド2作目となるニューモデルを紹介しよう。
昨年立ち上がったばかりの「CHAPTER2(チャプター2)」は、ニールプライドのバイク部門を指揮していたマイク・プライド氏が、自身の人生の”第2章”という意味を込めて創業を開始したニュージーランドのバイクブランドだ(発表時の記事はこちら)。現在まで同社のファーストプロダクトである「TERE(テレ)」の1モデルのみがラインアップしてきたが、ブランド設立からわずか10ヶ月ほどの期間を経て2作目となるニューモデル「RERE(レレ)」が登場した。
空力性能に配慮しながらもオールラウンドモデルとして開発されたTEREに対し、完全なるエアロロードとして生み出されたRERE。そのモデル名はマオリ語で”流れ”を意味しており、まさにエアロダイナミクスを表現した1台となっている。「CHEAT THE WIND(風を欺く)」をコンセプトに、エアロに関する知識と経験をフルに導入しフレームを設計。その後オークランド大学の風洞実験施設にて、あらゆるヨー角からの風に対する挙動をテストし空力性能を煮詰めていったのだという。
エアロロードのセオリー通り、各チューブには翼断面形状やカムテール形状を効果的に用い空力性能を追求。ボリュームを持たせたダウンチューブやフロントフォーク、後輪に沿ったシートチューブなどはいかにもエアロロードといったデザインで、見た目からも速さが伝わってくるというもの。ブレーキも前後ダイレクトマウントとされ、フレームからの張り出しを抑えることで空気抵抗を低減させている。
フォーククラウンも大きくヘッドチューブ側にオフセットさせたインテグレーテッドデザインを採用。フロントホイールとダウンチューブとの隙間を限りなく詰めることで、空気の乱流を抑えスムーズな空気の流れを生み出す設計だ。またトップカバーと一体化したようなヘッドチューブ上部の造形もエアロに配慮した部分である。
専用のエアロシートポストはリバーシブル仕様で、前後を反転させることでサドルのオフセット量を変更することができる。前乗りのTTポジションもフレームそのままに実現可能だ。シートクランプはフレーム内蔵の臼式で、上部にシリコン製のカバーを装備しておりスマートなルックスに仕上がる。
ボリュームあるフロントセクションに対し、シートステーは細身とすることで振動吸収性を高め、快適性の高い乗り心地に貢献。チェーンステーは形状とカーボン積層を調整することでパワー伝達性に優れた剛性を獲得している。フレーム素材自体は東レ製のT700やT800、3Kカーボンを使い分けており、走行性能と乗り心地に最適化されたレイアップにて成型されている。
販売はフレームセットのみで、フォーク・シートポスト・ヘッドセットが付属する。公式WEBサイトからの直販と、全国の取り扱いショップより購入が可能だ。サイズはXS~XLまでの5種類で、現段階ではPEARL+UDとMATT&GLOSS BLACKの2色が揃う。今後スペシャルカラーが続々登場することだろう。価格は288,480円(送料、税込)だ。入荷状況や試乗会情報は公式WEBサイトやFacebookページにて確認して欲しい。
また新モデルのローンチイベントを日本でも開催することが決まっている。5月18日(金)に「Rapha東京」にて、翌日19日(土)には仙台市のショップ「ベルエキップ」にて、マイク・プライド氏も来日しての新モデル発表会が行われる。ローンチの様子やREREの詳細な情報は後日レポートにてお伝えしよう。
CHAPTER2 RERE フレームセット
カーボン:Toray T700, T800 & 3K Directional Carbon
フレームサイズ:XS、S、M、L、XL
重量:フレーム998g(Mサイズ)、フォーク398g、シートポスト198g
BB:プレスフィットBB86.5
タイヤクリアランス:28mm
価格:288,480円(送料、税込)
■CHAPTER2日本ローンチイベント
・5月18日(金)18時~20時 場所:Rapha東京(東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目1-6)
・5月19日(土)14時~16時 場所:ベルエキップ(宮城県仙台市泉区桂1丁目1-1 )
昨年立ち上がったばかりの「CHAPTER2(チャプター2)」は、ニールプライドのバイク部門を指揮していたマイク・プライド氏が、自身の人生の”第2章”という意味を込めて創業を開始したニュージーランドのバイクブランドだ(発表時の記事はこちら)。現在まで同社のファーストプロダクトである「TERE(テレ)」の1モデルのみがラインアップしてきたが、ブランド設立からわずか10ヶ月ほどの期間を経て2作目となるニューモデル「RERE(レレ)」が登場した。
空力性能に配慮しながらもオールラウンドモデルとして開発されたTEREに対し、完全なるエアロロードとして生み出されたRERE。そのモデル名はマオリ語で”流れ”を意味しており、まさにエアロダイナミクスを表現した1台となっている。「CHEAT THE WIND(風を欺く)」をコンセプトに、エアロに関する知識と経験をフルに導入しフレームを設計。その後オークランド大学の風洞実験施設にて、あらゆるヨー角からの風に対する挙動をテストし空力性能を煮詰めていったのだという。
エアロロードのセオリー通り、各チューブには翼断面形状やカムテール形状を効果的に用い空力性能を追求。ボリュームを持たせたダウンチューブやフロントフォーク、後輪に沿ったシートチューブなどはいかにもエアロロードといったデザインで、見た目からも速さが伝わってくるというもの。ブレーキも前後ダイレクトマウントとされ、フレームからの張り出しを抑えることで空気抵抗を低減させている。
フォーククラウンも大きくヘッドチューブ側にオフセットさせたインテグレーテッドデザインを採用。フロントホイールとダウンチューブとの隙間を限りなく詰めることで、空気の乱流を抑えスムーズな空気の流れを生み出す設計だ。またトップカバーと一体化したようなヘッドチューブ上部の造形もエアロに配慮した部分である。
専用のエアロシートポストはリバーシブル仕様で、前後を反転させることでサドルのオフセット量を変更することができる。前乗りのTTポジションもフレームそのままに実現可能だ。シートクランプはフレーム内蔵の臼式で、上部にシリコン製のカバーを装備しておりスマートなルックスに仕上がる。
ボリュームあるフロントセクションに対し、シートステーは細身とすることで振動吸収性を高め、快適性の高い乗り心地に貢献。チェーンステーは形状とカーボン積層を調整することでパワー伝達性に優れた剛性を獲得している。フレーム素材自体は東レ製のT700やT800、3Kカーボンを使い分けており、走行性能と乗り心地に最適化されたレイアップにて成型されている。
販売はフレームセットのみで、フォーク・シートポスト・ヘッドセットが付属する。公式WEBサイトからの直販と、全国の取り扱いショップより購入が可能だ。サイズはXS~XLまでの5種類で、現段階ではPEARL+UDとMATT&GLOSS BLACKの2色が揃う。今後スペシャルカラーが続々登場することだろう。価格は288,480円(送料、税込)だ。入荷状況や試乗会情報は公式WEBサイトやFacebookページにて確認して欲しい。
また新モデルのローンチイベントを日本でも開催することが決まっている。5月18日(金)に「Rapha東京」にて、翌日19日(土)には仙台市のショップ「ベルエキップ」にて、マイク・プライド氏も来日しての新モデル発表会が行われる。ローンチの様子やREREの詳細な情報は後日レポートにてお伝えしよう。
CHAPTER2 RERE フレームセット
カーボン:Toray T700, T800 & 3K Directional Carbon
フレームサイズ:XS、S、M、L、XL
重量:フレーム998g(Mサイズ)、フォーク398g、シートポスト198g
BB:プレスフィットBB86.5
タイヤクリアランス:28mm
価格:288,480円(送料、税込)
■CHAPTER2日本ローンチイベント
・5月18日(金)18時~20時 場所:Rapha東京(東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目1-6)
・5月19日(土)14時~16時 場所:ベルエキップ(宮城県仙台市泉区桂1丁目1-1 )
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