イタリアのサイクルギアブランド、ノースウェーブよりセカンドグレードのロードシューズ「EXTREME GT」が新登場。トップモデルを踏襲したスタイリッシュなアッパーデザインを採用しつつ、アウターソールの素材を変更することで幅広いライダーにマッチする性能を獲得している。



ノースウェーブ EXTREME GT(アンスラグレイ/ゴールド)ノースウェーブ EXTREME GT(アンスラグレイ/ゴールド) (c)ウインクレル
1993年に創業したノースウェーブは、サイクリング用のシューズやウェアなどを手掛けるイタリアンギアブランド。ロードシューズに関しては、NIPPOヴィーニファンティーニ・エウロパオヴィーニやウィグル・ハイファイブといったチームが今季同社のサポートを受けている他、ロードヨーロッパ王者のアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEチームエミレーツ)などのトッププロ選手の足元も支えている。

そんなノースウェーブから2018モデルの新作としてリリースされたのが、トップモデルのテクノロジーを引き継いで開発されたセカンドグレードのロードシューズ「EXTREME GT」である。上位モデルのEXTREME RRと同じアッパーデザインやフィッティングシステムを採用することで快適性を強化するとともに、細部の作りを変更し、より幅広いライダーにマッチするコストパフォーマンスの高い1足となっているのが特徴だ。

トップモデルEXTREME RRと同じアッパーとクロージャーデザインを採用トップモデルEXTREME RRと同じアッパーとクロージャーデザインを採用 ペダル部分とその他の部分で2種類の素材を使い分けた独自のアウトソール。スピードプレイにも対応するペダル部分とその他の部分で2種類の素材を使い分けた独自のアウトソール。スピードプレイにも対応する

オーバーラップデザインのアッパーと1ダイヤルのクロージャーが高いフィット感を生み出すオーバーラップデザインのアッパーと1ダイヤルのクロージャーが高いフィット感を生み出す (c)ウインクレル
アッパーは1枚のパネルを成型して作られたオーバーラップデザインとされ、足の甲を上から包み込む構造によって高いフィット感を生み出す。フィッティングは独自のワイヤールーティングを施した1ダイヤルのクロージングシステムによって行い、つま先からくるぶしまで各所を最適な強さで締め付けるよう工夫されている。

シューズ全体に「X-Frame」と呼ばれる特許取得の独自フレームを配置するのも大きなポイント。0.5mm厚の特殊素材を、アッパーを全方向から補強するようにインサートすることで剛性を最適化し、優れたペダリング効率を発揮できるよう設計されているのだ。このX-Frameによりアッパー自体を薄くすることができ、軽量化にも貢献している。また上位モデルよりも足幅がやや広めな作りとなり、より多くの人にフィットする形状へ変更されている。

ノースウェーブ EXTREME GT(イエローフルオ)ノースウェーブ EXTREME GT(イエローフルオ) (c)ウインクレル
ソール部分には剛性値を調整するため2種類の素材を使用。ペダルエリアにはフルカーボンソールを使用し、その他の部分にはカーボンとグラスファイバーのコンポジットソールを採用することで、過剰なソール剛性を抑えた作りとなっている。そのため剛性指数”15”のEXTREME RRと比べ、EXTREME GTでは”12”と、その数値を落とすことでよりホビーライダー向きな剛性感を実現している。

加えてアウターソールにはオプションでソールとペダルのスタックハイトを近づけるスピードプレイ専用アダプターも用意される。カラーはシックに決まるアンスラグレイ/ゴールドと蛍光色のイエローフルオの2色がラインアップ。サイズは36~44、ハーフサイズは40.5~42.5にて展開される。価格は34,800円(税抜)で、取り扱いはウインクレルだ。




ノースウェーブ EXTREME GT
アッパー:X-Frame
アウターソール:ペダル部分/フルカーボン、ペダル以外/カーボン&グラスファイバー
ソール剛性指数:12
カラー:アンスラグレイ/ゴールド、イエローフルオ
サイズ:39~44、ハーフサイズ40.5~42.5
重 量:274g(42サイズ)
価 格:34,800円(税抜)


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