2010/01/08(金) - 12:57
ジャイアントというメーカーを語るに「世界一の生産台数」という枕詞は慣例化している。しかし同社が最も優れるのは、その品質にもある。高い技術力裏打ちされた高品質、そして大手メーカーであることを生かしたプライスフォーバリューな製品作りは、レベルを問わず世界中のサイクリストから支持されている。
ジャイアントのロードバイクにはピュアレーシングのTCRシリーズがあり、このDEFY(ディファイ)シリーズはコンフォートロードバイクとして位置づけられる。肩や背中の負担を軽減するアップライトなポジション、長めのリヤセンターとレースバイクよりも若干太めのタイヤを装備して生み出す卓越した乗り心地は、体力に自信のないサイクリストでも快適に走り続けられる基本性能が実現されている。
DEFYシリーズは3種類のタイプがあり、予算やライダーの幅広い使用用途に対応している。まずフルアルミフレームでボトムレンジとなる「DEFY」。次にフレームのアッパーセクションにカーボン素材を用い、ダウンセクションにアルミ素材を用いて作られたフレームの「DEFYアライアンス」、そしてフルカーボンフレームを採用した、この「DEFYアドヴァンスド」シリーズだ。
そのカーボンフレームは、アドバンスド・カーボンコンポジットテクノロジー』と呼ばれるユニディレクショナルレイヤリング(単一方向)設計と、FEA(有限要素解析)を駆使して製作され、軽量化に加え高効率のライディング性能が追求されている。
さらにカートリッジベアリングにクランクを直接取り付ける独自規格『パワーコアBB』や、ヘッドパーツの下部品を1-1/8インチから1-1/4インチに拡大することで剛性のアップを果たす『オーバードライブ』といった構造を採用。ディファイの基本性能となる快適性を維持しながら剛性も保ち、軽快な加速性能とハンドリングが追求されている。
今回試乗したDEFY ADVANCED1は、シリーズのセカンドグレードとなる。メーンコンポにシマノ・アルテグラを搭載し、チェーンホイールは50×34Tのコンパクトドライブ、カセットスプロケットには12~28Tを搭載し、シマノダブルギヤコンポにおいて、もっともローレシオな仕様になっている。このスーパーローギヤはディファイ・アドバンスド1だけの仕様だ。
そして独自設計されたスモールドロップのハンドルバーなど、パーツアッセンブルもまたライダーのフィットネスレベルに頼らない仕様が展開されている。
この専用ジオメトリーと素材で快適性と走行性を高次元でバランスさせたバイクを、テストライダー達はどう評価したのだろうか?早速、インプレッションをお届けしよう。
― インプレッション
「快適仕様だがレースも難なくこなせるモンスターマシン」 鈴木祐一(Rise Ride)
乗って感じたDEFY ADVANCED1の実力は、世界で最もたくさんの自転車を造るメーカーの技術力、データのフィードバック、その裏にある充実した設備、そういったパワーの結晶を見せつけられた感じだ。
TCRとこのDEFYというように、ジャイアントはおもにレーシングとコンフォートと二つの路線でロードバイクを展開しているのだが、このバイクはコンフォートと謳いつつも、相当高いレベルでレースをこなす実力さえも併せ持っている。
まずフレームの剛性がものすごく高い。コーナーリングとかダッシュをかけたときなど、起こるはずのねじれやヨレが全く感じられない。芯がしっかりあって、ブレが全くない。この剛性は、自分が動きたい方向にブレずに向かってくれるので、不安感を全くライダーに抱かせない。
剛性が高いので安心してコーナーを攻められるが、ただ剛性が高いだけのバイクではトリッキーで扱いづらい部分も出てくることがある。しかしこのDEFYは、振動吸収の高さと前後のタイヤ周りで剛性と安定を両立している。路面からの情報を優しく体に伝えてくれるのだ。
でもフレームが柔らかいのではなく、芯があり、ブレない。足元だけが柔らかいのではなくて、バイク全体で吸収しつつ、しっかりしているのがすごい部分だ。
振動吸収性に優れるバイクは「サスが付いているようだ」と評されることがあるが、このディファイにふわふわ感はなく、ロードインフォメーションはしっかりと伝えてくれる。今日は雨上がりで路面が濡れていた。こうして気を遣う天候でも、路面状況を誤魔化すことなくライダーに伝えてくれ、そのレベルがものすごく高い。
装備されるミシュラン・プロ3レースのタイヤも、ホイールも良い。完成車としての総合的なレベルは高いが、フレームの良さは突出している。
ペダリングは結構雑に踏んでもトルクが後輪にしっかり伝わる感覚がある。力を変換する能力のレベルが高い。他のフレームでは、適する踏み方があったり、キレイに回さないと進まないというモデルも多い中、デファイは許容量が広い。ロングライドではプロ選手でも後半は踏み方が雑になる。そんなときでも、チェーンの張っている方向にちゃんと力を伝えてくれる感覚のあるフレームだ。こういうところも、ロングライドの走りというものを開発者が理解していると感じた点だ。
ハンドリングに関してはバイクの狙い通り、キビキビではなく安定志向の味付けだ。言葉にすると「鈍いのでは?」と感じるかもしれないが、この場合の安定というのはすごくナチュラルな感覚。そこが本当に素晴らしい。
それも、ただフロントフォークのできがいいからではなく、フレーム全体のバランスが良い。これはジャイアントの得意とするスローピングフレームが上半身の軽さを生み出していて、バイクを倒したときにも良いバランスを生み出しているのかも知れない。
DEFY ADVANCEDは、「コンフォート」という言葉から一般的に想像するものとは違うバイクだ。のんびり走って楽しもうという要素は残しつつも、ライダーが持っている力を逃がすことはない。全部受け止めて、全部推進力に変えてくれるような感覚...。この要素があるおかげで、より遠くに、より長く走っていけるバイクに仕上がっていると感じた。
加速感に関しては、レーシングモデルと比べると鈍い点があるのは確かだ。「ギュッ」「スカッ」「カーン」という加速感がレーシングモデルのものであるならば、こちらは「スッスッ」と進む感じ。気持ちよく加速しているフィーリングだ。ここでもメーカー内のモデルごとの棲み分けができている。より加速性が欲しい人はTCRシリーズを選べばいいのだから。
やや遊び心がないこのバイクにオリジナリティを出すには? もし僕がオーナーになるなら、背の高いカーボンディープリムのホイールを履かせてみたり、標準では25Cのタイヤを23Cにしてみたり、チューブラーにして楽しんでみたい。高性能のホイールを履くことで、長距離での高速巡航をもっと追求してみるのも面白いと思った。
「乗り手のことをしっかりと考えつくした優秀完成車」 浅見和洋(なるしまフレンド)
このバイクのキャラクターは、コンフォート向けということもあり、余暇をのんびりサイクリングをして楽しみつつも、質の高い製品を求めるというスタンスの人にはいい存在だと言えるだろう。
良かった点は、時速30km程度での巡航性に長けていること。これは他の高い価格帯のバイクでもあまり備えていないレベルが実現されていると思う。なのでレース以外の用途のスポーツライドでは最高のパフォーマンスを持っていると感じだ。
加速感は、パワーコアBBがその役割を果たしており、垂直方向に踏み下ろした力が一切たわむことなくダイレクトに変換されて前に進む。振動吸収性についても、各パイプの役割がきちんと果たされているのが伝わってきた。
このバイクのパーツ構成は、乗る人が何を求めているかをしっかりと分かっている。1つはサドル。コンフォートバイクでよく使われるフィジーク・アリアンテ・ガンマが標準装備されているところがうれしい。足回りも非常に運動性能の高いマヴィック・キシリウムエリートホイール採用で、タイヤもミシュランの最高級グレード、プロ3レースを装備している。グレードからくる機材パフォーマンスは本当に高い。
完成車価格で36万円ということだが、もしフレーム組みでこれらのパーツを1つずつ足し算していくと、とてもこの価格は実現できない完成車だ。これはジャイアントならではの価格マジックだ。
ジャイアントオリジナルのハンドルバーは曲げ加減もちょうどよく、手にナチュラルにフィットする形状だ。通常、完成車のままのハンドルだと曲げが悪くて後々交換することになり、余計にお金が掛かるということがよくあるが、このDEFYのパーツ構成であれば、そんな無駄なコストも抑えられるだろう。
フレームもパーツも走りも、全てにおいて非常に良いバイクだと感じた。更に完成車としての価格まで考慮すると、非の打ちどころがまったく見つからない素晴らしい1台である事は間違いない。
DEFY ADVANCED1
フレームマテリアル アドバンスドグレードコンポジット
フォーク アドバンスドグレードオーバードライブコラム
メインコンポ シマノ・アルテグラ
クランク シマノ・アルテグラコンパクト
ホイール マヴィック・キシリウムエリート
タイヤ ミシュラン・プロ3レース 700×25C
フレームサイズ 430(XS)、465(S)、500(M)
カラー カーボン・ホワイト
希望小売価格 367,500円(完成車)
鈴木祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストンMTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
浅見和洋(なるしまフレンド)
プロショップ「なるしまフレンド原宿店」スタッフ。身長175cm、体重65kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質は厳しい上りがあるコースでの活躍が目立つクライマータイプだ。ダンシングでパワフルに走るのが得意。最近の嗜好は日帰りロングランにあり、例えば東京から伊豆といった、距離にして300kmオーバーをクラブ員らと楽しんでいる。
なるしまフレンド
ウェア協力:カステリ(インターマックス)
text&edit:吉本 司
photo:綾野 真
ジャイアントのロードバイクにはピュアレーシングのTCRシリーズがあり、このDEFY(ディファイ)シリーズはコンフォートロードバイクとして位置づけられる。肩や背中の負担を軽減するアップライトなポジション、長めのリヤセンターとレースバイクよりも若干太めのタイヤを装備して生み出す卓越した乗り心地は、体力に自信のないサイクリストでも快適に走り続けられる基本性能が実現されている。
DEFYシリーズは3種類のタイプがあり、予算やライダーの幅広い使用用途に対応している。まずフルアルミフレームでボトムレンジとなる「DEFY」。次にフレームのアッパーセクションにカーボン素材を用い、ダウンセクションにアルミ素材を用いて作られたフレームの「DEFYアライアンス」、そしてフルカーボンフレームを採用した、この「DEFYアドヴァンスド」シリーズだ。
そのカーボンフレームは、アドバンスド・カーボンコンポジットテクノロジー』と呼ばれるユニディレクショナルレイヤリング(単一方向)設計と、FEA(有限要素解析)を駆使して製作され、軽量化に加え高効率のライディング性能が追求されている。
さらにカートリッジベアリングにクランクを直接取り付ける独自規格『パワーコアBB』や、ヘッドパーツの下部品を1-1/8インチから1-1/4インチに拡大することで剛性のアップを果たす『オーバードライブ』といった構造を採用。ディファイの基本性能となる快適性を維持しながら剛性も保ち、軽快な加速性能とハンドリングが追求されている。
今回試乗したDEFY ADVANCED1は、シリーズのセカンドグレードとなる。メーンコンポにシマノ・アルテグラを搭載し、チェーンホイールは50×34Tのコンパクトドライブ、カセットスプロケットには12~28Tを搭載し、シマノダブルギヤコンポにおいて、もっともローレシオな仕様になっている。このスーパーローギヤはディファイ・アドバンスド1だけの仕様だ。
そして独自設計されたスモールドロップのハンドルバーなど、パーツアッセンブルもまたライダーのフィットネスレベルに頼らない仕様が展開されている。
この専用ジオメトリーと素材で快適性と走行性を高次元でバランスさせたバイクを、テストライダー達はどう評価したのだろうか?早速、インプレッションをお届けしよう。
― インプレッション
「快適仕様だがレースも難なくこなせるモンスターマシン」 鈴木祐一(Rise Ride)
乗って感じたDEFY ADVANCED1の実力は、世界で最もたくさんの自転車を造るメーカーの技術力、データのフィードバック、その裏にある充実した設備、そういったパワーの結晶を見せつけられた感じだ。
TCRとこのDEFYというように、ジャイアントはおもにレーシングとコンフォートと二つの路線でロードバイクを展開しているのだが、このバイクはコンフォートと謳いつつも、相当高いレベルでレースをこなす実力さえも併せ持っている。
まずフレームの剛性がものすごく高い。コーナーリングとかダッシュをかけたときなど、起こるはずのねじれやヨレが全く感じられない。芯がしっかりあって、ブレが全くない。この剛性は、自分が動きたい方向にブレずに向かってくれるので、不安感を全くライダーに抱かせない。
剛性が高いので安心してコーナーを攻められるが、ただ剛性が高いだけのバイクではトリッキーで扱いづらい部分も出てくることがある。しかしこのDEFYは、振動吸収の高さと前後のタイヤ周りで剛性と安定を両立している。路面からの情報を優しく体に伝えてくれるのだ。
でもフレームが柔らかいのではなく、芯があり、ブレない。足元だけが柔らかいのではなくて、バイク全体で吸収しつつ、しっかりしているのがすごい部分だ。
振動吸収性に優れるバイクは「サスが付いているようだ」と評されることがあるが、このディファイにふわふわ感はなく、ロードインフォメーションはしっかりと伝えてくれる。今日は雨上がりで路面が濡れていた。こうして気を遣う天候でも、路面状況を誤魔化すことなくライダーに伝えてくれ、そのレベルがものすごく高い。
装備されるミシュラン・プロ3レースのタイヤも、ホイールも良い。完成車としての総合的なレベルは高いが、フレームの良さは突出している。
ペダリングは結構雑に踏んでもトルクが後輪にしっかり伝わる感覚がある。力を変換する能力のレベルが高い。他のフレームでは、適する踏み方があったり、キレイに回さないと進まないというモデルも多い中、デファイは許容量が広い。ロングライドではプロ選手でも後半は踏み方が雑になる。そんなときでも、チェーンの張っている方向にちゃんと力を伝えてくれる感覚のあるフレームだ。こういうところも、ロングライドの走りというものを開発者が理解していると感じた点だ。
ハンドリングに関してはバイクの狙い通り、キビキビではなく安定志向の味付けだ。言葉にすると「鈍いのでは?」と感じるかもしれないが、この場合の安定というのはすごくナチュラルな感覚。そこが本当に素晴らしい。
それも、ただフロントフォークのできがいいからではなく、フレーム全体のバランスが良い。これはジャイアントの得意とするスローピングフレームが上半身の軽さを生み出していて、バイクを倒したときにも良いバランスを生み出しているのかも知れない。
DEFY ADVANCEDは、「コンフォート」という言葉から一般的に想像するものとは違うバイクだ。のんびり走って楽しもうという要素は残しつつも、ライダーが持っている力を逃がすことはない。全部受け止めて、全部推進力に変えてくれるような感覚...。この要素があるおかげで、より遠くに、より長く走っていけるバイクに仕上がっていると感じた。
加速感に関しては、レーシングモデルと比べると鈍い点があるのは確かだ。「ギュッ」「スカッ」「カーン」という加速感がレーシングモデルのものであるならば、こちらは「スッスッ」と進む感じ。気持ちよく加速しているフィーリングだ。ここでもメーカー内のモデルごとの棲み分けができている。より加速性が欲しい人はTCRシリーズを選べばいいのだから。
やや遊び心がないこのバイクにオリジナリティを出すには? もし僕がオーナーになるなら、背の高いカーボンディープリムのホイールを履かせてみたり、標準では25Cのタイヤを23Cにしてみたり、チューブラーにして楽しんでみたい。高性能のホイールを履くことで、長距離での高速巡航をもっと追求してみるのも面白いと思った。
「乗り手のことをしっかりと考えつくした優秀完成車」 浅見和洋(なるしまフレンド)
このバイクのキャラクターは、コンフォート向けということもあり、余暇をのんびりサイクリングをして楽しみつつも、質の高い製品を求めるというスタンスの人にはいい存在だと言えるだろう。
良かった点は、時速30km程度での巡航性に長けていること。これは他の高い価格帯のバイクでもあまり備えていないレベルが実現されていると思う。なのでレース以外の用途のスポーツライドでは最高のパフォーマンスを持っていると感じだ。
加速感は、パワーコアBBがその役割を果たしており、垂直方向に踏み下ろした力が一切たわむことなくダイレクトに変換されて前に進む。振動吸収性についても、各パイプの役割がきちんと果たされているのが伝わってきた。
このバイクのパーツ構成は、乗る人が何を求めているかをしっかりと分かっている。1つはサドル。コンフォートバイクでよく使われるフィジーク・アリアンテ・ガンマが標準装備されているところがうれしい。足回りも非常に運動性能の高いマヴィック・キシリウムエリートホイール採用で、タイヤもミシュランの最高級グレード、プロ3レースを装備している。グレードからくる機材パフォーマンスは本当に高い。
完成車価格で36万円ということだが、もしフレーム組みでこれらのパーツを1つずつ足し算していくと、とてもこの価格は実現できない完成車だ。これはジャイアントならではの価格マジックだ。
ジャイアントオリジナルのハンドルバーは曲げ加減もちょうどよく、手にナチュラルにフィットする形状だ。通常、完成車のままのハンドルだと曲げが悪くて後々交換することになり、余計にお金が掛かるということがよくあるが、このDEFYのパーツ構成であれば、そんな無駄なコストも抑えられるだろう。
フレームもパーツも走りも、全てにおいて非常に良いバイクだと感じた。更に完成車としての価格まで考慮すると、非の打ちどころがまったく見つからない素晴らしい1台である事は間違いない。
DEFY ADVANCED1
フレームマテリアル アドバンスドグレードコンポジット
フォーク アドバンスドグレードオーバードライブコラム
メインコンポ シマノ・アルテグラ
クランク シマノ・アルテグラコンパクト
ホイール マヴィック・キシリウムエリート
タイヤ ミシュラン・プロ3レース 700×25C
フレームサイズ 430(XS)、465(S)、500(M)
カラー カーボン・ホワイト
希望小売価格 367,500円(完成車)
インプレライダーのプロフィール
鈴木祐一(Rise Ride)
サイクルショップ・ライズライド代表。バイシクルトライアル、シクロクロス、MTB-XCの3つで世界選手権日本代表となった経歴を持つ。元ブリヂストンMTBクロスカントリーチーム選手としても活躍した。2007年春、神奈川県橋本市にショップをオープン。クラブ員ともにバイクライドを楽しみながらショップを経営中。各種レースにも参戦中。セルフディスカバリー王滝100Km覇者。
サイクルショップ・ライズライド
浅見和洋(なるしまフレンド)
プロショップ「なるしまフレンド原宿店」スタッフ。身長175cm、体重65kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質は厳しい上りがあるコースでの活躍が目立つクライマータイプだ。ダンシングでパワフルに走るのが得意。最近の嗜好は日帰りロングランにあり、例えば東京から伊豆といった、距離にして300kmオーバーをクラブ員らと楽しんでいる。
なるしまフレンド
ウェア協力:カステリ(インターマックス)
text&edit:吉本 司
photo:綾野 真
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