2018/01/15(月) - 16:07
先週末にかけて、ヨーロッパやアメリカでシクロクロスナショナル選手権が開催。1年間のチャンピオンジャージ着用を賭けた戦いの末に、ベルギーとオランダでは現在最強の2人が連覇。フランスやイタリアでは新王者が誕生している。
ワールドカップ開催時よりも更にタフさを増したコクサイデの砂コースで争われたベルギー選手権では、パワーに勝る世界王者のワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴェランダスヴィレムス・クレラン)と、砂場を巧みにこなすローレンス・スウィーク(ベルギー、エラ・サーカス)が激突。中盤過ぎにアタックしたファンアールトが逃げ切り、42秒差で「ミニ世界選手権」とも形容されるハイレベルの戦いを制した。ファンアールトのベルギー王座戴冠は3年連続。
隣国オランダでは、現在最強の名を欲しいままにするマテュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)が圧勝した。ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)や兄デーヴィッドらが入った先頭集団の中から一発のアタックで抜け出し、ベルギー選手権4連覇を達成した。
フランスでは現王者のクレメン・ヴェンチュリーニ(フランス、AG2R)が沈没。昨年のシクロクロス東京で優勝したスティーブ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン)が、大ベテランのフランシス・ムレー(フランス、VCヴァルダホン・ヴァルデヴェンヌ)らを振り払って悲願の初優勝を飾っている。
また、アメリカではスティーヴン・ハイド(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)が2連覇を達成。スペインでは宇都宮に来日したフェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA)が勝利したほか、チェコではミカエル・ボロシュ(チェコ、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス)が度重なるトラブルを跳ね除け連覇。イタリアではルーカ・ブライドット(イタリア、CSカラビニエーリ)が兄弟のダニエーレと共にワンツーフィニッシュを達成した。
ワールドカップ開催時よりも更にタフさを増したコクサイデの砂コースで争われたベルギー選手権では、パワーに勝る世界王者のワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴェランダスヴィレムス・クレラン)と、砂場を巧みにこなすローレンス・スウィーク(ベルギー、エラ・サーカス)が激突。中盤過ぎにアタックしたファンアールトが逃げ切り、42秒差で「ミニ世界選手権」とも形容されるハイレベルの戦いを制した。ファンアールトのベルギー王座戴冠は3年連続。
隣国オランダでは、現在最強の名を欲しいままにするマテュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)が圧勝した。ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)や兄デーヴィッドらが入った先頭集団の中から一発のアタックで抜け出し、ベルギー選手権4連覇を達成した。
フランスでは現王者のクレメン・ヴェンチュリーニ(フランス、AG2R)が沈没。昨年のシクロクロス東京で優勝したスティーブ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン)が、大ベテランのフランシス・ムレー(フランス、VCヴァルダホン・ヴァルデヴェンヌ)らを振り払って悲願の初優勝を飾っている。
また、アメリカではスティーヴン・ハイド(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)が2連覇を達成。スペインでは宇都宮に来日したフェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA)が勝利したほか、チェコではミカエル・ボロシュ(チェコ、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス)が度重なるトラブルを跳ね除け連覇。イタリアではルーカ・ブライドット(イタリア、CSカラビニエーリ)が兄弟のダニエーレと共にワンツーフィニッシュを達成した。
ベルギー
オランダ
フランス
1位 | スティーブ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン) | 59’01” |
2位 | フランシス・ムレー(フランス、VCヴァルダホン・ヴァルデヴェンヌ) | +28” |
3位 | アルノー・ジャヌソン(フランス、VCシャランデ) | +43” |
4位 | マテュー・ボウロ(フランス、チームペイドゥドゥナン) | +57” |
5位 | アロワ・ファレンタ(フランス、オーヴェルニュ・ローヌアルプ) | +2’11” |
アメリカ
1位 | スティーヴン・ハイド(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com) | 59’09” |
2位 | ジェレミー・パワーズ(アメリカ、アスパイアレーシング) | 59’22” |
3位 | ケリー・ワーナー(アメリカ、コナファクトリーレーシング) | +1h00’24” |
4位 | トビン・オルテンブラッド(アメリカ、サンタクルズ・ドンキーレーベルレーシング) | +1h00’28” |
5位 | カーティス・ホワイト(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com) | +1h00’29” |
チェコ
1位 | ミカエル・ボロシュ(チェコ、パウエルスサウゼン・ファストフートサービス) | 58’51” |
2位 | ヤン・ネスヴァドバ(チェコ) | 59’03” |
3位 | アダム・トゥパリック(チェコ、コレンドン・サーカス) | 59’17” |
4位 | トマス・パラストカ(チェコ) | 59’33” |
5位 | エミール・ヘケレ(チェコ、スティーヴンスバイクス・エミリオスポーツ) | 1h00’10” |
イタリア
1位 | ルーカ・ブライドット(イタリア、CSカラビニエーリ) | 58’34” |
2位 | ダニエーレ・ブライドット(イタリア、CSカラビニエーリ) | 59’01” |
3位 | マルコアウレリオ・フォンタナ(イタリア、ビアンキ・カウンターヴェイル) | 59’03” |
4位 | クリスティアン・コミネッリ(イタリア、PRDスポーツファクトリーチーム) | 59’04” |
5位 | ナディール・コッレダーニ(イタリア、ビアンキ・カウンターヴェイル) | 59’08” |
ドイツ
1位 | マルセル・マイセン(ドイツ、ステイラーツ・ベットファースト) | |
2位 | サーシャ・ウェーバー(ドイツ、MTBフレイブルグ) | |
3位 | マヌエル・ミューラー(RSVレインストルツ・ヴィール) | |
4位 | ベン・ツウェホフ(ドイツ、MSVエッセンスティール2011) | |
5位 | マックス・リンドノー(ドイツ、RVゲルマニア・ハンブルグ) |
スペイン
1位 | フェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA) | 1h00’55” |
2位 | ハビエル・ルイス(スペイン、MMR・スピューク) | 1h01’23” |
3位 | イスマエル・エステバン(スペイン) | 1h02’11” |
4位 | ケヴィン・スアレス(スペイン) | 1h03’16” |
5位 | アイトール・ヘルナンデス(スペイン) | 1h04’30” |
text:So.Isobe
photo:CorVos
photo:CorVos
Amazon.co.jp