2018/02/03(土) - 17:01
金曜日の公式練習を走り終えた、日本ナショナルチーム各選手のコメントを紹介。キャプテンを務める全日本王者の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)は「これまでのどのレースよりも先頭のペースが速くなるだろうが、ベストを尽くしていく」と意気込みを語っている。
小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)
もちろんタフコースですが、凍結と泥の昨年大会を走っているのでインパクトはそこまで強くはありません。下りもしっかりと轍をトレースできれば問題ないのですが、とにかく泥が深くて重たかった。トラクションも掛けづらく、いざレースとなれば乗車不可能な場所も多くなるでしょう。これまでのどのレースよりも先頭のペースが速くなると思いますが、僕たちも日曜日を目指して1年間練習を積んできました。とにかくベストを尽くして走るのみ、です。目標は完走すること。完走ラインは30番手ほどですので、どうしてもそこに食い込みたいと思います。
今回は積田くんを除いた全員が昨年の世界選メンバーなので、経験もあるし、意思疎通もチーム内でしっかりできていて雰囲気も良いですね。メンバー一同頑張りますので応援をよろしくお願いします。
竹之内悠(東洋フレーム)
先週のワールドカップを走った感触は悪くないのですが、週末に2レースを走ったダメージが溜まってオーバーワーク気味。身体の疲労が抜けにくくなっているので、レース前の1日でできる限りリラックスして臨みたいですね。ただしトータルとしてのコンディションは悪くありません。
週末の天気もはっきりしませんが、試走時のマッドコンディションから大きく変わることはないでしょう。コースに対して悪い印象もないし、みんな条件は同じですから。これまでヨーロッパで走ってきた経験からトップ選手との差は把握しているし、今までの経験を踏まえてできる限り最良の走りをするだけです。
大切なのはできるだけトラブルを避けること。スタート位置も後方ですから、世界選手権という特別な場所で結果に繋げるにはそれが最良の近道だと考えています。モチベーションは高いので、気負いすぎることなく何が起きても走り続けていれば自ずと結果はついてくるでしょう。
今井美穂(CO2Bicycle)
この一年は全て明日のためにやってきたし、コースも含めて楽しみという気持ちが大きいです。とにかく滑るだろうし、乗れない所も多いだろうし、だからこそしっかり状況判断を続けて単なる「完走」以上の結果を出したい。スタートしたら思いっきり走りたいですね。
先週のワールドカップは前日にローカルレースを走っていて若干疲れがありましたが、それ以降は適度に刺激を入れつつリラックスして過ごすことができました。実際のところは走ってみないと分かりませんが、試走ではきっちり攻略方法を頭に入れたので気持ち的にも楽に感じますね。明日のレースが楽しみです。
與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)
オーストラリアでのロード開幕戦から強行スケジュールなので、正直に言えば走るだけでキツい。私にとってはコースが難しすぎるので、なるべくリスクを避けつつ、怪我をせずに完走を目指すつもりです。私のミッションは日本チームに確実な「完走」をもたらすこと。私はロードの世界選手権にも出ているので他の選手に比べて雰囲気に飲まれにくいし、気負いもありません。シクロクロスのプロではないぶん肩の力を抜きながら、できるだけ良い結果を獲れるよう走ります。
織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
相変わらず世界選手権らしいハードなコースだという印象を受けました。アップダウンが多くミスを誘いやすいので、丁寧な走りを心がけることが一番だと感じます。ダウンヒルも特に怖くはありませんし、決して不得意ではないレイアウトですからトラブルを起こさなければ一定以上のレベルで走れると信じています。先週のワールドカップはスタート時の落車に巻き込まれてしまいましたが、もう痛みもなく体調はバッチリ。あとはレースで全力を出すだけです。
村上功太郎(松山工業高校)
もともとマッドコンディションに対して苦手意識があったのですが、克服する意味でも全日本選手権後にベルギー遠征を組んだりと世界選手権に向けて対策を重ねてきました。そのおかげで先週のホーヘルハイデ(ワールドカップ)では泥コンディションの中で良い走りができたと思います。1コーナーを抜けた後のドロップオフと登り返しで落車が起きるはずなので、上手く切り抜けて、一つ一つ順位を上げていく走りをしたいですね。
去年は30位だったので、目指すは20番手以上。今年でジュニアカテゴリー最終年ですし、今年はジュニアの全日本王者として臨むので、これまで海外遠征も含めたシーズンの集大成として走ります。良い形でレースを終えたいと考えています。
積田連(Team CHAINRING)
先週のワールドカップではスタート時の落車に巻き込まれてしまったのですが、傷は回復しましたし、むしろ体調は上がっているように思います。自分向きのコースだと思いますし、落ち着いて走りたいですね。東北出身選手としては初めての世界選ですから、応援して送り出してくれた東北シクロクロスの皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。
text&photo:So.Isobe in Valkenburg, Nederland
小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)
もちろんタフコースですが、凍結と泥の昨年大会を走っているのでインパクトはそこまで強くはありません。下りもしっかりと轍をトレースできれば問題ないのですが、とにかく泥が深くて重たかった。トラクションも掛けづらく、いざレースとなれば乗車不可能な場所も多くなるでしょう。これまでのどのレースよりも先頭のペースが速くなると思いますが、僕たちも日曜日を目指して1年間練習を積んできました。とにかくベストを尽くして走るのみ、です。目標は完走すること。完走ラインは30番手ほどですので、どうしてもそこに食い込みたいと思います。
今回は積田くんを除いた全員が昨年の世界選メンバーなので、経験もあるし、意思疎通もチーム内でしっかりできていて雰囲気も良いですね。メンバー一同頑張りますので応援をよろしくお願いします。
竹之内悠(東洋フレーム)
先週のワールドカップを走った感触は悪くないのですが、週末に2レースを走ったダメージが溜まってオーバーワーク気味。身体の疲労が抜けにくくなっているので、レース前の1日でできる限りリラックスして臨みたいですね。ただしトータルとしてのコンディションは悪くありません。
週末の天気もはっきりしませんが、試走時のマッドコンディションから大きく変わることはないでしょう。コースに対して悪い印象もないし、みんな条件は同じですから。これまでヨーロッパで走ってきた経験からトップ選手との差は把握しているし、今までの経験を踏まえてできる限り最良の走りをするだけです。
大切なのはできるだけトラブルを避けること。スタート位置も後方ですから、世界選手権という特別な場所で結果に繋げるにはそれが最良の近道だと考えています。モチベーションは高いので、気負いすぎることなく何が起きても走り続けていれば自ずと結果はついてくるでしょう。
今井美穂(CO2Bicycle)
この一年は全て明日のためにやってきたし、コースも含めて楽しみという気持ちが大きいです。とにかく滑るだろうし、乗れない所も多いだろうし、だからこそしっかり状況判断を続けて単なる「完走」以上の結果を出したい。スタートしたら思いっきり走りたいですね。
先週のワールドカップは前日にローカルレースを走っていて若干疲れがありましたが、それ以降は適度に刺激を入れつつリラックスして過ごすことができました。実際のところは走ってみないと分かりませんが、試走ではきっちり攻略方法を頭に入れたので気持ち的にも楽に感じますね。明日のレースが楽しみです。
與那嶺恵理(ウィグル・ハイファイブ)
オーストラリアでのロード開幕戦から強行スケジュールなので、正直に言えば走るだけでキツい。私にとってはコースが難しすぎるので、なるべくリスクを避けつつ、怪我をせずに完走を目指すつもりです。私のミッションは日本チームに確実な「完走」をもたらすこと。私はロードの世界選手権にも出ているので他の選手に比べて雰囲気に飲まれにくいし、気負いもありません。シクロクロスのプロではないぶん肩の力を抜きながら、できるだけ良い結果を獲れるよう走ります。
織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
相変わらず世界選手権らしいハードなコースだという印象を受けました。アップダウンが多くミスを誘いやすいので、丁寧な走りを心がけることが一番だと感じます。ダウンヒルも特に怖くはありませんし、決して不得意ではないレイアウトですからトラブルを起こさなければ一定以上のレベルで走れると信じています。先週のワールドカップはスタート時の落車に巻き込まれてしまいましたが、もう痛みもなく体調はバッチリ。あとはレースで全力を出すだけです。
村上功太郎(松山工業高校)
もともとマッドコンディションに対して苦手意識があったのですが、克服する意味でも全日本選手権後にベルギー遠征を組んだりと世界選手権に向けて対策を重ねてきました。そのおかげで先週のホーヘルハイデ(ワールドカップ)では泥コンディションの中で良い走りができたと思います。1コーナーを抜けた後のドロップオフと登り返しで落車が起きるはずなので、上手く切り抜けて、一つ一つ順位を上げていく走りをしたいですね。
去年は30位だったので、目指すは20番手以上。今年でジュニアカテゴリー最終年ですし、今年はジュニアの全日本王者として臨むので、これまで海外遠征も含めたシーズンの集大成として走ります。良い形でレースを終えたいと考えています。
積田連(Team CHAINRING)
先週のワールドカップではスタート時の落車に巻き込まれてしまったのですが、傷は回復しましたし、むしろ体調は上がっているように思います。自分向きのコースだと思いますし、落ち着いて走りたいですね。東北出身選手としては初めての世界選ですから、応援して送り出してくれた東北シクロクロスの皆さんの期待に応えられるよう頑張ります。
text&photo:So.Isobe in Valkenburg, Nederland
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