2010/01/09(土) - 09:10
チームサクソバンクのメインスポンサーをつとめるデンマークのサクソバンク社は1月8日、プレスリリースを出し、契約を更新せずに2010年末でスポンサーを撤退することを発表した。ビャルヌ・リース監督率いるデンマークチームは新たなスポンサー探しに奔走することになる。
サクソバンク社が同チームのスポンサーについたのは2008年のこと。当時は同じデンマークのCSC社が共同スポンサーについていたため、チーム名はチームCSCサクソバンク。2009年にCSC社がスポンサーを撤退し、現在のチームサクソバンクに名称が変更された。
サクソバンクはデンマーク・コペンハーゲンに本社をおくグローバルな大手オンライン投資銀行。同社は2010年末で切れるチームスポンサー契約を更新せず、スポンサー活動から手を引くこととなった。
サクソバンク社の共同最高経営責任者(CEO)であるキム・フォーネイ氏とラルス・セイアクリステンセン氏はプレスリリースの中で以下のようにコメントしている。
「リース監督や選手たち、そしてチームサクソバンクのスタッフとのコラボレーションは素晴らしいひと時だった。2010年も変わらずチームをサポートすることを楽しみにしている。チームへのスポンサー活動は我が社のブランディングに一役買い、そして全世界に社名を広めてくれた」
2009年、チームサクソバンクの主な活躍を挙げると、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のツール・ド・スイス制覇、3度目のロード世界選手権タイムトライアル制覇、ツールでのマイヨジョーヌ着用。イェンス・フォイクト(ドイツ)5度目のクリテリウム・アンテルナシオナル制覇。アンディ・シュレク(ルクセンブルク)のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ制覇、ツール総合2位、2年連続ツール新人賞。フランク・シュレク(ルクセンブルク)のツール山岳ステージ優勝。ヤコブ・フグルサング(デンマーク)の史上初ツアー・オブ・デンマーク連覇達成など。チームサクソバンクとして初めてジャパンカップにも参戦した。リース監督はこれから2011年以降のスポンサー探しに奔走することになりそうだ。
text:Kei Tsuji
サクソバンク社が同チームのスポンサーについたのは2008年のこと。当時は同じデンマークのCSC社が共同スポンサーについていたため、チーム名はチームCSCサクソバンク。2009年にCSC社がスポンサーを撤退し、現在のチームサクソバンクに名称が変更された。
サクソバンクはデンマーク・コペンハーゲンに本社をおくグローバルな大手オンライン投資銀行。同社は2010年末で切れるチームスポンサー契約を更新せず、スポンサー活動から手を引くこととなった。
サクソバンク社の共同最高経営責任者(CEO)であるキム・フォーネイ氏とラルス・セイアクリステンセン氏はプレスリリースの中で以下のようにコメントしている。
「リース監督や選手たち、そしてチームサクソバンクのスタッフとのコラボレーションは素晴らしいひと時だった。2010年も変わらずチームをサポートすることを楽しみにしている。チームへのスポンサー活動は我が社のブランディングに一役買い、そして全世界に社名を広めてくれた」
2009年、チームサクソバンクの主な活躍を挙げると、ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のツール・ド・スイス制覇、3度目のロード世界選手権タイムトライアル制覇、ツールでのマイヨジョーヌ着用。イェンス・フォイクト(ドイツ)5度目のクリテリウム・アンテルナシオナル制覇。アンディ・シュレク(ルクセンブルク)のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ制覇、ツール総合2位、2年連続ツール新人賞。フランク・シュレク(ルクセンブルク)のツール山岳ステージ優勝。ヤコブ・フグルサング(デンマーク)の史上初ツアー・オブ・デンマーク連覇達成など。チームサクソバンクとして初めてジャパンカップにも参戦した。リース監督はこれから2011年以降のスポンサー探しに奔走することになりそうだ。
text:Kei Tsuji